ペットボトルスピーカー

今日は流石に体力が尽きてぶっ倒れてました。
たかが田無や有明に出かけたくらいで、と思うかも知れませんが、実はその影で秋葉原だのホームセンターだのとアチコチ忙しく周っていたのです。

で、その行動の結果がこちら。よーやく完成した～。



自作アンプ＆ペットボトルスピーカー


……分かりにくいかな。

真ん中の100均のタッパーの中身がパワーアンプで、左右にペットボトルの底をくり抜いて作ったスピーカを繋いでいます。

実は秋に引っ越してきてから今まで、オーディオと呼べるモノが無かったんです。音楽というと、安物のヘッドホンと、液晶モニタについているショボいスピーカーくらい。
さすがにそろそろ辛抱ならん！と、このＧＷを使って自作する事にしました。

あ、自作って言っても凄い手抜きです。
アンプ本体は秋月のキットだし、電源も秋月で買ったスイッチング電源だし。楽な時代になったなぁ。

ちなみにお値段は、アンプ２つ９００円、電源６５０円、スピーカ4Ω7W３００円を２つ、ケース、コネクタ等その他もろもろ約９００円で、しめて３０５０円でした。
ただ、ケース加工のためにハンドドリルとホットナイフを買ったんで、それ合わせると１万円越えちゃいましたね。（苦笑）　まー工具は今後も使えるし、取り合えず費用に含めない事にしようっと。（笑）


で、肝心の音の方ですが。

アンプは結構いいです。聴いたところでは素直な感じで、歪むだの割れるだの変な帯域にブーストかかるだの、そういう変な事は無いですね。秋月キット侮れん。
片側6Wですから部屋全体を鳴らすには全然出力が足りませんけど、机の上でＰＣに繋ぐアンプなら、これで充分ですよ。

ただ、スピーカーがね……思ったほど良くないな、という印象。

いやスピーカーユニット自体は悪くないんです。ユニット単体だと、凄く高音の抜けが良い、解像度の高い音が出てたんですよ。でも……うーん……ペットボトルに入れたら、その解像度がどっか行っちゃったみたいなんですよ（泣）。なんか全体的に音が篭っているんですよね。
とはいえ、ペットボトルに入れた分だけ音は厚くなりましたし、艶っぽくなったと言えばまぁ言えなくもないです（凄い主観的な表現だなぁ）。だから悪いとも言い切れないんですが、なんかこう、自分の好みの音とは違うなぁ、という気がしています。

まー１個３００円でここまでの音が出るなら、上等もいいところですけどね。
ネット上で「ペットボトルスピーカーが凄い」ってアチコチで読んでいたせいか、ちょっと過大な期待をしすぎていたのかも知れません。

恐らくペットボトルの形状やら長さやらが違えばまた音も変わるはずなんで、また暇があったら、違う容量のボトルでも作ってみたいですね。


あ、当然ながらこのスピーカーでは低音は殆ど出ません。
いいんです。そういう音楽は聴かないんで。（笑）