ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

防音工事

2024年02月24日 | リフォームPart 1&2

ある休日のお昼前、階下にお住まいの方が訪ねて来られました。何事かと思ったら我が家の出す音に対しての苦情でした。
コードレス掃除機での掃除が終わった直後だったのですが、「今、何か床をこするようなことをされていましたか?」と聞かれました。
使っていたダイソンの掃除機を見せて掃除をしていたと伝えると、音が階下にすごく響く、とのことでした。
階下の方とはマンションを新築で購入した時からの上下の位置関係なので、なぜ25年経って今頃突然に?と不思議でした。
母娘のお二人暮らしなのですが、同居されているお母様の体調の関係で娘さんも平日にも家にいる時間が増えたことが原因のようでした。
掃除機をしないわけには行かないので、週に2回、一回で20分以内、朝夜はかけない、という条件で許容していただけるようお願いしました。

加えて、楽器の音が聞こえると言われたので、こちらはちょっと動揺してしまいました。
確かにいろんな楽器の音を出しています。
比較的防音性能の高いマンションで、過去にお隣や階上の方からも聞こえると言われたことはなかったので油断していました。
こちらも現在は週に2~3回、昼間の1時間程度オカリナやリコーダーを吹く程度なのですが、こちらは「生活音」ではありません。
騒音の問題と言うのは物理的な音圧レベルではなく、騒音を受ける側の寛容性の問題なのでうるさいと思われたならそれはうるさいのです。
おそらく今日まで長い間我慢されていたんだろうと想像すると申し訳なく思いました。

その日から3週間、小さな音でアコースティックギターを爪弾くくらいはしていますが、オカリナ、リコーダーを吹くことはほぼなくなりました。
やっぱり怖くて音を出せないのです。
もともとRさんが退職して在宅時間が増えることを想定して若干の防音工事を考えていましたが、それよりきちんと防音することになりそうです。
防音の方法、業者の選定、ついでにやる他の部分のリフォームなどまた考えることが増えました。

こちらが音を出す部屋。9年前のリフォームの時に造作した書棚などを活かしたまま防音できるかどうか。悩ましいです。
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リフォーム工事中の写真【リビング編】

2017年07月11日 | リフォームPart 1&2
2015年のリフォームの工事中の写真です。工事進行中はあまり未完成の状態を人に見せたくなくて使わなかった写真です。
記録のために残しておきます。
【リビング編】

リフォーム開始一週間前のリビング。

仮住まいに引っ越す日。

床を剥がして新しいパネルを設置。

床板とスラブの間にゴムのクッションがあって音が下に響かない、とマンションのチラシに書かれていたけどこれのことか。

壁に叩掛けてあるのは玄関にあった姿見。

各部屋に貼ってあった工事スケジュール。

天井。最初にプロジェクターとスピーカーのための配線。

プロジェクター用のHDMI、フロント、リアスピーカー。ウーファーなど。今まで床を這っていた物をすべてここから隠蔽。

フロントスピーカーとダウンライトのための穴。

全景。プロジェクターが設置される位置は厚めの板で補強されています。

天井にバーチ材が張られました。

フローリングが張られました。

玄関に続くフローリング。

壁紙工事。東側はイエロー。

玄関から洗濯機置き場、キッチンの冷蔵庫置き場で飛び出している部分はブルーの壁紙。
リビング入り口。今まで一枚棚板があった場所にボックスを取り付けてもらいました。

テレビアーム。すごく便利なものでしたが2020年にガススプリングが作動しなくなって役に立たなくなりました。

エアコン、照明もついてこれで工事はひとまず終了。

2015年のお披露目写真。これでも何枚かを合成して一枚にしています。左側のポスターに歪みが見える。

2020年7月9日の超広角写真。特に5年間で変わったことはありません。ニトリのい草マットと、プランク用のヨガマットが年中出しっぱなしになっているくらいです。
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リフォーム工事中の写真【洋室編】

2017年07月10日 | リフォームPart 1&2
2015年のリフォームの工事中の写真です。工事進行中はあまり未完成の状態を人に見せたくなくて使わなかった写真です。
記録のために残しておきます。
【洋室編】

リフォーム前の最後の写真。右側のシステムラックは今はなき村田合同(2010年に倒産)が輸入していたinnovatorのNOVAシリーズ。1987年に購入したもの。
1980年代の北欧シンプルモダンの代表作。今見ても充分イケてるデザインですが書斎に置くには奥行きがありすぎました。

工事開始。すべてが撤去された後。

大工さんの整然として使いやすそうな作業台がカッコいいです。弦楽器を掛ける壁面にパイン材が張られました。

壁面を木材パネルで覆います。立てかけてあるのは床材のブラックチェリーのフローリング材。

デスクの前の壁が抜ける場所にもパイン材が張られました。

工事中は近くのワンルームマンションに仮住まいしていて、工事の人がいない朝と夜にこっそりのぞきに行ってました。
5月20日に行った時には何もなかったところに、5月23日の朝にこれができていたのを見た時はうれしかったです。

うれし過ぎたので同じ日の夜にまた見に行ってしまいました。白いセブンチェアが似合うこと。

楽器コーナー。

5年後の現在はこんな感じで使われています。

引き出しの裏にモデムとルーターと外付けHDDのための隠しスペースを作りました。

リフォームが済んで荷物を入れ始めたところ。

2週間後。2015年6月13日。部屋の全体を1枚の画像にするのにMicrosoftのICEというアプリを使って数枚の写真をまとめました。

2020年7月9日。これを書いている今の室内。iPhone11の超広角レンズのおかげで1枚でこれだけ広い写真が残せるようになりました。時代だねえ。
その他、この5年間での目につく違いは。PCが変わった。電子ピアノを買った。リッケンバッカーと12弦アコギとミニガットギターが増えたくらいかな。
こうして見比べるとちょっとごちゃごちゃしちゃったな。少し整理せねば。
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リフォーム工事中の写真【キッチン編】

2017年07月09日 | リフォームPart 1&2
2015年のリフォームの工事中の写真です。工事進行中はあまり未完成の状態を人に見せたくなくて使わなかった写真です。
記録のために残しておきます。
【キッチン編】

改装前の最後の写真。1998年からこの状態できれいに使ってきたんですが、廉価版のフローリングが水と脂でやられてかなり剥げていて、それを見るのが辛かった。

古いキッチン、タイル回り、フローリングを撤去したところ。

キッチン右側。リビングとの壁面にステンドグラスを入れたいと思っていた時もありましたが今回は断念。

最初にフローリングタイルを敷きました。右側2列はシステムキッチンの下になるので見えなくなるんですがちゃんとタイルは敷かれます。

リビング側から見たキッチン。

システムキッチンと壁タイルが入ったところ。
私が渡した図面では左の黒タイルがもうあと5cmほど右まで伸びるようにしていたのですが工事会社が換気扇の幅に合わせてしまいました。今でも悔やまれます。
その後の完成した状態はこちらの記事で。リフォーム2015 Final いまさらですがキッチン紹介

参考にしたイメージはこれ。LIXILのショールームで見たキッチン。
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リフォーム2015 Final いまさらですがキッチン紹介。

2015年12月16日 | リフォームPart 1&2

すっかり紹介するの忘れてましたが、5月のリフォーム終わって4畳のキッチンはこんな風景になりました。

システムキッチンはクリンレディ。
今までに見てきたインテリア雑誌や渡辺篤夫さんのお宅訪問などで、さんざんマッシブな業務用のコンロや、タイル張りのかわいいカフェキッチン、
はたまた水屋をイメージのおばあちゃんの和の台所まで見て、さあ自分たちはどうしようと夢を膨らませてきましたが、
最終的にはかわいさ、カッコよさよりも、現代的な機能と清潔さを優先してこういう選択になりました。
ガスを点火すると換気扇がリンクして動くとか、タイマーと自動調理機能とか、グリルの両面焼き、触らずに点灯する照明スイッチとか、ちょっと「未来」になりました。

清潔面では内部までオールステンレス。それでもまだ壁に接する背面にわずかな隙間がありましたが、それも目張りテープですべて塞ぎました。
少なくともキッチンのどこからもヤツが進入できる隙はないと断言できます。私たちの暮らしに絶対に存在してはいけないもの、それはG。


半年使ってだいぶ馴染んできました。
キッチン壁タイルはコンロ側の黒っぽいのがインテリアモザイク LIXIL窯変ボーダー、流し側の白いのがLIXILインテリアモザイク 釉季ボーダー。
清潔感のある白いタイル、ちょっとモダン風にボーダータイルで。でも真っ白のボーダーはすでに洗面台でやっているのでここは少しひねって
ほんの少しだけ釉薬の焼きむらで和の香りが漂うものを2色使いで。片側が縦ボーダー、片側が横ボーダーというあたりが私のこだわりです。
コンロ側のタイルを黒っぽくしたのは理由が二つ。一つは油汚れが目立ちにくいように、もうひとつは、調理中に振っているお塩の量がよく見えるように。
床の白いタイルはLIXILスタイルプラス テクノタイル。キッチンの床はRさんが毎日かなり丁寧に拭くので今回は汚れに強い物にしようと考えました。

奥のニッチの棚板もすべて変えました。棚後ろの壁紙をブルー系にしたのは新宿のLIXILのショールームで見たもののパクリです。行けばきっと分かる場所があります。

よく使うものはすべて目の前にぶら下げたくてKAWAJUNのキッチンハンガーシステムを後付け。使い勝手は非常に良いです。


パモウナの食器棚と冷蔵庫は2007年のもの。クリンレディの扉の色は基本的にこの食器棚のエナメルな白に合わせたつもり。

昨日の日記でこの中に非常用の折り畳み椅子を持って来てキッチン飲みをする話を書きましたが、こういう狭いところでたまーに楽しく飲んでいます。
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リビングと書斎

2015年06月14日 | リフォームPart 1&2
リフォーム工事。だいたいこんな感じで仕上がりました。使った建材や機器を書いておきます。

リビングを和室から見たところ。床材は朝日ウッドテックのライブナチュラルプレミアム、ブラックチェリー。複合材ですが表面は2mm厚の挽き材で足触りがとても良いです。
天井はホワイトバーチ。こちらは無垢。黄色い壁紙はサンゲツRE-7402。床とカーテンの色に合うように考えました。
照明はシーリングをダウンライト4基に変え。スポットライトは以前のものを流用してLEDハロゲンタイプに交換。リアスピーカーとプロジェクターの配線は天井に埋め込みました。
プロジェクターはEPSON EH-TW5200。以前レンタルでテストした物。天吊り金具はシアターハウスのスパイダー2。佐藤可士和のポスター2枚は存続、エアコンは三菱霧ヶ峰。


書斎部屋に作りつけた造作の書棚。デスクのチェリー集成材は部屋の端から端まで3.5m通しています。左右にあるキャビネの左側はワゴンになっていて自由に移動できます。
例えば2脚の椅子の間に置いて別々の仕事をするなど。右のキャビネの後ろは扉付きの隠しボックスになっていて電源コードや通信機器が隠されています。


机から繋がったコの字の書棚。デスク背面は楽器を掛ける壁面。壁紙は濃いめのベージュ。来週久しぶりのセッションがあるので4か月ぶりに練習を再開したところ。

以前の暮らしで不都合があったところを可能な限り解消するように考えました。結果として住居としての使い勝手が格段にアップしたと感じる毎日です。



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楽器の収納・ハーキュラスのギターハンガー

2015年05月31日 | リフォームPart 1&2
リフォームに際しては「楽器の収納をなんとかする」というのもありました。
たいして弾けもしないのに増えてしまった機材の整理をするとともに、普段好きで触っている楽器たちは
しかるべき位置にあって、出し入れがしやすいように。
何年か前に白いネットを壁一面に張ってそこにかけていたのですが、強度的にも不安があったので今回きちんとすることにしました。

できあがったのがこんな壁面。

当初は壁一面の書棚になるはずだった場所ですが、書棚は上としただけにして真ん中を楽器スペースにしました。


昨日たくさんのマンガが我が家を去って行った話を書きましたが、この場所のデザイン変更が大きな要因になっています。
でもおかげで部屋が広く使えるようになりました。壁面も下地から補強してあるので安心です。
主に使う楽器はこの6本。左からガット弦のTakamine、ギターシンセを繋ぐストラト、セッション用のジャズベ、Martin ooo、
ウクレレはG-stringソプラノロングネック(チューニングは5度)とFamousのパイナップル。こちらはノーマルチューニングです。

ギターハンガーはロック機構があるものを。

ギターの重さがかかる前はこの状態ですが、ギターがかかると、、、、

前の短いアームがくるっと45度回転してネックをロックします。地震で揺れても前には落ちません。たぶん。

横から見るとこんな感じ。本体とその前のパーツが上下にスライドしてその動きがアームの回転に変わります。

腕の部分がかなり長いので、下げた楽器が壁から必要以上に離れすぎている(ボディ厚が10cmのアコギが壁から6cmm浮いています)のが
少々不満ですが、一般的にはこれくらい話しておくものなのかな。

まあ、使い勝手は上々です。
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クロッカス咲いたら 乙女チックな私の血脈

2015年05月30日 | リフォームPart 1&2
休日の今日も朝から動き回りました。

ワンルームマンションが明日の朝返却なので残っていた最後の大荷物の移動。
シャープの古いテレビをもらってくれる人がいて千葉からわざわざ車で引き取りに来てくれました。
工事のホコリで汚れてしまったカーテンをクリーニング屋さんから引き取りながら、お昼ご飯は「光」で海鮮ラーメン。
衣装ケースに突っ込んでいたCDの中からYes関連のCDだけを出して別のケースに入れてベッドの下へ。
のこりのCDは今回改造した押入れの下に置いてその上に書斎に入らなかった楽器を積む。
ダイソンのコードレスの掃除機が届いたのでそれを使ってほこりまみれの室内をようやく清掃。
ビール2ケースとお茶をカクヤスに注文。30分後に持ってきたよ。すごいね。
4時からは工事のフィナーレ。キッチンの奥に新しい棚がつけられて、リビングと和室の間の引き戸を調整。

時計を見ればもう6時を回っている。


もうすぐ業者の手配で今回処分する本が引き取られていきます。「あしたのジョー」「キャプテン」「プレイボール」さようなら千葉兄弟。
(でも「紫電改のタカ」と「鉄兵」は残したけど)
「酒のほそ道」「寄席芸人伝」あとなんだろな。「パイナップルARMY」、とみさわ千夏とか。
そうそう。没後20年を今年迎えて復活祭が催された「はみだしっ子」もとうとう読み返すことなく去って行きます。

そんな思い切った決別の中で、最後の最後に救出されたのがこんなコーナー。

分かる人は言わずもがなだし、知らない人にはまったく意味のないものたちなので特に説明はしませんが、
今の私のアイデンティティと言うか礎の一部にはなっているだろうマンガたち。
ぎりぎりまで捨てるつもりでいましたが、美しくなった部屋にスペースがないからと言う理由でこれらを捨てるなら
なんのためのリフォームか、「喝”!」という天の声が聞こえて救出しました。

また10年間開かないかも知れないけど、それでもいいの。少しだけ片想い。
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おつかれちん

2015年05月29日 | リフォームPart 1&2


増えた仕事と、リフォーム終わった部屋への引っ越しでへとへとです。人生初の「疲労困憊」かも。
でもでも、リフォームはうまく行きましたよ。
万人向けではないかも知れませんが、私が今まで気に入らなかったところを全部改善して
大好きなタイプの部屋になりつつあります。

工事が終わればリフォームは終わりと思っていましたが、とんでもない。
新しい部屋や家具に、古い荷物や人をきちんとなじませる、そのことに工事以上のエネルギーがかかるのでした。

今日は夕方5時から今の今まで、二人で本の移動や捨てる本の整理をしていました。
リフォーム前に本全体の2割ほどを買取業者に送りましたが、リフォーム後の今回、残った本の4割程度を廃棄することにしました。
我が家で最大の収納力を誇った「3列スライド本棚」を引退させることにしたので、もう置き場所がないんです。

その代り、その本棚があった場所に、今まで室内を彷徨っていたキャスター付き室内物干しが収まるので
部屋のオシャレ度が25%アップです。人生は取捨選択だよ。

写真は、なんと2週間ぶりに行った小石川後楽園。ちびすけたちは4羽とも無事に成長していました。本当に良かった。
早く落ち着いてブログを書きたいけれど、あとしばらくは落ち着かなさそうです。
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浮遊するテレビ TVセッターアドバンス UD412

2015年05月25日 | リフォームPart 1&2
記事の最後に注意を追記しました。同類の機種を購入検討の方は最後までお読みください。

今年10年ぶりに買い替えたテレビ。よく見るとテレビの足がない。空中にふわりと浮いているように見えます。


種明かしはこちら。今回、AV視聴環境の改善を図り、ついにテレビを念願の壁付けにしてしまいました。


横から見るとこんな感じ。このテレビアーム、水平方向に3軸の関節を持ち、伸ばせば壁から60cmまで離すことができます。
真ん中の関節にはガススプリングを使って上下方向に30cm高さを変えることができるというすぐれもの。
プロジェクターで映画を見る時にスクリーンとテレビの位置が干渉する問題。それを解決してくれるのがこのアームだったんです。

取り付けられるテレビの重量は15kg以内。うちのテレビはおよそ10kg。余裕です。
しかし、アーム自体は重量に耐えたとしても、それを取りつける壁の強度が心配。

商品説明では石膏ボードの内側の間柱に取り付けるとしてありますが、壁の中のひょとひょろの木材でこの荷重を支えられるとはとても思えない。
ということで、上の写真で見えるように壁の外に厚さ6cmの分厚い集成材をアームの土台として設置。そこに極太のボルトでアームを固定しました。
商品としては震度6強の耐震性を持つと言っていますが、これでさらに安心して使えるようになりました。

塗装する前の壁補強。この工事費用の方がTVアーム本体の価格よりずっと高かった。


テレビの裏側はこんな感じ。アンテナや電源コードをアームの中に隠匿できるのですっきりした背面です。

リビングと和室の間を半分以上塞いでいたローボードがなくなるので、間の引き戸を開くと今までより一体感がでるのではないかと期待しています。
ダイニングテーブルとソファと和室に置いた座卓を合わせれば10人くらいのパーティも可能かな、などと話していますが
めんどくさいからたぶん実現することはないんでしょう(笑)

2020年秋追記
使用5年でアームの上下動きを制御するガススプリングの耐久期限が来たようでTVの高さを保てなくなりました。
重力に負けてTVが下がってしまいます。
ガススプリングというのは時間がたってガスが抜ければ働かなくなります。
本体はしっかりしているのでガススプリングさえ交換できれば充分に使えるはずなのですがメーカーでは部品交換に対応するつもりはありませんでした。
なので、アーム全部を新しい物に買い替えるしかありません。アーム自体はたいした値段ではないのですが取り付けの手間を考えると気が重い。
次に買い替えるときは絶対にガススプリングの使われていない(上下の高さを調整できない)ものを買おうと考えています。
このブログの記事を見て購入を検討されている方はこのことを充分考慮されますように。
現在この型番は廃番になっていますが同様の後継品はまだ販売されています。5年前後で使えなくなって買い替えなければならない商品です。


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リビングの天井とキッチンの床

2015年05月23日 | リフォームPart 1&2
リフォームのためのワンルーム暮らしもほぼ一か月経過。今の生活にもすっかり慣れてしまいました。でもそれもあと数日で終わりですが。
会社から帰るときに一日おきくらいに進捗を見に行くのですが、ほとんど変わっていないように見える日もあれば、一気に進んでいて驚く日もあります。


クロスが剥がされて、ぼこぼこと穴が空けられた天井。板が張られている部分はプロジェクターのための下地増強。
今度のプロジェクターは天吊り金具と合わせても5kgもないのでここまでがんばらなくてもよかったのに。電源とHDMIケーブルが埋め込まれています。


数日後に天井が板張りになりました。バーチ材です。当初はパイン材の予定でしたがパインは節目が多くて、どこぞのペンションみたいなりそうで変えました。
こんな材質の変更ですぐに見積もりが10万とかの単位で上がります。辛いところですがここで出し惜しみして後悔するともっともったいないので。
でも、そういうことをこの一か月繰り返しているうちに金銭感覚が少しおかしくなってきます。


リビングの床はブラックチェリーのフローリングにしましたが続くキッチンは白いタイルです。このタイルの手触り(足触り?)にも悩みました。
会社のロビーみたいにつるつるではなく、ナチュラルマダム好みのテラコッタ風でもないほどよいマット感。
タイル、4畳ほどのキッチンのほぼ全面に張られましたが1/3はシステムキッチンで、1/3は食器棚と冷蔵庫が上に乗って最後にはほとんど見えなくなります。
なんてもったいない。それでもここはこの先どれだけ時間が経ってもさっと一拭きで最初の美しさをキープできるはずです。


タイルとフローロングの境目。真鍮の金色ラインは「見切り」と言います。ここも黙っていたら樹脂製の幅のある変なのをつけられそうになっていたのを
自分で探してメーカーと型番で指定しました。仕上がりには満足しています。目地はキッチン用のライトグレー。汚れないように最初から色を付けておきます。


家庭内では「ボルチ部屋」と呼ばれている6畳の洋室。私の書斎兼音楽部屋。右の壁には全面デスク付の書棚が入ります。こちらはその反対側の壁面。
先にパイン材の羽目板を貼ってからこの上下に小さめの本を置く書棚が取り付けられます。
そしてこの羽目板の部分にギターやベースやリコーダーを掛ける計画。もう子供じゃないので白いネットは使わないぜ。

ということで5月の15日くらいまでの様子を記録しておきました。
ちなみに今はもう壁紙も貼られ、昨日は書斎の作り付けの家具も入りました。デスク周り、チョー立派です。立派過ぎてそこに並べるべき似合う立派な本がない。
インテリア雑誌に出てくるような小じゃれたハードカバーの洋書でも買って来るか。いやいやいやいやいや。。。。。
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リフォーム工事 進展中

2015年05月14日 | リフォームPart 1&2

リフォーム進行中。工事は朝9時から夕方5時までなので実際に作業をするところはほとんど見ていません。
ときどき夜、会社の帰りに立ち寄ってその日の進行具合を覗いたりしています。
写真は部屋の隅に作られていた小さい棚。大工道具を手に取りやすいところに置いておくために大工さんが10分で作りました。さすがだ。


古いフローリングが剥がされたところ。天井には新しいプロジェクターを設置するための下地造り中。


キッチンがあったところ。レイアウトは変えません。ここに新しいキッチンが来ます。


壁のあちこちに図面が貼ってあります。正面には何度もショールームに通って選んだタイルが張られます。


配線は壁の中へ。今回は室内のケーブルを見えないようにすることにも力を注いでいます。コンセントも3か所増設。


連休明けには新しいフローロングが張られていました。材はブラックチェリー。住んで行くうちに徐々に深い色に変わって行くそうです。
今は上から全面保護材を張られていて見ることはできなくなっています。

フローリング。天井。キッチン。書棚。壁紙。照明器具。
自分が選んだものがそれでよかったのかどうか。これから順番にその答えが出てきます。毎日ドキドキです。
引渡しまであと2週間。

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リフォーム工事始まります。

2015年04月27日 | リフォームPart 1&2

金曜日。会社に行っている間にリフォームの人が部屋に入って、残された家具類を工事しない和室に移動させました。


キッチン。冷蔵庫の周りや下はきちゃないです。誰の家でもきっと同じ。


私の洋室の書棚と机は来週撤去されます。

書棚の中身など運べるだけのものは玄関わきのRさん部屋に運び込みました。ここも一切手を付けないので。
一番最後になった食器棚の中身だけは行き場所がなかった。考えた末に行きついた先はこちら。

バスルーム。前日洗って防カビ乾燥させたバスルームに食器を運び入れました。フリマみたい。


こちらが一か月ちょっとあいだの仮暮らし部屋。ワンルーム。
もちろん狭いことは狭いのですが、立派なシステムキッチンにお風呂、ほぼ新品の細々した道具も揃っています。
昭和の頃の新婚夫婦のアパート暮らしと比べればずいぶん充実しているんじゃないでしょうか。


小さなテーブルに一汁一菜。一か月のつつましい暮らし。ちょっと楽しんでいる自分がいます。
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リフォーム工事のための部屋片付け

2015年04月19日 | リフォームPart 1&2

今週からいよいよリフォーム工事が始まります。

昨年暮れから「どうせやるなら一日も早くやらないと損」のつやこ理論に乗って「やろう!とは決めていたのですが、
こんなに早く始めることになるとは先月までは思ってもいませんでした。いろいろなことの流れに従って自然とこのようなことになりました。

今回リフォームするのは
・フローリングの張替え
・壁紙の張替え
・洋室の収納家具造作
・キッチン交換

前回2012年に洗面所とお風呂を新調して、和室の内装を少しいじったのと比べるとかなりの「大規模修繕」です。完成は5月末の予定。
さすがに床の剥がれた家で暮らすことは無理ですので、その間は外で仮暮らしをします。住むのは徒歩30秒の所にある義母のために借りたマンション。
そこに小さいながらも暮らせる部屋があって、工事現場から避難できるということが、このように早いリフォームになった大きな理由でした。

やると決まれば、まずは家財道具を減らさなければなりません。
ネットで古道具屋さんや古本屋さんに依頼して荷物整理をしていたことはこちらでも書いていましたが、そんな程度では済まなかったです。
ふるい家具やふとん、電気機器など毎週のように粗大ごみを出しています。

これは今朝出したもの。古いオーディオ、音楽機材、あとカセットテープの収納ケースひとかかえとか。


こちらはmixiで声をかけて音楽仲間に引き取ってもらいました。

仮暮らしとはいえ、小さな引っ越しみたいなものです。

昨日は弦楽器類を仮暮らし部屋に運び込みました。工事中に何かあってはいけないので。

4月は、リフォームでいろいろと決めなければならないこと(収納家具の設計、キッチンの選択、床材、内装材)がてんこ盛りでした。
たくさんのショールルームになんども行かなければならない。それなのに仕事が急激に増えて引き継ぎやあいさつで時間を取られる。
桜の咲いたのも見に行かなければならない。blogだけ見ていると長閑な日々のようですが意外とテンパっていました。

でも、いよいよ始まります。わくわくはらはらどきどきは続きます。

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液晶プロジェクターの10年の進化を見る

2015年04月06日 | リフォームPart 1&2
リフォーム計画の一部としてホームシアター環境の改善についてもずっと悩んでいるのですが。
先日ネットで機材を探していたらEPSONが家庭用の機材をお試しレンタルしていることを知ってすぐに申し込みました。
4日間借りて3,000円かかりますが、こういうものは実際に家で試さないとどうしようもないのでとてもありがたい。

青いダンボールで週末に届いたのがこいつ。EH-TW5200。EPSONのホームシアターラインナップ中では中の下のクラスです。
中クラスとはいえ液晶パネルは1920×1080のフルハイビジョン板が3枚。その下のクラスの720pとは違います。


早速セッティング。ダイニングテーブルの上に置いて斜めに投影ですが歪みは簡単に補正できます。
レンズシフトがないのでスクリーンの枠にぴったり合わせるのはけっこう面倒くさい。台形補正以外の作業はリモコンでできない。
上下方向のシフトは本体に内蔵のちゃっちい足の出し入れで大雑把に調整、と、このあたりが中の下クラスたるところかと。
しかしまあ出てくる画像は本当に素晴らしい。何といっても明るさ。そして精細さ。
スペックで見ると明るさは2,000ルーメン。今まで私が使ってきたSONYのプロジェクターは当時では画期的な明るさが売りでしたがそれが1,000ルーメン。

明るさの違いが見た目にどう違うのかを比較してみます。

これが今まで見ていたプロジェクター。SONY VPL-HS10。2003年製。購入価格30万円くらい。


こちらがレンタルした今どきのプロジェクター。EH-TW5200。価格comで見たら7万円代。10年ちょっとで値段が1/4になって色は数倍もきれい。

デジカメの設定を完全に同じにしているわけではないので純粋に比較するのはいけないんですが、見た時の印象はかなり再現できています。
全体の明るい暗いは人間ですから瞳孔が調節するのでなんとかなるんですが、このコントラストの多い少ないはどうしようもない。
今までのプロジェクターでの一番の問題は黒い物が黒く見えていなかったということです。

これなら安心して買い替えられる。と言いたいところですが一つ問題が。
プロジェクターの進化の一つとして「なるべく短い距離でなるべく大きく投影する」というのがあります。
今まで120インチの大画面で写すには5m離れた場所に置かなければならなかったところ今では3mもあれば充分みたいな話です。

前のプロジェクターを買った時には、壁から壁の距離でぎりぎり80インチだったのですが、それが今回テストしたプロジェクターでは
その距離では80インチのスクリーンにおさめることができない。実際にやってみるとこんな感じ。

スクリーンは左右の丸いスピーカーの間にある幅なのにこんなに絵がはみ出してしまう。

さて、どうやって設置すればいいのかと、まだまだ楽しい悩みは続くわけです。
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