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小手指駅前ロータリーのブロッコリーみたいな木。今日は新緑を見て回る日です。
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バスで15分西へ。宮寺バス停で降りて徒歩10分。普通の住宅地の中に普通に茶畑があります。さすが狭山茶で知られる狭山丘陵の麓の町。
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今日の目的地はこちら。さいたま緑の森博物館。1995年オープン。
武蔵野の雑木林や湿地、里山の景観や生き物など自然そのものを展示物とした野外博物館(フィールドミュージアム)です。
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丸太造りの案内所で地図をもらって、回るコースを相談します相談します。
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全部で85haもあるのでぐるっと回れば2~3時間かかります。今日は湿地を二つ経由して瑞穂町方面に抜けるコースで。
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素敵な薪小屋。
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細長い谷津に緩やかな棚田があったところ。
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新緑の緑色の美しさは桜の花の色に匹敵するほどきれい。花見があるなら若葉飲みもあってしかるべし。
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雑木林と言うのはナラやクヌギなど、人が薪などとして利用するための適宜伐採し下草を刈ることで人工的に作り出された落葉広葉樹の林のことを言います。
切られた後に切株から新しい芽が生えて(ひこばえ)、20年ほどで再び利用できる樹々に成長します。(その循環を萌芽更新と呼ぶ)
ここは2018年に萌芽更新のために伐採されたナラの林。新しい幹が6年でここまで大きくなりました。
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棚田のあったところから小さな丘陵をひとつ越える。
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ひとつ越えた先の低地には溜池と茶畑がありました。入間市郊外の人の暮らしと自然に繋がっている気持ちの良い野外博物館でした。
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狭山茶という言葉から狭山市で生産していると思っていましたが、実際は6割以上はここ入間市で作られています。狭山市ではなく狭山丘陵のお茶でした。
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お茶を加工する工場もたくさん。屋根の中央が光を取り込むために高くなっています。大きな「茶」の字もかっこいい。
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狭山霊場二十六番山際観音堂。狭山三十三ヶ所観音霊場というのがあるんですが、この33か所の中に狭山市の霊場はありません。
狭山茶も狭山市は生産量で言うと第3位です。狭山丘陵でさえ狭山市はその範囲に含まれていません。狭山の名がつく有名なものが狭山市にないのはなぜ。
調べて見ると昭和29年に市制施行で狭山市が誕生する時に、市内で狭山茶を生産しているので狭山市としたそうです。生産量第3位なのにその名を使うなんて!
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今回もGoogleマップの「経路」を利用して瑞穂駅に向かって歩いています。この用水路?のフタの上も地図上では普通に道として表示されています。
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入間の範囲を出て東京都西多摩郡瑞穂町に入っています。同じ狭山丘陵ですがこの近くから都立公園の入り口に変わります。
都立六道山公園は4年前の狭山湖一周の時に経路として通過していました。
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さいたま緑の森博物館から40分歩いて瑞穂町郷土資料館 けやき館に到着しました。(つづく)