夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

アカムシ・タイリクバラタナゴ Part.4(アカムシ・タイリクバラタナゴは面白い)

2015年10月20日 12時29分54秒 | タナゴ釣り
 タマムシやグルテンを使えば簡単に釣れてしまうタイリクバラタナゴですが、敢えて掛かりが悪いアカムシを餌にタイリクバラタナゴを狙ってみると、これがなんと面白いことか!グルテンを使わなくなった理由は前回までで書きましたが、それでアカムシに行き着きやってみたのですが釣れない釣れない。朝のタイムトライアルでも“ツ抜け”がやっとの状態。でも流石にタイリクバラタナゴですからボーズってことはないです。グルテンでやってたときは束平均でしたから、その頃に比べれば1/10程度しか釣れないのです。じゃーグルテンに戻ればいいじゃんという声が聞こえてきそうです。でもこのアカムシの釣り。数は少ないですが楽しさが格別なのです。基本的にグルテンの釣りみたいに仕掛けを置いておくとほとんどの場合、フナ・コイ・タモロコ・モツゴそしてザリガニなどのエビ類が釣れてしまいます。ちょっと良い型のフナ・コイが来ちゃったりすると、ハリスが切れてその反動で仕掛けがグチャグチャに絡んでしまいます。よって、それらを掛けない竿操作が必要です。また魚信があってそのままにしておくと必ず放してしまいます。よってこれまた竿の操作でタイリクバラタナゴをその気にさせてアカムシをタイリクバラタナゴの喉の奥に突っ込むようにします。そして、それらの竿操作が総て機能したときはちゃんと釣れてくれるのです。つまり、こちらの竿操作が結果に端的に現われる釣りなのです。
 釣れないけど面白い。まさに僕が望んでいる釣り。それがこのアカムシ・タイリクバラタナゴです。タイリクバラタナゴたちがその小さな口に目一杯アカムシを頬張って上がって来たりすると、この小さな口によくも突っ込めたと自画自賛できます。そして僕の竿操作に落ち、口を目一杯開いてアカムシを食べてくれた彼らが愛おしくて仕方なくなります。(画像)

 グルテン餌もアカムシも同じタイリクバラタナゴという魚を釣るわけですが、釣れてきた時の一匹の重さが違います。そしてその満足度も桁外れです。一瞬の幸福を味わいたい人は是非チャレンジしてみてください。新たな世界が開けると思います。

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