せつなく朽ちた鉄扉

雑草地帯・日記部門。硬軟色々取り混ぜて、よろず話題の書き捨て場。
なおAdsenseはgooが勝手に出してるだけ。

2010.03.27 東京国際アニメフェア・その2

2010-04-08 22:53:20 | ヲタ
TAFネタその2というか後編。
今度は主に海外系、というか中国系ブースの話なんぞを。
なんか海外系は中国ばかり目立っていたような気が。

しかし毎度毎度パブリックデーでは非常に人気の無い海外ブースですけど、今年も当然の如く人気がありません。
でも中国のアニメなんてこんな機会でも無いと情報も得にくいので、知識として見ておく価値はあると思うんですよね。




デジ一眼が台に載ったごついメカ。
ストップモーションアニメを撮るための撮影台だそうな。2台載せて3D撮影も可。



中国のDISONという会社が作っているMOCO TOONという製品らしいです。
見た目の通り、PC上のソフトからの指示で自動でカメラを動かして撮影してくれるシステムなんですが、何が恐ろしいって、XYZ軸の移動分解能が0.0002mm、パン&ティルトの分解能が0.001度っていう余りにオーバースペックな精度。ちなみに髪の毛の太さが細い人で0.05mmだそうなので、いかに高精度か分かります。
つか本当にそんな精度が要るのかなぁ。一応「PROFESSIONAL STOP MOTION SHOOTING SYSTEM」とパンフには書いてあるんですが、プロの世界なら0.2ミクロンの精度が必要なんでしょうか。

ちなみにストップモーションアニメってのは、簡単に言うと「みんなのうた」みたいなヤツです。
丁度いいことに傑作がニコニコ動画にアップされているので、どさくさにまぎれて例として貼っておきます。







正直、本家元ネタよりこの紙動画の方が好き。


これもMOCO TOONがあったら、多少は楽できたんでしょうかね?
うーん、どうかなー。





謎のおもちゃ。何故かBANDAIブランド。


合体メカも当然の如く。割と無理の無い合体で好感が持てる。(笑)


なんか子供の頃を思い出すようなシンプルなおもちゃです。
最近の戦隊シリーズのゴテゴテとデカ過ぎるおもちゃも多少見習うべきじゃないかと。

しかし、バンダイは中国で中国版権(だよな?)のおもちゃもやってるんですね。
知らないうちに多国籍企業になってたんですか静岡のアナハイムは。




ツヤツヤテカテカの孫悟空。中華世界永遠のヒーローですな。


常州市創意産業基地という工業団地というか企業集団のブース。
なんというかまぁ何処かで見たようなモノが色々と。(笑)



孫悟空はともかく、ディズニー系からパワパフ、デジモンと、まぁ見事なパクリっぷりに脱帽です。
まぁ逆に言うと、このレベルなら下請けできまっせ、という良いアピールとも言えなくないですが。

総じてディズニーというか3DCGというかアメリカっぽい絵柄が多かった気がしましたが、要はソッチ系の絵柄の方が仕事が多いんでしょうね。
そう考えると、日本に中国アニメが進出してくる心配より、日本が世界に進出しようとしたら先に中国に押さえられていたでござる的な方を心配すべきかも知れません。




まさかの張飛危機一髪。これ欲しい。(笑)


これは今月からテレ東系で放送している三国演技って中国産アニメのおもちゃ。
バンダイ同様、タカラトミーも中国版権で中国国内の商売してたんですか。

しかし張飛でコレ作ろうって誰が思いついたんだよ。(笑)
これ国内で売らないのかなぁ。

そういえば肝心のアニメの方も先日1話を見ました。割と良く出来てましたけど、やっぱり何か感性が違うなぁって演出があちらこちらに。
日本アニメ市場は、まだまだ中国には難しそうですねぇ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿