夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

魔女狩りの世界へようこそ(新型コロナウイルス感染症)

2020年04月19日 04時06分57秒 | 新型コロナウイルス

 16世紀後半から17世紀半ばまで行われた魔女狩りは、その犠牲者の数は不明ですが、その犠牲者は6万人に上ると言われ(数十万とも数百万人にも及んだという説もあります)、これは実際にあった悲劇です。
 人は今回の新型コロナウイルスのような良からぬ事が起こると、その原因について考えます。当時は『自然発生的なもの』か『神の忠告』か『悪魔の仕業』としか考えられませんでした。で、自然発生的なものと考えてしまうと手の施しようがなく、神の忠告と考えるとその責任は自分たちにあることになってしまうので、結局悪魔の仕業だということにしました。そしてその悪魔の手先が“魔女”だと考えたのです。当時、 一説によると中世に飢饉が起こり大混乱に陥った上に黒死病の大流行という災厄が起こったので、その原因が魔女の仕業であるとしたのです。そしてこれを機に魔女狩りが始まったのです。
 魔女なんて本当は居ませんから、結局のところ何の罪もない普通に生きている女性に色々な因縁をつけて魔女だとうことに仕立て上げ(魔女裁判というものがあった)、その人たちを拷問にかけ、他の知り合いの女性の名前...を上げさせ、その名前が挙がった人たちは共謀者としてまた拷問にかけて殺害する・・・を繰り返したのです。拷問でその共謀者とする人の名前を挙げれば天国に行くことができ、挙げなければ地獄に落ちるとされ、結局どちらにしても殺される運命だったのです。時に魔女裁判には魔女とされる女性の子供まで引き出され、「お母さんが魔女だと言えば帰してあげるから」などと嘘をついて魔女裁判で証言させて無理やり魔女にされた女性も居たそうです。考えただけでも恐ろしい事件です。勿論、拷問や殺人も恐ろしいのですが、何が一番恐ろしいかといえば、この魔女狩りは一部の人がやっていたことではなく、悪意があったわけでもなく、世の総意で行われていたということです。つまり世間一般の人たちが拷問や殺人を“良い事”として行った事実です。
 なぜ今のタイミングでこんな事を書いたのかと言うと、今回の新型コロナウイルス感染症でもそれと同じようなことが起こっているからです。殺人までには至りませんが、政府が外出を控えて下さいとうオフレを出すと、途端に街を歩いている人たちをまるで犯罪者扱いに感じてしまうのです。政府が行っている“ごま塩政策”が正しいと確定している人たちにとってはそうなのかもしれませんが、僕のようにその政策が正しくないと考えている人も居ます。いままで経験した事がないウイルス感染症ですから誰も正しい事なんてわかっていないというのが正しいところです。こんな何もわからない状況下で“ごま塩政策”を頑なに信じていいのでしょうか?僕はこんな時、今までの経緯や諸外国の例などを見て決めています。
 例えば、このウイルスを完全に防御することはできないという現実。それは今までの2ヶ月程度で完全防備で治療に臨んでいる医者がすでに100人以上も感染していることから得られる結論です。マスクも手袋もフェイス・シールドも防護服もこのウイルスに対してはそんなに効いていないことを物語っています。また、諸外国でも“ごま塩政策”を最奥しているところがありますが、その結果は決して良いものではありません。このように未知とは言われながらも、今までの経緯から結果を想定できることは沢山あります。そしてこの不要不急の外出はしないという 政府の“ごま塩政策”は4月7日の「緊急事態宣言」を経て、より強固なものとなりました。とすると潜伏期間が概ね2週間程度と言われていますので、結果が出るのは概ね21日。つまりは明後日からです。ですからこれからの数日間の検査検体数と感染者数を見ればその答えが出るはずです。これで結果が良くなければ外に出ている人たちを犯罪者使いになんかできないでしょう。良い結果が出る事を期待しながらも、今までの経験から政府の発表は嘘だらけなので正しい結論が得られるかどうか?は、はなはだ???ではあります。
 これからも政府は色々な策を講じてくると思います。皆様にあっては、その結果を踏まえて、もしいい結果が得られたのであればそれを採用すればいいし、いい結果が得られないのであれば(もしいい結果が得られない場合、政府はより一段と強固な要請をしてくる可能性が高いです)これ以上の締め付けには乗らないでいいと思います。政府の一つ一つのアクションがその答えを出しますから、そこから得られた結果を見て各人が熟考し、何が正しいのかを導き出し、そこから正しく行動することが大切であって、政府がこう言っているのだからそれが正しい事だと洗脳されてしまうことはまさに魔女狩り状態です。それはとても危険な事だという認識を持っていただきたいと思っています。
 よーーく考えたら政府がやっている“ごま塩政策”は結果的に医療費を削減でき、人口比生率も正常化に近づくわけですが、やってることは「津久井やまゆり園」で植松死刑囚が起こした事件と同じ考え方です。しかも規模はこんなものではありません。これが正しいと言える人がどこに居ましょう?我々はこれから起こる総ての現象を一つ一つ検証しながら生きる方向を見つめなければなりません。



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