せつなく朽ちた鉄扉

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2011.02.11 CP+その2:EPSONブースと吉田繁氏

2011-02-14 23:31:06 | デジカメ・AV系




CP+ネタその2。
今度はエプソンブース。ここはほぼ「PX-5V」という新型高級プリンタ一色でした。

 ■エプソン、A3ノビ対応の高品位「MAXART」シリーズのインクジェットプリンタ (マイコミジャーナル)
 ■シリーズ最高画質プリンタ「PX-5V」は「カメラに選ばれる」 (ITmedia+D PC USER)



これがPX-5V。顔料インクのくせに染料インク並みの解像度。


ありゃピンボケた。染料のPMシリーズと顔料のPXシリーズ高級機の比較。
正直鼻がぶつかるほど近付いても自分の目には違いが良く分からない。



顔料インクのすっごいプリンタなんだそうですけど、正直、自分には染料インク機との違いがさっぱり分かりませんでした。まー顔料でも染料並みのプリントが出来るっていうのが凄い事かも知れませんけど、個人的には染料インクでいいかなと。まだこんな凄いプリンタ使う程の写真撮れてないし。


そんなエプソンブース。
実は展示よりも、写真家の吉田繁氏の講演が印象的でした。



和紙とかサードパーティーの用紙にプリントするための話がメインでした。


テクニック的には和紙のようにコントラストの出ない用紙にプリントする場合に、何に気をつけて現像、レタッチすれば良いかという話だったのですが、それより印象に残ったのは、「写真はプリントして完成する」という氏のポリシーそのものでした。
和紙に印刷した白黒写真は、まるで木炭画のようで、もう写真というより絵画のような作品でした。プリントというとお店でやってくれる、モニタの絵がそのまま紙になったようなモノしか想像していませんでしたけど、なるほど、プリントによって、モニタで見るのとは全く違う作品性が出てくるものなんだと、この日この講演で気付かされました。

また氏の語り口がいいんですよ。テンポも歯切れも良く、それでいて分かりやすい。
大変面白い講演でした。


エプソンブースに限らず、総じてCP+は、展示と同じくらい講演も面白いですね。
すっかりショー化してしまったCEATECやTGSと違って、展示会という雰囲気が残っているのがCP+のいいところ。CP+も拡大路線みたいですけど、こういう雰囲気は、変わって欲しくないものです。



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