夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

忍耐の限界

2011年04月29日 22時10分38秒 | 社会
『海外メディアが日本人は忍耐強いと絶賛』と日本のメディアが伝えています。実際、海外のメディアがそのような報道をしていることは承知しておりますが、これはちょっと皮肉が入っている感じがします。要は日本人は何もできず、政府の言うなりになっていれば何とかなるという他力本願しかできないという意味も込められているように感じてしまうのです。
 こういう海外の報道を素直に報道する日本のメディアのバカさ加減も呆れたものですが、バカにされていることに気づかずにいる日本人も相当なものです。国が東電と結託し、国民に『絶対に安全』と嘘八百を並べて原発を作り、その挙句に壊れて、二か月経とうとしている現在でも放射能を止められず、結果、国民に放射能を浴びせ、その上、停電させて日本経済を陥れ、国民に不便させ、食べ物の安全性を低下させ、飲み水までも放射能で汚し、加えて政府は将来的な国民の健康も保証せず、子や孫に至るまでを含めて不安に落とし込めて・・・これ以上ない!事をされても国民は何も行動を起こさない。こんな状態ですからバカにされても仕方ないですね。こんなことされているのですから、皆さんも少しは怒りましょうよ。
 しかも、恐ろしい事に目の前に吊るされた報酬に釣られた国民は原発を否定せず、そのツケは子や孫の代に引き継がせる・・・海外から見たら呆れた国民です。自分たちならまだしも(多少なりとも責任は国民にもあるので)、まったく責任がない子や孫まで痛め付けても平気な国民はどうみても不思議でならないでしょうね。ちなみに僕も子が一人います。本当ならもっと欲しかったですが、こんな国であることは元から判っていたことですから怖くて子供を作る気にはなれませんでした。僕らが作った子らが不幸になる(我々のツケで)のは明らかですから。もっとも沢山の子供を作られている方も見受けますが、親御さんの方がきっとこういう事が判っていないのだと思っています。わざわざ不幸になることが判っていても子を作ろうなんて普通の親なら考えないですから。判っていて作ったのであれば、見方を変えれば虐待といっても良いかもしれません。こんなことで政府がやっている少子化対策なんてまったく無意味でしょう。
 皆様にもちょっと考えてもらって、このまま世界の笑い者になり続けるか?それとも新たな日本を構築していくか?を判断しなくてはならない時期が今だと考えます。

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