ピタ党首が首相に選ばれるためには下院議員500人と上院議員250人による首相選で過半数票(376票以上)を獲得する必要がある。
連立政権樹立を目論んでいる前進党など8政党の保有議席は合計312で、その他の政党が協力しない場合、64人以上の上院議員が賛成票を投じない限り、ピタ党首は首相ポストを得ることはできない。
前進党が不敬罪を規定した刑法112条の改廃を以前から提言していることに少なからぬ上院議員が反発しており、これが首相選に影響するのは必至とみられている。
タイで新政権樹立前はいつもこんな感じで、ごたごたもめまくってことが進むのが非常に遅い。
ピタ氏の選挙法違反問題もまだ未解決。
不敬罪はタイではタブー領域なのですが、そこに土足で踏み込んだピタ氏が多くの議員から反感を買われるのは事実。
今は熱帯低気圧状態でくすぶっていますが、これがいつ台風に発達するか時間の問題です。
台風になればタイは大荒れとなるでしょう。
大麻関連の商売人や、愛用者はピタ氏の首相に大反対です。
ピタ氏は大麻の解禁を取りやめ、麻薬に再指定すると断言していますので。
さて、タイのトイレですが、日本のようにウォシュレットはほとんど普及していません。
今後も普及はしないと思います。
なぜなら、ウォシュレットは高いし、タイのトイレに電源がついているところは最新コンドミニアムぐらいで、つける場合配線工事が必要となることと、既に手動ウォシュレットがほとんどの家にあるからです。
この小さなシャワー(ファークブア)のようなものが手動ウォシュレットです。
せいぜい150B(600円)程度で、誰でも水栓を止めれば簡単に取り付けられます。(日本のトイレでもOK、実証済み、水栓二股ジョイントが必要です)
タイのお土産にしてはいかがですか?
水圧はウォシュレットより強く、慣れるとこれがないトイレには入る気がしません。
トイレの掃除にも利用でき、とても便利ですよ。
マレーシアだとこのシャワータイプではなく、便器に蛇口がついており、そこからものすごい勢いで噴水のように水が発射されます。コツを得ないとお尻がびしょびしょになってしまいます。(わたしもびしょびしょになりました)
ちなみにタイでのトイレ掃除には希釈ハイターを使用している家庭が多数で、つけ置きしておけば黄ばみも、匂いもしっかりとってくれますし、何より安いのが一番です。
それとハイターを使う理由はもう一つあり、毒蛇の侵入の予防になります。
タイの便器は野生動物たちの連絡口になっているのです。