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お芝居☆ロマンス

2007年09月30日 | 映画・芝居・イベント
芸術の秋、ってのが似合う柄ではありませんが、、、
またしてもお芝居・ロマンスを観てきました

今回のお芝居は作・いのうえひさしさん。
出演が大竹しのぶ松たか子段田安則生瀬勝久、井上芳雄、木場勝巳の
以上6名のみのお芝居。

豪華な出演者達だったので内容もよく分からずチケットを購入。
ブログ仲間のけんとさんを誘って観劇です



内容は、ロシアの実在した劇作家・アントン・チェーホフのお話で
そのアントンを青年期~晩年期を4名の男性人が演じ分け話が進んでいく。

オープニングから説明仕立てだったので
かなり難しいお話でついていけないかも・・・と心配でしたが
お芝居が始まったらそんな不安は吹っ飛んだ
むしろ面白く楽しく、音楽も良くて楽しい

アントンは貧乏ながらも奨学金をもらいながら医者になり、
家族の生活を助ける為に執筆活動もしていた。
患者には「笑い」も治癒力の一つだと確信して
人々に「笑い」を与えられるような劇作家として成功していきます。

そんなお話の中、
松たか子はアントンの妹として一生献身的に兄を支えていき、
そのひたむきな姿と綺麗な歌声は素敵でした

大竹しのぶはとにかく女優の中の女優ですね。
今回の芝居では貧乏なお婆さん役から未亡人、
そして後にアントンの伴侶となる舞台女優を見事に演じ分けていました。
これがまた素晴らしく引き込まれる演技

そして男性人もいろいろな役回りを演じ分け、
特に生瀬さんはお笑い役に徹して大竹しのぶとのやり取りは最高
その他の方々も渋い演技をじっくりと魅せてくれました。

6人しか居ない舞台人、だからこそ芝居が上手くなければ物足りない。
でも6人しか居ないなんて感じさせない素晴らしいお芝居でした

またこの世田谷パブリックシアターが筒型の面白い劇場なので
今回の芸術的なお芝居にピッタリでしたね。
私の好きな劇場なのですが、
けんとさんは劇場もお芝居も気に入ってくれて本当に良かったです

次の日の30日にはこのお芝居は最終日で
この後、大竹しのぶも松たか子も生瀬さんも
年末のお芝居があるんですよね。それにもビックリです

素晴らしいお芝居だったんだけど・・・
隣のヤツが始終眠りこけてたのは頭に来た
ちょっぴり残念な気持ちになりました。。。

そんな気持ちもありながら・・・
この後、けんとさんと飲みに繰り出す訳です
お芝居が終わってからはお話も弾んじゃって時間を忘れるので要注意

その様子はまた明日。

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