夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

歯医者は行っちゃダメ?

2020年04月13日 17時06分19秒 | 新型コロナウイルス

 今朝TVで『“歯石除去が新型コロナウイルスの対策に有効”というデマ』とか、『歯医者は濃厚接触だし飛沫が多いからかなり感染率が高い』だからなるべく行っちゃダメと訴えていた。・・・本当にそうでしょうか?
 まず皆様に知って頂きたいのは“新型コロナウイルスに(現在は)治療法がない”という事です。ですから、我々に残された唯一の治療法(対処法)は“早いところ(新型コロナウイルスに対する)抗体を体に作ってもらう事”です。そのためには、まずは心身が健康であることです。政府が外出自粛を訴えている現在、皆様の心は相当に弱っていますので、少なくとも心身の“身”の方だけでも強くしなければなりません。“身”を健康に保つためにはそのためのエネルギーが必要です。我々はそのエネルギーを食べ物から得ています。エネルギーを効率よく得るためにはよく噛めることが必要です。歯や入れ歯が良くなくてそれがしっかりできない人が新型コロナウイルスに感染した場合は免疫が出来づらいので悪化する可能性が高いのです。
 歯医者自信だってできるだけ診療したくはありません(多分)。患者さんが感染する確率よりも歯科医師が感染する確率の方が圧倒的に高いからです。しかもその確率を下げる対処法がありません。・・・マスク?防護服?こまめな手洗い?・・・どれも効果がない事は医者が100人以上も感染していることがそれを物語っています。
 ではどうして診療を続けているのでしょうか?『そんなに怖いのだったら休診にしちゃえばいいのに。歯なんかコロナに関係ないでしょう?』と言われるでしょう。でも実はそれは違います。それは各歯科医師ごとに考え方が違うかもしれませんが、私的には上記のように、今我々が出来る事があるからです。そしてそれは新型コロナウイルスの拡散を大きく減らす可能性を含んでいると考えるからです。患者さんが少しでも快適に噛めるようにして健康を増進し、一人でも多くの人に抗体を作ってもらって治ってもらいたいと願うその一心です。これがなければ僕はとっくに休診にしています。我々が治療した患者さんが、近い将来感染して無症状のままサッと免疫を作ってくれて無症状のまま自分の体が直してくれて、尚且つこれから(抗体ができたのですから)この病気にならないですみ、まるで何事もなかったかのように普通に生活していけるのを願っての事です。正直に申しまして、とても怖いです。でもこれが我々に与えられた医療人としての使命と認識しております。

 現在、幸いにも歯科医院で歯科医師から感染させられた患者さんの例はありません(と思います)。これは歯医者が滅菌・消毒を徹底してやっている賜物です。ですから今のところは安心して歯科治療を受ける事ができます。しかしながら、歯科診療は顔と顔が近づき、歯医者との距離も至近距離なのですから、患者さんは勿論、歯科医師はもっと感染する確率が高い行為であることは明らかです。政府が現在のような未熟な政策しか取れないようでしたら定期健診などは控える事が自分のためでもあり、また歯医者さんのためでもあります。
 繰り返しますが、定期検診などでの歯科医院の通院は自粛してください。でも、虫歯があったり、入れ歯が合わなかったりして良く噛めない状況でしたら即刻歯医者に行って噛めるようにしてもらってください。



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