夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

おひさしぶりです。

2021年10月17日 23時36分56秒 | 巨大魚

【久し振りのソウギョ】
 もしかして今年初?・・・ってか、今年はソウギョ釣りに行っていませんでした。
今年は川に工事が入ったためソウギョが遡って来ませんでした。ってか、来られませんでした。で、タナゴ釣りに傾倒していました。
 先日、コイでもいいと言う人の案内をしたのですが、日並みが悪くて苦戦。唯一掛った魚も障害物に掛ってしまって・・・鈎先が折れてました。その魚の引き具合、そして鈎先だけが折れていた事から、僕はそれがソウギョであると想定しました。魚を掛けた本人もアメリカナマズかコイだと言っていたのでそうなのかもしれませんが、あの引き具合と鈎の折れ具合からしてどうしてもソウギョの可能性が否定できません。
 幸い掛ってすぐに鈎が折れたので魚にはそれほどのダメージはなかったと思います。って事は、二~三日置けばまた喰って来るハズです。
 で、今日雨上がりに探りに行ってみました。コイでもアマリカナマズでも何でも構いません。ソウギョだったら儲け物です。ソウギョだったら着き場も判っているし、僕はコマセを使わない事が多いのですが、先日は喰い気がなかったのでかなり食パンを撒きましたので食パンが美味しい事も知って覚えているはずです。ですから一流し目発で喰って来るはずです。
 糸は4Lbを巻いてあったのですが、もうかなり時間が経ってしまって居るので劣化してしまっています。交換しなければと思ったら、先日貸し出していたリールに8LBが巻いたままになっていたので。勝手に使わせて頂きました。4Lbより確実に仕留められるはずです。
 そして一投目。先日喰って来たポイントに徐々に餌が向かって行きます。心臓がバクバクしてます。そしてポイントに仕掛けが到達。・・・何も起こりません。そして仕掛けを回収しようとした時、餌から右1mの場所の水面が大きく動きました。魚種は判りませんが、水面を揺らすほどですからそこそこのサイズであることは確かです。その水面を揺らすサイズの魚が餌を喰いに近付いて来た時に僕が仕掛けを上げるためにテンションを掛けたので、その異変に気付いたその魚が急ブレーキを掛けた波だと判断しました。そのままそーーっと回収して仕切り直しです。今度は先ほどより1.5mほど右のラインを狙いました。そして餌がそのポイント目掛けてユラユラと流れて行きます。そして・・・あと5m・・・4m・・・そして3m・・・ここで水面が盛り上がりました。直後にウキが消え、竿先には昔懐かしい重量感。ここで普通に引いたら先日と同じ目に遭うと思った僕は、逆にドラグを弱めて、魚を下流に走らせました。少しでも広い所で勝負をしたいからです。ドラグが滑って魚が流れに従って下流に向かっている事を確認しながら僕はソウギョより早く走りました。下流が広いとはいえ。障害物だらけの場所ですので、泳がせているとろくな事にならないのは明白ですから少々きつめのファイトをしてGet。
 やったぁ!!!ソウギョです。それほど大きくはないですが、何だかとても嬉しい一匹です。産卵前なら結構な重量があったのでしょうが、産卵はとっくに終わっています。可もなく不可もないって感じのソウギョ。
 『こないだ喰ったパンは少々チクってしてなかった?』と尋ねてみましたが、怒っているのか?まったく応えてくれませんでした。
 こいつが先日の魚かどうかは判りません。でも同じ場所、同じ仕掛け、同じ餌で喰って来たことから、先日釣りをした時もここにこのソウギョが居た事は確かだと思います。
 端から記録を狙っての釣りではないので重さは測りませんでした。体長は1m08㎝でした。