薬

タイと日本では法律が異なります。
日本では問題ない薬でも、日本から持ち出すと違法になるものが多々あります。
例えば正露丸、これはタイへの持ち込みが禁止です。（数年前の情報ですので現在の正確な可否は不明です）
一番手っ取り早い方法は、バンコクにある日本人向け薬局で、在庫の確認をするとよいでしょう。
ここで取り扱いがあれば、その薬はOKです。
ネットで検索すればすぐ出てきますが、違法かどうかを正直に質問するのはやめましょうね。

タイの税関はあの手この手で旅行者から罰金を巻き上げようと必死です。
何度も書いていますが、タバコは1カートンまで、電子タバコは所持すらできません。
日本なら、日本ではと、日本を基準に考えることは海外に出たらやめてください。
どんなに反論しても無駄です。
法律は知っていようがいまいが躊躇なく適用されてしまいます。
特に持病がある方は、医師の処方箋（病院名やドクター名、薬名は英語で記載）を薬と一緒に持ってきた方が無難です。
あとなるべく不要な薬は所持しないほうがいいと思います。
日本の薬はタイでは許可されていないものが大部分です。

逆にタイの薬も日本へは持ち込めないものが大部分です。
大麻や麻薬は当然ですが、普通の風邪薬でもタイのものには麻薬成分が含まれているものが多々あります。
これを持ち込めば、麻薬取締法違反で最悪、空港で逮捕されます。
こちらも同様で、結果がすべてで、持ち込めば知らなかった、成分はわからないという言い訳は通用しません。
どうしてかと言いますと、多くの麻薬運び人は「知らなかった」という言い訳をするそうです。
薬や食品、植物の取り締まりはかなり厳しいのでご注意ください。
特にタイからの帰国者には必ず麻薬犬が匂いを嗅ぎに来ます。
犬の臭覚は半端じゃないですよ。

チェンマイでは7度の寒さ

北部チェンマイの山頂付近で気温7℃を記録

今年のタイの冬は大分冷え込むようで、チェンマイではすでに7度を記録、雪はまだですが、霜が降りています。
今年の北部は雪が降るでしょう。
タイは常夏の国ではありますが、冬という季節もちゃんと存在しています。
バンコク周辺は朝夕は大分涼しくなってきていますが、日中はまだ暑いです。
雨も降らず、暑すぎずこの時期が一番よいのかもしれません。
タイ人やタイに住んでいる私たちは、11月～2月に泳ぐということはしません。
プールの水も全部抜きました。
あと、タイ南部はこれからが雨期本番に入ります。（2月ごろまで）
日本の地域で見ますと
チェンマイ→北海道
バンコク→東京
プーケット→沖縄
となります。

ワーイ

タイの良き習慣として「ワーイ」というものがあります。
これは目下のものが目上に対し、必ずワーイ（合掌）をするのがタイでは習慣です。
初めてであった人でも相手が明らかに目上（年齢、立場で）であれば必ずします。
もちろん神仏に対してはほぼ100％のタイ人がワーイをします。

そこで私のとても恥ずかしい過去の出来事を紹介します。
BIG Cというスーパーで女房と買い物をした時の話で、女房の買い物はいつも長くとても疲れるので、
私はレジ前のベンチに座って女房を待つことにしました。
ふと気が付けば若者が、ベンチに座ってくつろいでいる私に向かって、ワーイをしてくるではありませんか？
おかしいなと思いつつもそのままくつろいでいると、次から次へと若者が同じようにワーイをしてきます。
まあ、気分は悪くないので、よしよしと言わんばかりに首を縦に振り、一人一人に応えていました。
私はまるでお坊さんのようにバリカンで髪の毛を短くしているので、多分、どこぞの坊主と勘違いされているのかな程度に思っていましたが、
ただ、そのうち長い順番待ちの列ができるほどになり、さすがに私も「これはおかしいぞ！」と思い、
ふと振り返れば、なんと！私のうしろには、黄金に輝く巨大な仏像がドーンと構えているではありませんか！！

ワオー！何てこったい！

よほど疲れていたのかその存在にまったく気が付きませんでした。
そう、列ができるほどの若者たちの合掌は私にではなく、この仏像へだったのです！
恥ずかしい！穴があったら入りたい気分でした。
すぐ私は席をたち、人目のないところへとスタスタ急ぎ足で移動しました。
女房に一部始終を話したら、七転八倒、腹がねじれるほど笑われました。
皆さんもタイでは仏像の前には絶対座らないでくださいね。

さてタイのお菓子をご紹介しますね。
カノンサムチャン（3段お菓子）といたって単純なネーミングですが、
味はとてもおいしく、日本の名古屋のういろうとほぼ同じ味です。

画像ではわかりにくいですが、ココナツミルクを固めた上に、3層になった水菓子です。
どえりゃ～うまいでよ。試してみてちょ～よ（私は名古屋生まれです）

迷惑なロイクラトーン

ロイクラトン祭は、毎年タイ旧暦12月の満月の日に祝われ、2022年は11月8日（火）がその日です。

また迷惑な祭りの季節がやってきました。
タイではハロウィンよりロイクラトーンです。
住んでいると「損苦乱」とこの祭りは迷惑以外の何物でもありません。
この祭り期間中はなるべく外出しないようにしています。
道路は大渋滞、ソンクランは1年じゅうで一番死亡事故が多発する期間で、ロイクラトーンも交通事故死がかなり多い日です。
両祭りとも多くの車が薬物飲酒運転で、事故が起きないほうがおかしく、さらにソンクラーンでは時速100K以上の走行車（タイでは一般道ではこのぐらいのスピードは当たり前です）に、バケツや中には放水機で遠慮なく水をぶっかけるのですからスリップしないはずがありません。
氷や白い粉（小麦粉？）をかける人もいます。
対象はすべての歩行者と通行車両で、仕事でスーツを着ていようが、スマホをいじっていようが遠慮なくぶっかけられます。
それでスマホやパソコンが故障しても誰も知らんふりですよ。
怒れば頭を冷やせと言わんばかりにさらに水をぶっかけられます。
窓を閉めた車には窓を開けてくれと言われ、開けた途端車内に水をぶっかけられます。

それとロイクラトーンは灯篭を川に流すため、数千トンのごみが川に滞留し、これが洪水の原因になっています。
さらにロウソクのついたコムロイ（スカイランタン）も飛ばすので、火災、飛行機の欠航など悪影響しかありません。
観光客にはきれいと映るかもしれませんが、こんな祭りは早く法律で規制し、指定地域のみで開催するようにしてほしいです。

またタイ航空値上げ！！

金額は日本などタイ国外で発券する場合、航空券1枚につき10USドル（発券時点で適用される為替レートを使用して現地通貨に換算）、タイ国内で発券する場合は航空券1枚につき350バーツとなります。

・予約システム利用料は航空券上ではタックスコード「YR」として反映
・タイ国際航空の航空券で他社航空会社区間のみを購入する場合も対象
・小児運賃に対しても同額を徴収
・手数料の払い戻しは不可
・再発券時は適用外

間違いなく利用者は激減するでしょう。
今でも日によっては日本タイ往復で15万円（もちろんエコノミー席ですよ）の日もあるTG（タイ航空）ですが、
これから年末でいくらになるか・・恐ろしい料金になるのは間違いありません。
さらに追い打ちをかけ、いろいろな名目で値上げラッシュをしています。

一方、タイエアアジアXはいろいろプロモーションを出してはいますが、よくチェックすれば、片道12時間以上かかるトランジット便（どこかの国を経由するフライト、直行便ではありません）だったりと、詐欺まがいのことを繰り返しています。

TGにしてもエアアジアにしても、コロナで倒産した会社です。
必死なのはわかりますが、同情で高い航空券を購入したり、不便なフライトを利用するつもりは微塵もありません。
それを利用者に求めるのはお門違いです。
航空会社に求めるのは「安全で、安く、サービスの良いフライト」です。
ゴールドカードとか、1ランク上のフライトなんていうのは景気の良い時の話です。
私の中ではタイ日本間でこれを満たしてくれているのは、ZIPAIRのみです。
ただ関西など東京以外にはまだ就航していません。
機内無料WIFIもとても便利ですよ。
私も来年1月末にまた日本帰国を予定しており、早速ZIPで往復予約を入れました。
料金は荷物の追加重量オプションや座席指定、食事をつけ約7万円でした。
コロナ前なら高くても往復で3万かからなかったのですがね～
私はすべて戦争をやめないウクライナの独裁者・ゼレンスキーのせいだと思っています。
なお、どのLCC（格安航空会社）も、機内持ち込み荷物、預入荷物の重量チェックはかなり厳しくなっています。
重量オーバーの場合、かなり高い料金をその場で払う羽目になりますので、事前に追加重量サービスをオプションで付けておく方が無難です。