夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

オリンピックの主催者は誰?

2016年10月05日 02時30分31秒 | 社会
これは単純に開催都市でしょ。要は東京都です。
五輪憲章でも大会組織委員会は開催都市と当該国の五輪委(日本はJOC)の下に組織するとなっています。
 ところが大会組織委員会の森喜朗会長は、東京都が組織委に対し「監理団体」の指定に応じるよう要請をしていたことに対し「我々は東京都の下部組織ではない」と憤慨。「そういうことを言うなら都から借りたお金をお返しする」と、都が組織委に拠出した出資金57億円を返還することまでも示唆したとのこと。
 上記五輪憲章にも謳われているように、大会組織委員会は東京都の下部組織なのです。組織委員長である森さんが五輪憲章を知らないわけはないし、お上に対してどうしてこんなデカイ態度がでキチガイ発言が出来るのか?
 お金を返すのではなく、クビですね!森喜朗会長は。お金を返してどうしようとしているのでしょう?もっともお金を返してもらえば組織委は活動が出来なくなるので自動解体しますが。まぁ、どちらでも良いです。こんな訳の解らない馬鹿が組織委員長なんてやってたら2020東京オリンピック・パラリンピックは最低の大会となることは今から判っていることですから。

国際ボート連盟のロラン会長が東京都の小池百合子知事と会談して2020年東京五輪・パラリンピックの競技会場見直し案に不快感を示したとのこと。
国際ボート連盟のロラン会長は下記のように言っています。

・「私が見たかぎり、とても良い環境だった。水は穏やかで、海の森水上競技場でオリンピック競技が開催されるのが想像できた」

・「オリンピックのためでなく将来のレガシーのためにプロジェクトを実行していくことが重要。『海の森水上競技場』が、最も良い選択だと思う」

・「直前に海の森から変わるかもしれないと報道で知って驚いた。承認済みのことに関して、我々に事前に相談がなかったことが残念。なぜこうなったのか深く知りたい」

と。
 なんか信じられません。と言いますのも、もし『海の森水上競技場』で競技が行われるのであれば世界初の海水での競技となります。皆様もご存知のとおり、淡水と海水では浮力がまったく違います。水の粘性も違います。これで例えば世界新記録とか出ても過去の記録と比較のしようがありません。こんなことは誰でも分かる事なのに国際ボート連盟会長という立場の人が分からないとは思えません。ではなぜこんな事を言っているのでしょう?僕には誰かに言わされているとしか思えないのですが。よく昔の自○党が使ってた手口に良く似てます。でも、もし本気でロラン会長がそう思っているのであればIOC(国際オリンピック委員会)に比較にならない土俵(海水と淡水)なのに、あえてそれを示唆してくるこの人に異議申し立てをし、早いところクビにしてもらいましょう。

 また丸川珠代五輪相も訳のわからない発言をしています。4日午前の記者会見で、国際ボート連盟のロラン会長が東京都の小池百合子知事と会談して2020年東京五輪・パラリンピックの競技会場見直し案に不快感を示したことに関し「競技運営は(大会)組織委員会がIOC(国際オリンピック委員会)と交渉し、都がサポートするのが第一歩だ。」と。五輪相が五輪憲章を知らないはずないし。。。こちらも誰かに言わされているとしか思えません。もっともちゃんと五輪憲章を知っていればこんな発言はなかったはず。こんなキテレツな五輪相もはやく辞任してもらわねばいけませんね。こういうわけの解らない人が正常な運営を阻止するのですから。

結局のところ主催者は東京都。だって、東京都が招致したのですから。そしてそれをサポートするのが五輪相。そして組織委員会はその下の労働団体。要は働き蜂です。働き蜂は東京都や国の意向を正しく理解し、それを反映させられるように動くだけです。「我々は東京都の下部組織ではない」と憤慨し「そういうことを言うなら都から借りたお金をお返しする」などとのたまう族は置かれた立場が理解できていないおバカさんということです。また、「組織委員会がIOC(国際オリンピック委員会)と交渉し、都がサポートする」なんて訳の分からないことを平気で口にする大臣も同じです。そして過去の記録を抹殺してまで海水での開催に固執する国際ボート連盟のロラン会長は中学生の物理を勉強し直す必要があります。

こう書くといかにも小僕が池さんを応援しているようですが、そうではありません。僕はあの人とはウマが合いません。でも、オリンピックも豊洲も道理に外れた人たちが寄ってたかって国民や都民の税金をくすね取ろうとする人たちの集団であることを世間に知らしめたという意味で、これからも頑張っていただきたいと思っています。

私的意見ではありますが、もうオリンピックも豊洲移転も・・・今までの東京都がやってきたことは嘘とごまかしの塊ですから、一旦白紙に戻す必要があるように思えてなりません。豊洲は埋立地ですからちょっと大きい地震がくれば液状化しやすい土地です。液状化した土地にコンクリートみたいな重たいものがあれば沈み込みます。空洞で軽ければ浮き上がります。これで建物(特にコンクリート)にヒビが入らないはずはありません。どうしても豊洲しかないというのであれば安全の確認も必要ないでしょ。でも、安全な場所は他にいくらでもあります。そんな危険な場所に固執する必要はまったくないと思います。それより、また移転なんてことがないよう、将来を見据える必要の方がもっと大切だと思います。えっ?財源?・・・最終的な書類に印を押した人が全財産をはたいて対処すべきでしょう。で、足りないなら都税を使うしかないでしょ。都民が選んだ都議会議員がやった事なのですから。

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2 コメント

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Re:Unknown (管理人)
2021-05-28 06:58:16
Unknown様
冒頭に『五輪憲章でも大会組織委員会は開催都市と当該国の五輪委(日本はJOC)の下に組織するとなっています。』と書きました。ですから五輪主催者はいつだってIOCであることは当たり前の事ですね。でもそれを勘違いをしている人が居るということを書きました。
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Unknown (Unknown)
2021-05-28 00:03:16

五輪主催者はいつだってIOCです。東京五輪の開催都市が東京都ですが、主催者はIOCです。
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