夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

アカムシ・タイリクバラタナゴ Part.3

2015年10月15日 15時54分52秒 | タナゴ釣り
 アカムシ・タイリクバラタナゴの報告をサボっていてすみません。11日に4匹という大記録を打ち立てた僕はもう恐い釣果がなくなりました。その後も低迷は続いて12日に17匹、13日に9匹、14日は14匹、そして今日15日は24匹です。なんとなく、徐々に上がって来た感じがしてますが、特別なことはやっていません。単純にフナを避けられる誘いを研究し、アカムシを思いっきり口の中に突っ込むための努力をしているだけです。グルテンを使えば誰が釣っても束くらいは釣れるのですが、そういう釣りって単調過ぎて飽きてしまうのです。グルテンを使って釣ってる人はバンバン釣っていますが、ああいう人って楽しいのでしょうか?餌付けて、投げて、上げて、魚を外してまた餌を付けてを繰り返すだけ。テクニックなどというものはまったくありませんから漁に近いものがあります。で、アカムシはどうなのか?と言いますと、基本的に相手が小さい上に口も小さいときていますから、アカムシを食うためにはヤツらが口を思いっきり広げなければ入りません。水槽でみていると、咥えるまでは行くのですが、飲み込むには至らずに諦めてしまうパターンが多いです。でもアカムシは彼ら(タイリクバラタナゴ)にとっては超ご馳走です。口にさえ入れば必ず釣れてくれるのです。そこでこちらとしては彼らの口に無理くりぶち込むように竿の操作をします。魚は総てそうだと思いますが、餌に逃げられてしまうと思うと無理して喰おうとするのです。この習性を利用して魚信があったら餌に“逃げちゃうぞ”的な竿操作をするのです。上手く行くとその後ウキが大きく引き込まれますからここでアワセを入れます。と、言葉で書くのは簡単ですが、その微妙なテンションの掛け具合が絶妙なのです。テンションを掛けなければ鈎掛かりしないし、掛け過ぎたら餌を放してしまいます。加えて、アカムシはフナやモツゴ(クチボソ)、タモロコなども大好物ですから、投餌して待っているだけだとタイリクバラタナゴよりもこれらの外道の餌食になってしまいます。ですから、これらの外道を避ける竿操作も必要になります。よって、投餌してから掛けるまで竿を止めておくことがありません。
 アカムシ・タイリクバラタナゴはこういう釣りです。正直申しましてまだ全然完成してません。でも、この微妙な竿操作がたまらなく面白いのです。そしてタイリクバラタナゴを掛けられた時の至福感はグルテンで釣ってもまったく感じられないものです。
 釣れないですけどこの釣りを始めてからタイリクバラタナゴ釣りが面白くなって来ました。しばらくはこの釣りを研究し、少しでも完成度を高めて行きたいと思っています。そしていつの日かグルテンに勝ると劣らない釣果を叩き出せたらこんな嬉しいことはありません。

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