ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

新春御殿場・2

2024年01月08日 | たびたび旅

御殿場の朝6時50分。朝日が当たる富士山を見ようと屋上の足湯に行ったら同じことを考えて先に来ていた人が10人以上いました。

背後には乙女峠から金時山の山並みがあって日の出時刻は過ぎていても直接太陽は見えません。

でも富士山の上の方はすでに朝日で照らされていて薄いピンク色に輝いています。光っている部分が徐々に下に広がる様をみんなで見ていました。

屋上で冷えた身体を朝風呂で温めてから朝ご飯を食べに徒歩3分のティーグルブランへ。

パンケーキのお店です。朝8時からやっていてモーニングセットもあります。
ドーミーインの予約時に部屋は取れたのですが朝食付きの予約ができず、近くを探して見つけたお店ですがとても良かったです。

御殿場のドーミーインにはレンタサイクルが4台ありました。けっこうドーミー歴は長いのですが初めて見た気がします。1台だけ借りました。

初めに向かったのは秩父宮記念公園。昭和天皇の弟宮である秩父宮が昭和16年から10年間お住まいになられた別邸がご遺言により御殿場市に寄贈され公園となりました。

母屋の前には富士山を愛した秩父宮の銅像が。

東京ドーム1.5個分の広さがある庭園の一番高い場所に茅葺の母屋。母屋は享保8年(1723年)に庄屋宅として建てられたものを昭和6年にこの地に移築。
その後昭和16年、肺結核を患い闘病生活を送られていた秩父宮の移転療養先としてこの地が選ばれました。
右側の新しい建物は秩父宮のご逝去の後に勢津子妃殿下が住まわれた新館。

宮様のための防空壕。一時期埋め戻されていましたが近年発掘して公開されています。

新館の一部を改装した秩父宮記念館。秩父宮家の御遺品などが展示されています。

記念館の2階からそのまま母屋の内部が見学できます。江戸時代には庄屋の土間だった場所が改装され、英国製の家具が並ぶリビングになっていました。

300年前の面影を残す囲炉裏の間。

左側の新館の2階が右側の高台に建つ母屋の1階と繋がっています。母屋の周りには桜の巨木が何本もあって花の季節は見事だそうです。

秩父宮公園の見た後、Rさんは隣のホテルに戻り休憩、私は1台だけ借りた自転車で背後の丘陵にある平和公園を見に行きました。

御殿場出身でスーパー三徳の創業者である堀内定良氏が私財1億円を投じて開設した私設の公園です。

シンボルである白亜の仏舎利塔と桜と富士山の取り合わせが見事で、静岡を代表する富士絶景ポイントでありお花見絶景ポイントとして内外に人気です。

下界のホテル周辺からも見えた仏舎利塔。近くに来てその大きさに驚きました。

塔の東西南北にはそれぞれ異なるポースの仏様がおられます。

確かになかなかの風景でした。この日もタイやインドネシアからの旅行者で賑わっていました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新春御殿場・1 | トップ | 芸能人格付けチェック2024 »

コメントを投稿