携帯電話

2005-07-20 23:29:24 | 折りに触れ思うこと

先日、夜勤の相方が後輩の若者でした。携帯電話のはなしになり、彼、私の携帯を見るや好奇心の笑みを浮かべたまま、「えぇぇ?こんなのまだ使ってるんですかぁ?でも傷ついてない!新品って云うのが凄いじゃないですかぁ~ビンテージ物ですよ」
「ぬぬっ!馬鹿にしてるのかっ!」少しムッとしましたね。
確かに携帯電話に対する私の認識は、世間一般の人と比較したら非常に閉鎖的と言うことは自覚しています。

そもそも電話という物については用件があってかけるもの。
まして携帯なんて、出先にまでかける用事がそうそうあるものかと・・・
私の意識の中では携帯電話そのものが意味をなしていないのですね。
用があるなら家に電話をくれればいいと思っていましたが、
しかし最近気が付いたこと、携帯に電話すれば確実に本人が出る(当然です!)
「○○さんのお宅ですか?asagao007ですけど○○さんおりますか?」
ごく一般だったこの手間が不要なんですものね。
時代錯誤のはなしでしょうが・・・

そんなものですから、私が携帯を使う頻度といえば、月一回あるかなしか・・・
どんな時かと云えば、人からの誘い、そしてその当日。
今の時代こんな人間はいないですよね。そしてそのことに関しては何故か解りませんが不思議な後ろめたさがあるのです。時代に対する背信でしょうか?

しかし世の中風景が変わりましたね。
外を歩いていても必ず誰かが電話をかけながら歩いていますし、高校生は自転車に乗りながら、折角の飲み会でも必ず誰かが電話を抱え外と楽しげに交流し、職場においても携帯を傍らに日誌のパソコンを打っている人も居ます。
以前、一緒に研修に行った同僚が列車に乗るやいなや即家族にメール、「起きた?」「ご飯食べた?」「何してる?」・・・そしてそれに対する返信が来る為またまたメール。
握りっぱなしでした。
これって普通なんでしょうね。
私にしてみれば、今家を出てきたばかりでしょう?と云うことなんですけどね。

でも、どうでも良いけど、職場にアダプターまで持ってきて充電するなよなっ!
私の携帯電話は古いけど、人様の電気は盗まないぞ!

それってチョット違うんじゃない?
そんなことが携帯電話のマナーの中でいっぱいあるような気がするんですが・・・