ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

井の頭自然文化園

2024年06月10日 | TOKIO散歩
吉祥寺駅から井の頭公園に行く時は、丸井の角を曲がって「いせや」の前の階段で降りて行くのが一般的です。左右にお店も多い。
公園への侵入口はそこだけではなく、いせや周辺200mの間に公園と外界は5が所で接続されています。

今日は今まで通っていないコースで出入りすることにしました。こちらは武蔵野公会堂の前を通る道の先にある階段。

井の頭公園の中にある井の頭自然文化園。象のハナ子がいたことで有名な動物園が「本園」で、離れた場所にあるこちらの水生物園が「分園」という扱いです。
大人1人400円の入園チケットでどちらも行き来することができます。

yの字の形の井の頭池の二股に挟まれた三角形の部分が水生物園。動物園と比較すると地味な存在で、多くの人は動物園には行ってもこちらには寄らないで帰ります。

小さなゴム筏に乗った人たちが水質か藻か何かの調査中でした。一人掛けのソファの形をしていてなかなか機動性が良さそうでした。

のどかな園内。

タンチョウとトキ。あらゆる種類のカモたちもいました。

水生物館。水の周辺(水中・水面・水辺)に生きる生物のことを「水生生物」と言います。こちらは「生」ひとつ足りない「水生物」。wkioediaにも辞書にもない言葉です。
言葉の違いに何か意味があるのかいろいろ検索してみましたが特に答えは見つかりませんでした。

カイツブリ。水鳥の水面下と水面上を同時に見られるのは面白い。

小さな水族館。保育園の散歩隊が何組か来ていました。中学生以下は入場無料です。先生はチケット買ってるのかな。年パスかも。

身を寄せ合うトウキョウサンショウウオ。絶滅危惧種II類です。

アカミミガメとアメリカザリガニは、2023年6月1日より「条件付特定外来生物」に指定されました。野外に放したり、逃がしたりすることは法律違反になります。
今まではなってなかったんかいって感じです。現在飼っている物に関しては届け出不要で買い続けることが許されます。これが「条件付」の意味。
この条件がないと現在飼っている人が大量にそれらを野外に放してしまい、かえって生態系に多大な影響を与える恐れがあるためです。ほんと、ろくなやつらじゃない。

池畔の静かな散歩道なんですが、びっしりと木にツタが絡まっているのは不気味です。除去されていないということは日本の葛なのかな。

水生物園を見てから5つの内の別の出口から公園の外に出ました。こんなところで出入りするのはこの道の近所の住人くらいでしょう。
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