夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

下の毛鉤で

2015年10月04日 20時28分21秒 | 渓流釣り
下の毛鉤で釣れたのがこいつ。
40㎝ほどの鮒です。
昨日は1時間半ほどの練習で鯉×4、鮒×3でした。
使用したロッドはSHIMANOの『スーパーゲームサーモンスペシャルNK』。サケを釣る竿ですので少々のことではへこたれません。こういう竿を使っていると抜群の安心感です。よく、重いでしょ?と聞かれるのですが、それほどでもありません。僕は平均より力がない方ですが、この竿だと一日中振っていられます。勿論ダブルハンドです。ハリスも3号ですから余裕です。ちなみにこの鮒は抜きの練習もさせていただきました。タモに納まった時の重量感は半端ないです。

 で、問題なのは鮒の魚信。自分でも分かっているのか?どうかが分からないというのが本音です。
流し終えてないピックアップで掛かることが多いです。
ではどうして魚信がないのに途中でピックアップをしたのか?が本人にも分かりません。まだピックアップのタイミングではないのに何故上げたのか?が分からないのです。自分では気が付かない変化を体が察知して勝手に手が動いているとでもいいましょうか。
(故)堀江渓愚氏は生前に『テンカラに偶然はない』と断言していました。確かに魚は毛鉤を咥えて餌ではないと判断するとすぐに吐き出してしまいます。その僅かな間隙を縫ってアワせるのですから、確かに偶然の確立はかなり低い感じがします。でも、それもすばしこい渓魚でのこと。鯉や鮒は渓魚に比べて俊敏性に欠けるので、咥えてから吐き出すまでの時間は長いのかもしれません。
 毛鉤を沈めるてんからは訳が解りません。魚が毛鉤を咥えているのに判らない自分が情けないです。もっともっと経験を積まなければ。。。