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ありゃりゃサンポ

近現代の建築、町並みと橋が好き。
一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域をGPSで塗り潰し中。

黒目川の桜

2025年04月09日 | TOKIO散歩

4月5日。青天の土曜日。咲き具合とお天気から見てこの日が東京近郊のベスト花見デイと言われていました。
11時過ぎに歯医者さんを済ませたRさんと下板橋駅で合流して、東上線の朝霞台から黒目川の桜を見に行きました。

土曜日だと屋台も出てなかなかの盛り上がりです。
2022年の満開の土曜日に来た時はこれほどたくさんの人はいなかった。黒目川もメジャーの仲間入りかと思いましたが、今調べてみたら朝9時前に来ていました。

川の反対側に渡ってスペースのあったこの場所にシートを広げて陣取りました。前にいる水色の服の人はコスプレの方です。

枝ぶりの良い場所だったので私たちの目の前で通りかかる人が次々に写真を撮って行くのを楽しく眺めていました。

この姿で来るのか、それとも駅のどこかで着替えるのか。いずれにしてもなかなか大変そうです。

翌日から三日間旅行だったので冷蔵庫の残り物を全て使い切るために朝からご飯を炊いておにぎり弁当を作りました。
辛みそ肉のおにぎり、大葉とゴマの塩にぎり、エリンギと海老のマヨポン、辛みそ肉入り玉子焼き、サラダ。花見弁当にしては地味ですが美味しかった。

同じテーマのコスプレイヤーのすれ違い。

線路を越えて浜崎黒目橋を渡って帰りました。
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町田市 芹ヶ谷公園の桜

2025年04月08日 | TOKIO散歩

尾根緑道からバスで町田駅に戻る途中で下車して芹ヶ谷公園に立ち寄りました。2019年11月以来5年半ぶり

桜も見頃でした。ここも尾根緑道と同じく町田さくら祭りの会場になります。

5年半ぶりに来ましたがその間に公園内にもいろいろと変化がありました。北東側の高台にあった高ヶ坂都営住宅の跡地を使って公園の面積を1.2倍に拡張しました。
高台にできた拡張エリアと従来の谷戸を繋ぐために大型の階段と滑り台が新設されました。

同じく北東側の斜面に2019年から2020年にかけてデッキスロープが作られました。

シーソー型の彫刻噴水を上から見るというデッキスロープからの視点。

途中で下に下りるつもりで登り始めましたが途中の折口はなく九十九折のデッキで一番上まで登ることになりました。高台の拡張部分はグラウンドと駐車場になりました。

2021年には公園最上部から徒歩2分の場所に国指定史跡の高ヶ坂石器時代遺跡(八幡平遺跡)が史跡公園として一般公開されました。敷石住居跡が再現されています。

遺跡の横の広場からは成瀬、長津田方面が見通せました。谷底からここまで一気に登って来られるのはなかなか面白い。

町田駅に帰るにはもう一度谷に下りて今度は南西側の斜面を登らなければなりません。なかなかハードな公園です。
現在エレベーターの設置も計画されていますがそんなのは要らないです。

下りはさっき上ったデッキスロープの下の斜面を一気に下ります。走る子供を必死に追いかけるお母さんがんばれ!

シーソーの噴水は今日は動いていませんでした。これ見たかったのに残念。

駅に戻るために北西の斜面を階段で登ります。いいトレーニングになるわ。

球体の彫刻がありました。東京都美術館のアレに近い感じですが勾玉のような形の穴が空いているのが特徴です。

反対側の穴から写真を撮ったらなんとも不思議な感じに写りました。

公園の一番高い所に隣接した一般の住宅。ほとんど公園の中に住んでいるようなうらやましくもおしゃれな建物でした。

芹ヶ谷公園は今日紹介した新しい設備の他にも公園全体を「パークミュージアムに再編する」という計画があります。
今ある国際版画美術館の横の斜面に新しい美術館をもう一つ作る計画が進行中で、それが公園を破壊することになると考える住民と法廷でも争議中です。
非常に魅力ある公園なのであまり余計なことを考えずに今の姿を大切に残して欲しいと部外者ながら願います。
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尾根緑道(戦車道路)の桜

2025年04月06日 | TOKIO散歩

尾根緑道は2025年最初の散歩でした。1月3日にこの場所から歩き始めて桜の枝だけを延々眺めながら小山内裏公園の先まで歩きました。なぜ真冬にこんなところへ、
桜が咲いたら絶対来ようと心に誓っていましたがなんとか満開と晴れが重なる佳き日があってめでたくお散歩達成となりました。
「尾根緑道入口」というバス停のすぐ前にあるここが尾根緑道のスタートと思っていたのですが、実際はここは脇道で本当の入り口はその少し先でした。

初めて目にする尾根緑道の正しい入口。立派な看板も出ています。ならここをバス停にすればよさそうなものなのに。

平日の9時30分。真冬と違って見に来ている人もそこそこいました。

8km続く桜並木が人気ですが一番のスポットは菜の花畑と桜のコラボレーションが見られるあの場所。

狭い車道と、人間用の緑道が生垣で分離されていて歩きやすい。町田さくら祭りの時には車道は車が入れなくなると聞きました。

菜の花畑に到着。1月に見た時はこんな景色でした。こんなにきれいなのに先客が5人しかいないのがうれしい。

菜の花が先に咲き始めた頃、桜はまだ蕾の状態で「今年も菜の花と桜のタイミングが合わなかった」と言われましたが、菜の花ががんばって最後は見事に合いました。





尾根緑道は桜の種類が多くて、場所によってこれからの桜、満開の桜、終わった桜が混在しています。

尾根で遠く丹沢山系が見通せるのもうれしいポイント。

八重桜みたいに固まって咲く白い桜。この日だけで20個くらい品種を見ましたがとても覚えていられません。
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新宿御苑の桜

2025年04月05日 | TOKIO散歩

新宿御苑で花見をしてからその近くの水炊き屋さんに行こう、という企画だったのですがあいにく朝から雨。しかもびっくりするくらい寒い。
なので先にご飯を食べてから昼過ぎから雨が上がることに期待したのですが全然ダメでした。

それでも諦めきれずにやってきた新宿御苑。花自体は見頃でした。客の7割はインバウンド観光客。日本語がほとんど聞こえない。
御苑の桜は枝の先が地面に着くくらいまで枝を剪定せずに伸ばしっぱなしなのが特徴です。
映える写真を撮るために枝を顔の横まで引っ張ったりする人が後を絶たず、ガードマンの人が「ドンタッチ、ドンタッチ」と注意してまわる。

外国人は撮られる時にめっちゃポーズもとります。タイ、中国、ベトナムあたりの人たちは衣装も持ち込んでてすごい。
この二人は白人でしたが、この寒い雨の中でがんばってました。そこまで自分の見栄えに注力できるのはエライ。

晴れていればレレジャーシートで埋まる芝生も今日はこの通り。

こちらにもポーズがんばっている人がいました。

雨の花見も風情があって嫌いではないのですがこの日はとにかくちょっと寒すぎました。
こんな日ならスタバも座れるかも、とちょっと期待して見に行きましたがいつもの行列こそなかったものの空席はありません。
千駄ヶ谷門の方も見たかったのですが、同行者が花より団子型で「カフェ、カフェ」と言うので30分で退園して新宿三丁目のカフェでコーヒーを飲んで帰りました。

御苑の前にお昼を食べたのは水炊き玄海と同じ場所にある「げんかい食堂」。2,000円台で本店と同じ味の水炊きや親子丼が食べられます。
ファッションブランドで言う所のセカンドライン的なお店。

3,000円の水炊き(大鍋)+親子丼のセット。とても美味しいので水炊きを味わうだけなら圧倒的にお得感あってお勧めです。
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見沼代用水の花見散歩

2025年04月04日 | TOKIO散歩
せっかくあちこちの桜が見頃を迎えているのにお天気が悪い。先週金曜日からとまったくぱっとしない。
3月31日は曇り予報でした。埼玉より北の方は「ときどき晴れ」のマークもあったので東浦和駅から見沼代用水に向かいました。電車次第で30分で行けます。

この場所を歩くのも3回目。ベストポイントのひとつ浦和明の星女子高下が歩き始めてすぐなのもうれしい。
浦和明の星女子高はあまり聞かない学校ですが中高一貫で偏差値68~70レベルと埼玉県内でもトップの学力だそうです。

水面を覆いつくすような枝ぶりが見事。10年前は石神井川もこのくらいだったのにな。
この辺りが一番咲いていて七~八分咲きくらい。車は通らないし人も少ないし右側は延々と田園が広がっているし花を見るには最高です。ただし座れる場所は少ない。

見沼田んぼ方向。右に見えている煙突はさいたま市クリーンセンター大崎。

菜の花と桜。

国道463号線で中央を突っ切って東縁側へ。この桜は畑で栽培されているような感じでした。生け花用に出荷でもするのかな。

東縁の桜は西縁よりさらに遅いようでした。

クリーンセンターの北側には桜で囲まれた広い原っぱがありました。地図では「大崎クリーンセンター遊水池」となっています。
暖かい日にお弁当を持ってくるなら食べるのはここでもよさそうです。メモメモ。

そしてその隣には見沼ヘルシーランドがあって各種のお風呂やレストラン、温水プールなどが利用できます。県外利用者は通常1,100円ですがなんと60歳以上で半額です。
いよいよ年寄りであることの恩恵にあずかりまくる日がやってきました。

大崎公園の中は桜がほとんどないように見えますが、その周囲が桜だらけなので公園の中にまで要りません。

緑のヘルシーロードを南に戻っています。

畑の中を少し通って芝川第一調節池へ。

調節池の南端にはカメラマンがたくさん集まっていました。

興味深げに覗いていたら親切なおじさんがいろいろ説明してくれました。今、みんなが狙っているのは冬の間北海道から渡ってきているベニマシコという鳥だそうです。
5羽の群れでここで越冬して、もうそろそろ北海道に帰るころらしい。食べているのはイノコという植物の固い実。勉強になりました。

話の途中で「ジョウビ来た!」という声で皆が一斉にカメラを間近の藪に向けます。ジョウビタキはジョウビと略すみたい。メモメモ。肉眼でもはっきり見えました。

芝川第一調節駅を離れて東浦和駅に向かって帰る方向。こんなけもの道に毛の生えたような道でもgoogle mapにはちゃんと案内として出てきてすごい。

芝川周辺はあちこちで工事中。武蔵野線のガードをくぐってから桜橋を渡る。2023年に初めて東縁を歩いたときはこの逆のコースで七里駅まで歩きました。
そろそろその続きを歩いて行田の利根大堰まで繋げたいのですが、まだ50kmは残っているので私の脚では簡単ではありません。

大間木公園の桜。武蔵野線の南側も桜でいっぱいです。

ここも駅から近いし余り歩かないで花を見てお弁当を食べるにはいい所です。

本日のコース。歩行距離7.2km。坂がまったくないので退職後のRさんとでも散歩できるギリギリくらいか。芝川沿いをショートカットできればいいけどそこは通行止め。
国道部分は車が多いし花もなくてつまらないのでその手前でUターンして、お昼は大間木公園で食べるのでもいいかな。それなら4.5km。
来年以降は天気予報を見て晴れた日に行きたい放題です。楽しみだ。
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府中散歩 東郷寺のしだれ桜と多磨霊園

2025年04月01日 | TOKIO散歩

武蔵境から西武多摩川線。最初のお目当ては多磨駅と白糸台駅の間で土手道となっている甲州街道を越えるトンネルを通過すること。運転席後ろでスマホ構えてるの恥ずかしい。

競艇場前駅。ホームには競艇のボートが展示されていました。他の西部線と繋がっていない唯一の路線がここにあるのは多摩川競艇場が西武グループの所有だからです。

駅と競艇場を繋ぐ専用歩行者デッキ。多摩川に隣接しているので川の水を引き込んでいると思っていましたが、そうではなくて井戸水を組み上げているそうです。
競艇も衰退の一途かと思っていましたが実はV字回復中で、2022年の売り上げは2010年の2倍以上になっています。

立川崖線を緩やかな坂で越える。最後の地形図を見ると分かりますがこの道は川が削った谷の跡にあります。

その坂ノ途中、立川崖線を跨ぐ立地にある東郷寺にしだれ桜を見に来ました。
山門前の桜は5本。日蓮宗の総本山である身延山久遠寺から苗を移植したもので樹齢は80年を超えるそう。寺の創建が昭和14年なのでその数年後には植えられた計算です。

荘厳な山門は伊東忠太の設計に拠るもの。黒澤明の羅生門はこの門をモデルにしているそうです。

元々は東郷平八郎の別荘だった土地。現在も別荘の建物も現存していますが見ることはできませんでした。

これだけ見事な桜なので近年はSNSでも拡散されて人が集まるようになって路上駐車などが問題になっているそうです。電車で行け。

余りにきれいだったので珍しく同じような写真を何枚も使ってしまいました。

京王線、甲州街道を越えて多磨霊園南参道へ。

府中市は東京都の自治体の中で最も道路愛称が多い市のような気がします。そしてまた要所案内を兼ねた道路標識も多い。
競艇場前駅からまだ2kmしか歩いていないのにここまでに「競艇場通り」「東郷寺通り」「多磨霊園南参道」ともう3つも経由しています。

多磨霊園前は石材店が並びます。こちらは石材店の1階を使ったカフェ「ゆめたま」。2023年の人見街道を往くの時にも写真を撮っていました。

霊園に入るとロータリーの右手に巨大建造物が見えました。1993年に内井昭蔵の設計で立てられた納骨堂「みたま堂」。建築ネタとして別途まとめます。

東郷寺の枝垂桜は満開でしたが霊園のソメイヨシノはまだ開花宣言程度。これは3月26日の日記です。

裏門の近くに真っ赤に燃え上がるような木がありました。

裏返っていた名札で確認。ヒマラヤ緋桜という品種です。

東八道路を渡って府中運転免許試験場の脇を北に進みます。試験場の中も太い桜がたくさんありました。この日から6日経った今日あたりはかなり咲いていることでしょう。

武蔵野公園を超えて。

野川を越えて。

本日3つ目の崖線、国立崖線をムジナ坂で越えます。高度表を見るとここで標高47mから65mまで登っていました。

農工大の裏を通って東小金井駅南の商店街へ。けっこう良さげなお店が多い中から選んだのはカレーショップ、サイのツノ。カレー好きの人には有名なお店のようでした。

欧風・インド風・グリーンカレー・薬膳スープと4種類を取りそろえていて単独でも2種、3種の合がけでも食べられます。欧風とインド風の2種かけをオーダー。

東小金井駅。この駅が散歩のスタートかゴールになるのは4回目のようです。

おうめ大学いも学部が構内に出店を出していたのでRさんへお土産で買いました。

サツマイモの中心部分だけを使った「大吟醸大学芋」。内側のコリコリした食感と控えめの蜜の甘さが美味しい一品です。
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石神井川の桜2025.3.28

2025年03月29日 | TOKIO散歩

板橋駅西口再開発の工事がいよいよ始まっています。とりあえず最初に各戸に引かれていた電線を撤去するところから。
この後はお決まりの白いパネルで囲われて解体されるのでオセヨもタイ料理もフライの店えのもとも見納めです。

中山道を越えて東京ガスの坂から石神井川に下ります。今日は3月28日。24日に開花宣言が出てから4日目です。

ソメイヨシノは全体的にはまだまだって感じ。今週末を花見の予定の人も多いでしょうがまだまだです。
私たちは川越の新河岸川にお花見に行く予定ですが、Xで現在の写真を見ると板橋よりもう一段階遅いみたいです。今日明日で頑張って欲しい。

音無もみじ緑地前の桜はけっこう咲いていました。

10年前と比べて枝を多く刈り込んでいるので全体的なボリューム感が薄れているのは否めません。
桜の老朽化が進んでいて、大きな枝が落下して下にいる人が怪我をするということを区役所としては最大限心配しています。しゃあない。

王子神社に来てこの家族の健康と今後のお出かけ先の好天を祈願します。

和菓子職人が弟子に「見本」として作って見せたかのような整った椿の花。

音無親水公園。3月15日から夜間ライトアップしているようですが、2週間はほとんど無駄なライトアップだったでしょうね。しゃあない。

音無橋の前はよく咲いていてみんなが写真を撮っていました。

滝野川橋の先の桜のトンネル。

東橋から。

金沢橋から定点観測写真。開花状況以前にとにかく枝が刈り込まれてて寂しい。

金沢橋からの2013年の眺め。こんな風に両岸から伸びる枝が交差して水面が見えなくなるくらいのボリューム感が醍醐味だったのに。
とはいえ、近い将来、この辺りの桜も伐採されてしまう可能性が高いわけですから、今くらいでも充分ありがたいと思わないとね。

加賀公園の桜。一昔前なら今夜あたり花見の計画があってこの付近にも場所取りのシートが敷かれていたものですが今は1枚もありません。

お昼は家で作るつもりでしたが、11時45分を過ぎてお腹が空いてしまって、目の前にあったちゃんぽんのぽんたに入ってしまいました。ラーチャン。美味しかった。
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妙見寺から稲城大橋通りを往く

2025年03月28日 | TOKIO散歩

つい先日来たばかりの京王線稲城駅から。駅前広場の謎彫刻崎品がハトのいい遊び場になっている、と思ったらとまっているハトも全て作品の一部でした。

稲城駅のすぐ西で京王線と立体交差する貨物線、通称「武蔵野南線」の下を潜る。最初の目的地は右下に案内看板の出ている妙見寺。

駅から15mほど登ってやって来た妙見寺。この後ろの丘の頂にある妙見宮(706年創建)の別当寺として1113年に創建。
本堂の前で(左から)枝垂れ梅、蝋梅、寒桜、白梅、紅梅がまとめて咲いていました。

妙見寺の山門の手前にある妙見宮の鳥居。扁額には「妙見尊」と彫られています。本尊である北辰妙見尊は仏教における天上界の一つ。現存する神仏習合寺院の一つです。

鳥居の先の階段を登ると途中で視界が開けます。さっき下を通った貨物線と交差する京王線が見られました。
左奥に見えている高層マンション群が前回通り抜けた向陽台のニュータウン。今日はずっと右(東)方向を目指します。

鳥居の先の階段を登ってもまだ先がありました。

どこかのブログで「諸星大二郎的な狛犬」と評されていましたがホントにそう。

ようやくたどり着いた妙見宮。GPSの軌跡では標高45mから99mまで登ったようでした。疲れた。
毎年8月7日にこの場所で執り行われる「蛇より祭」という行事は東京都の無形民族文化財に指定されています。

山を下って駅を通り過ぎて今度は京王線の下を潜って多摩川方向に向かいます。

稲城市役所の裏で三沢川を越えて。ここも桜並木がすごい。周囲にはブドウ畑がたくさんありました。稲城の名産はブドウと梨です。

稲城大橋に向かって歩き始めたら多摩川から1km以上離れた交差点に「稲城大橋」と書かれた標識があって驚きました。驚いた私がステンレスに写っています。
後で分かったことですが、この交差点から始まって稲城大橋に繋がる半地下のアンダーパス道路がかつては料金が必要な「稲城大橋有料道路」でした。
平成7年に供用が開始されましたが予想したほどの交通量もなく2006年に東京都の「負の遺産」に認定され2010年に無料化されました。
ストリートビューで2009年のこの標識を見ると確かに「稲城大橋」ではなく「稲城大橋有料道路」と記載されているのが見えます。
橋から1kmも離れている場所に箸の標識がある理由が分かりました。

かつて稲城大橋有料道路だったバイパスが地上に出てそのまま稲城大橋に繋がるところ。たかだか1kmのバイパスなので確かにいらなかったかなという気はします。

歩行者と自転車は側道から橋に上がって行きます。

箸から見る多摩川。

橋の末端に稲城IC。中央自動車道の料金所。ただしここから行けるのは新宿方向だけで八王子方面には行けません。

料金所を通り過ぎて地上に下りるための大きな歩道橋から東方向を見たところ。端から端まで200m以上あるこの押立歩道橋も歩道橋コレクションに加えたい。

地上に降りて府中市白糸台の中央を通る白糸台通りで北上。すぐに国立崖線にあたります。歩道橋の場所が崖線でその先を切り通しにして車を通しているのが見えます。

甲州街道近くまで来ると菜の花が満開でした。奥の民家には河津桜。

甲州街道の手前で左に。甲州街道がここだけ高い土手道になっているのは、150m先にある西武多摩川線の線路を越えるため。
昔はこの小さなトンネル一つのために前後合わせて500mも盛り上げる土木作業が必要だったのですね。2021年の甲州街道歩きの時にまったく同じこと書いていました。

線路脇に旧陸軍調布飛行場の白糸台掩体壕が保存されていました。昭和19年に有蓋、無蓋合わせて60か所作られた掩体壕で、現存する3つのうちのひとつです。

甲州街道でUターンして京王線武蔵野台駅へ。だんごの美好がありました。かつてたかのフーズがフランチャイズ展開して全国に150店舗もあったそうです。
本部が消滅した後もいくつかのテンポが独自に営業して残っている店の一つ。テントをよく見ると上にTAKANO CHAINの文字が見えます。

武蔵台駅の入り口横でも河津桜が満開でした。(3月18日)

この日のコース。6.6km。2時間8分。
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久喜市鷲宮サンポ 鷲宮神社と河津桜

2025年03月27日 | TOKIO散歩

JRで久喜駅。久喜から東武伊勢崎線で一駅で鷲宮駅。鷲宮と鷺宮を一瞬で見分けられる人がいたらすごいと思う。
久喜から一駅といってもこの辺りの駅間は4kmを軽く越えます。同じ距離を東武東上線で乗ったらほぼ5駅目のときわ台くらいです。車なかったら生活できないですね。
現在の橋上駅舎は1973年にできたもの。かすかに分離派の香りも感じさせるデザインです。

駅の正面の道を3分ほど北に行くと青毛堀川沿いの河津桜。前日の夕方のニュースで満開の桜が今日くらいまでが見頃と聞いて見に来ました。
テレビでやるくらいだからたくさんの人が来て混雑するかもと思って6時半に家を出て7時半から歩き始めましたが、近所の人の犬の散歩が数人いるだけでした。
ただし、この後全然違うところで大混雑を見ることになりますがそれはまた別の話。

土手の菜の花も満開でもうちょっときれいな写真が撮れるかと期待していましたが光が真横からでうまくいかなかった。
河津桜もかなり葉が出ていてちょっと濁り気味。

西に300mほどで鷲宮神社。公式サイトで「出雲族の草創に係る関東最古といわれる大社」と喧伝していますが特に根拠はなさそうです。
2018年に内部で老朽化が進行していた鳥居が突然崩壊。現在の鳥居はその3年後の2021年に再建された物です。

大鳥居から参道を進んでいくとさっきまで拝殿の正面と思っていた入母屋の破風が横側でした。中央に手を合わせている人が見えますがあの、向きが正面です。
江戸時代まではこちら(東)を向いていたそうですが、向きを変えた理由は謎でした。

間口の広い拝殿。装飾を配した流造りの屋根は寺に近い印象でした。銅葺きは2023年の令和の大改修で葺き替えたばかり。

向拝柱と海老虹梁も真新しい木の色。

後に回り込んだら本殿が2つ並んでいました。手前の入母屋が鷲宮神社で、奥の切妻が神崎神社とのこと。摂社を中に入れ込んだということかな。初めて見ました。

参拝終えて青毛堀川沿いを今度は東方向に戻ります。普段は太陽に向かう散歩コースは設定しないのですがここでは仕方なかった。でも眩しい。

河津桜の並木は2km以上続いています。時刻は8時過ぎ。まだまだ人の気配は少ないです。

村人のお散歩。2km続くとだんだん桜のありがたみも薄れてきます。

花見と釣りを同時に楽しむ村人。
2019年に何の目的もなく久喜に来て駅の東側を散歩していますが、その時にも青毛堀川の写真は撮っていました。

古久喜の交差点から青毛堀川を離れて久喜駅に向かいます。久喜駅の北西側の何もなかったところに30年くらいで住宅と大型商業施設が爆発的に増えました。
緑も川も多くて商業施設は充実、足りなければ20分で大宮に行けるという立地です。

駅を目指して歩いていたら係員にガードされて先に勧めない交差点がありました。今日は第10回を迎えるよろこびのまち久喜マラソン大会の開催日でした。
個々がコースの一部になっていて、9時10分に駅の東側をスタートした先頭ランナーがちょうどやってくるタイミングに出くわしたようです。

私が歩いて来たのより少し北側のコースで折り返し地点の鷲宮神社を目指します。そういえばさっき神社の駐車場にも準備を進めるスタッフがたくさんいました。

駅に近づくとさらにランナーは増えました。ハーフマラソンでこの日の参加者は2,500人だったそうです。

比較的自由なコスプレで知られているそうでおかしな格好のランナーが次々やって来て面白かった。
けっこう気温も高い日でしたが、えんぴつランナーは無事に20km完走できたでしょうか。
ということで今回も河津桜情報だけで出かけましたが行けばなにかあるものです。
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浮間公園とまつや食堂

2025年03月26日 | TOKIO散歩

靖国神社で開花宣言が出る3日前の3月21日。浮間公園の桜の蕾はようやくさきっちょに緑が少し見えるくらい。まだかっちかちでした。

でも花壇の中は春満開。

遊びに来ていた幼稚園児の1人が近づいて来て「バイバイ」と言ったので「バイバイ」と返したら周りにいた他の子もわらわらと近寄ってきました。
ただ「バイバイ」を言っただけでこいつは遊んでくれる人かも、と思われたようです。危なかった(笑)

この日はRさんが大学病院での検診日。以前は待ち時間が長くて午前中いっぱいかかるのも普通でしたがここんところ10時過ぎには終了します。
終った後で志村の「さやの湯処」でも行こうという計画だったのですが公式サイトで発表される混雑状況がすでにこみ始めている感じだったのでやめました。
春休みに入っていたから早い時間から混んでいたのかな。それで温泉は諦めて電車に乗って公園に来ています。

メインのお目当てはチューリップでも幼稚園児でもなくて2度目のまつや食堂。

私が気に入った食事処をRさんにも見せたかった。

肉ナス辛みそ炒め定食790円とイカからあげ490円とビール630円。午前10時50分の定食屋のビール美味し。

メニューを見ててどうしても気になった「生こしょう玉子焼き」550円。粒の生胡椒がたくさん入っていてスパイシーで旨い。
こんな、と言ったらアレですが、定食屋の食材で生の胡椒を使うって珍しいです。
まだまだメニューは多いし、戸田橋の練習場とも近いのでこれからも楽しめそうです。
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ときわ台~志村坂上を往く

2025年03月24日 | TOKIO散歩

そら豆型の周回道路のまわりに邸宅が並ぶときわ台。そのそら豆の中央を串刺しにする道を塗り潰すところからスタート。

大衆食堂若名直前に現れた謎建築。突き出した入母屋の玄関を持つ堂々たる和風建築なんですが、何か崩れかけている?

原工務店と木工の看板があるので素性は分かりました。右手の鳳凰の彫り物、玄関の引き戸の市松仕上げなど工務店のとしての力量を見せつけます。
しかし2階屋根から玄関にかけて崩れている梯子状の物はなんなのか。
ストリートビューで2009年まで遡れますが見ても分かりませんでした。昔は玄関左手の穴から曲がりくねった松の木が延びていて、それの枝支えだったかも。

美味しくて安くて値上げして欲しい大衆食堂若名さん。

お腹いっぱいになってから北に向かって下って行きます。このアパート?は手前の角が110度くらいの鈍角です。そんなことで写真を撮ってしまう。

ハトに好かれた家。壮観です。スズメに好かれる木があるようにハトに好かれる家も存在します。

志村の台地の南の崖下に無理やり立てたような住宅が並びます。傾斜地を削ったり盛土したりして建築スペースを作りますがここでは元に近い地形が見られます。
40度の坂の上にある駐車場。けっこうスリリングです。

見次公園。「都内には珍しい湧水の池」とされていますが、1950年までの航空写真にはこんな池は全く存在していません。人工的に作られた物です。
先ほどの急坂駐車場と同じラインにあるのでどこから湧水が出てもおかしくはないのですが、池を掘る前から水源の確信はあったのかな。

見次公園北側の崖地。

台地に上がって凸版印刷板橋工場跡地。イオンモールができるという噂はありますがまだ何も始まっていません。

エマニュエル・ムホーの巣鴨信用金庫志村支店。2012年。現代の建築も面白いなと思わせてくれた最初の頃の建物です。今見てもきれい。

竹製品の齋藤商店。この場所で133年間営業を続けていましたが2022年に惜しまれながら閉店。昭和8年築の商家は今後も維持されるようですが区のサポートが望まれます。
ということで今日も行けばなにかあった。
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ロータス階段を探して

2025年03月22日 | TOKIO散歩

始まりは11年前の2016年に見つけたこちらの階段でした。神楽坂上交差点のすぐ脇の安養寺と交番の隙間の路地を入った先にある階段。

上の方でちょっとカーブする佇まいも良かったのですが何といっても手すりの支柱の形状が独特でした。
後で「装飾のある柱を持った神楽坂の階段」というタイトルでブログを1本書きました。
写真には「中央に手摺が立てられているのですがその柱が銅でできているようで、仏教的な葉っぱの装飾がされた鋳物です。
裏道の目立たない階段がなぜこんなに作りこまれているのか。
近くにお寺もあるのでその関係かも知れません。かつては参道的な階段だったとか。後でもうちょい調べます。」と書いています。
後で調べますと書いていますがもちろんすぐに忘れて調べてなどいません。


それから11年が過ぎた2025年の2月末に同じ装飾のついた階段を高田馬場近くの神田川沿いで偶然見つけました。11年ぶりに神楽坂のことを思い出しました。
この手すりがある階段が神楽坂のあそこ1か所だけの「固有種」ではなく全然離れた別の場所にあったことに驚きました。
神楽坂と違って近くに寺らしきものもない。ひょっとするともっと広範囲に汎用的に使われている仕様なのではないだろうか。
その後の検索で都内の階段を収集しているブログやnoteですぐに3つほど存在を確認できたので晴れた日に自転車で見に行きました。

最初のは高田馬場駅の東、早稲田通りと明治通りの交差点南西角のサンパークマンション前の小さな階段

階段脇の擁壁に流鏑馬の絵がモザイクタイルで書かれていることからその筋の人には「流鏑馬階段」と称されることもあるようです。

レンガ造りの階段にはあの支柱が。
そもそもこの装飾は何を表しているのか。仏像の台座(蓮台)などに彫られる蓮華の文様に見えますが今一つ確信が持てる資料が見つかりません。
一番上で花弁が下を向いているのもちょっと気になる。まあでも正解が分かるまでこの文様は蓮華だということにしよう。
それでこのタイプの支柱を持つ階段を「ロータス階段」と呼ぶことにしました。

流鏑馬階段の上には馬頭がありました。神田川沿いの階段の上にはリスがいました。ということはロータス階段は蓮華の支柱と動物のオブジェがセットになっているのか。
神楽坂はどうだったかストリートビューで確認しようとしましたが画像はありませんでした。残念。motoさん、ちょっと見てきて。

交差点方向を見下ろす馬の頭。それにしてもこのシリーズは本当に誰がどういうコンセプトに基づいて作ったのか謎過ぎます。

続いて先月見た神田川沿いの階段にもう一度行きました。2つの階段は5分も離れていません。

2016年のブログでは支柱の素材を銅と書いていますが、そんなわけはなくて鉄を主体とする合金に緑青っぽい色を塗装したもののようです。

一番上にはリス。

リスが見ている神田川方向。複雑な地形の場所でした。

3つ目の階段はそこから1.4km離れた下落合4丁目。神田川の対岸の東長谷寺薬王院の西の塀に沿ってありました。
ちなみに赤い丸付き数字は最後に載せる地図の番号と一致します。

この階段は途中4度ほど方向を変える長いものでした。高低差も15mくらいあったような。

ロータス支柱は上の方は塗り直されていました。なぜ全部やらなかったのか。

長い階段で脚がくたびれかけたころにやっと天辺と空が見えました。上で待っているのはウサギか?

ウサギでした。横にはフクロウもいました。

神田川方向は視界良好。ウサギとフクロウって捕食する側とされる側ですがここではそういう関係ではないようです。

せっかく上りましたが下に自転車が置いてあるので戻ります。

4つ目の階段は薬王院の階段を上った少し先の場所にありました。下落合4丁目14の道路標示があります。登った左上の老人ホームが4-12-2です。

階段の上には他と同じように円柱の車止めがありましたがその上にあるはずの動物のオブジェがありませんでした。

階段下の突き当りに見えるのが聖母病院です。過去に見て来た階段の中でも特に何もない住宅地の中の特に重要でもない場所にある階段でした。

今回新たに3つのロータス階段を訪ねるにあたりいくつかの階段ブログの情報を参考にさせていただきました。
中でも「東京の階段 DB」ブログは圧巻の情報で新宿区だけでも244もの階段がありました。(ブログ主は早稲田大学の研究者で「東京の階段」の著者の方でした)
先ほど244件全ての写真を確認して少なくともこの他に5つのロータス階段があることを確認しました。(残念ながらその内の2か所は区画整理で消滅していました)
ロータス階段については「90年代に新宿区が整備した階段でよく見られるタイプ」と簡潔に記されていました。
この支柱がある階段はどのように選ばれたのか、蓮華の装飾にどのような意味があったのかなどを知りたいのですが、30年前の事業となると区役所に行っても調べるのは難しそうです。
とりあえず機会を見て残り5つの階段の写真を撮って来るつもり。

高田馬場周辺の4つのロータス階段の位置です。
「東京の階段DB」で新宿区の全階段を見ていたらの階段から100mも離れていない場所にもうひとつあったことが分かりました。先に分かっていれば寄れたのに。残念。
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伏見稲荷通りを往く

2025年03月20日 | TOKIO散歩
伏見稲荷通りというのは西東京市の東伏見稲荷の西から始まる一般市道です。途中保谷町の交差点を過ぎると都道36号保谷志木線にかわります。
元はこの辺りを南北に繋ぐ幹線道路でしたが2000年過ぎに少し東側に都道233号、通称伏見通りが建設されてからは交通量の少ない裏通りとなりました。
最近はこういうかつて舞台の中央でスポットを浴びていたのに新しく大きな道路にその地位を奪われて日陰の身となっている道路にひかれます。

スタートは西武柳沢駅。前回莵道の富士街道のゴールになった駅から再出発。

南側は西武線と青梅街道の間に大きな団地が並ぶ一帯でした。

石神井川に向かう傾斜地の途中にこのような整地でできた崖の名残が見られます。

東伏見稲荷神社の東側。この赤いのは桃かな。ここいらが伏見稲荷通りの起点です。

道路の反対側は大きな工事地になっていました。石神井川上流地下調節池事業として石神井川の調節池となる巨大な地下トンネルを作る計画のようです。

一応、東伏見稲荷に参拝。けっこう何度も来ていますが本殿の東側の裏には初めてきました。あっちもこっちも鳥居だらけです。

道路沿いに住宅が並んでいたところ。東伏見公園の拡張のために立ち退いて取り壊されたようです。家在りし日の姿など見るとちょっと切ない。

西側から見る東伏見公園。きれいな形の木。

パチンコ柳沢センター。昭和のパチンコ台が残るレトロなパチンコ店としてその筋では知られていたそうですが2010年に閉業。
それ以来15年間変わらない素敵な外観でこの地に立ち続けてます。

一方通行の莵道、富士街道。管理上は渡道号線で練馬から先は目白通り、新目白通りに繋がって北の丸公園近くまで行きます。へ~。

古いパチンコ店の次は結婚相談所。マッチングアプリがなかった昔はこういう所で結婚相手を探していたんですね。

門前の梅がきれいな真言宗如意輪寺。

その尉殿神社(じょうどのじんじゃ)。じじいの散歩は寺と神社に引き寄せられる。

ひばりが丘駅手前に唐突なタワマンがありました。ひばりタワー。ひばりヶ丘駅南口地区再開発で2009年に完成。再開発といっても1960年代には既に空き地だったみたい。
ひばりが丘の築16年の55㎡の2LDKで7,000万。売り出し時は3,700万くらいからでした。16年住んで2倍の値段で売れるならお得ですね。

ひばりヶ丘駅前でお昼。麺や谷口さん。

醤油ラーメン880円。美味しい。文句ありません。1年後には1,000円超えてるのかな。
2時間・5.5km・8,786歩。
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高尾山から高尾梅郷・木下沢梅林

2025年03月17日 | TOKIO散歩

裏高尾にたくさんの梅林が集まっていて花が咲く季節には「高尾梅郷」という観光スポットになっていることを最近知ってタイミングを図っていました。
SNSでようやく見頃と知って出かけたのは3月13日。
一番大きな木下沢梅林が日影のバス停付近にあるので高尾山口から高尾山に登ってそこからいろはの森ルートで日影に下りて行くことにしました。
体力温存のため初めてリフトで登って見ます。ケーブルカーとリフトが同じ値段だったのはちょっと驚きましたが今日は風を感じたかったのでリフト。

リフトを降りてから山頂までは30分ちょっと。観光登山のリフトにしては降りてから山頂までが意外と長い。今日は曇りで富士山は1ミリも見えず。

記念写真を撮ったらさっさと下ります。4号路から日影沢に通じる山道へ。

下山開始からキャンプ城下のバス道路(都道516号)までは50分ほどでした。前日雨でぬかるんでいるところにスニーカーだったのでちょっと大変でした。
このコースは2022年6月に周回で歩いているので途中写真は省略。

バス道路を小仏方向に歩きます。都道516はこの後小仏峠を越えて相模湖近くまで繋がっています。途中は登山道でもちろん車は通れません。そんな都道もある。
高尾山の1号路も薬王院から高尾山口前の国道20号までは実は都道189号高尾線です。てなことを考えながら中央本線のトンネルを越える。

トンネルの先で木下沢梅林に向かって少し登ります。中央本線と中央高速と高尾ジャンクションのぐにゃぐにゃが見えるこの風景、イイね。

下山後7分歩いて木下沢梅林に到着。通常非公開の梅林は梅が咲く季節だけ一般公開されます。
高尾駅から歩いて1時間の距離ですが、1時間に1本の小仏行きのバスを使うと早いです。

幅150mほどの小山がまるまる梅林になっていてその中に周回できるコースや休憩用の広場が設けられています。
今年の梅まつりは3月8日・9日の予定でしたがその時はまだ咲いておらず、この日13日で7分咲くらいでしょうか。満開はもう少し先のようでした。
一般公開が3月16日までだったので予定的にこの日に行くしかなかったのですが、この後で公開が23日まで延長されたので来週でも良かったかな。

青梅の吉野梅郷の梅がウィルス感染で全て(1,200本)伐採された後、東京都で一番大きな梅林はここではないかと思います。
傾斜地なので風景も変化して見ごたえあります。

山頂部はまだこれからって感じ。

でも上から見下ろす梅林もなかなかきれい。

中央高速と梅林。高尾山は退職後に20回も登ってるのにすぐ横のこんないい場所のことを全く知らないでいました。

梅の樹の下でおにぎりを食べてから木下沢梅林を後にしました。入場無料です。ありがとうございます。
中央線のトンネルをくぐって駅まで歩きます。さっきまでいた梅林は矢印の辺りです。

裏高尾と呼ばれているバス道路沿いには点々と梅林があるのですが、特に梅林を目指さなくても多くの家にいい枝ぶりの梅が咲いていて和みます。

八王子市の出しているチラシから。梅林マップ。私が歩いたところを赤い線で塗りました。

枝垂れ系?こんなのが道路わきに何気なく立っています。

ジャンクションと梅。

高速道路と梅。



川向こうの丘の上の梅林。山登りの後で疲れていたので遠くから見るだけ。

関所の梅林。蝋梅も満開で3色展開でした。

遊歩道梅林。小仏川の川沿いにしばらく続きます。

国道20号の橋の上から。高尾駅と高尾山口駅のほぼ中間でしたが、ちょっとだけ近かった高尾山口駅に戻りました。
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護国寺から江戸川橋

2025年03月14日 | TOKIO散歩

とても気温が低かった休日。白金台の和敬塾で開催中のイベントを見に護国寺からスタート。
目白台3丁目の階段はいつ見ても絵になります。今日はRさんが一緒なのでこの階段は避けて薬罐坂をゆるゆる上ります。

和敬塾本館。
和敬塾は1955年設立の男子学生寮。幕末から明治に肥後細川家の所有した土地の高台部分に作られた、50近くの大学の学生約400人が共同生活を送っています。
一時期、村上春樹も住んでいてノルウェイの森の舞台のモデルにもなったとも言われています。
和敬塾本館は細川家第16代細川護立により建てられた昭和初期の代表的華族邸宅で、昭和11年に完成。現在は東京都有形文化財に指定されています。
普段は非公開ですがこの日は東京都が主催する江戸の手仕事の広報に使用されて、誰でも予約なしで中に入ることができました。施設内の撮影は不可。

とても前から来たかった場所に立てて喜んでいます。和敬塾本館についてはいずれ他の写真と共にまとめます。

2023年秋のNHK夜ドラの「ミワさんなりすます」で堤真一演じる有名俳優の自宅としてロケ地になりました。
家の前に立っているのは別人になりすましてお手伝いとして家に入り込んでいるミワさんこと松本穂香さん。面白いドラマでした。

和敬塾を出て幽霊坂で神田川の高さまで一気に下りて

肥後細川庭園。

立ち食いそばの天かめ江戸川橋店で天たまそばを食べてから

知っている中では一番美味しいと思っている江戸川橋浪花屋さんで鯛焼きを買って

江戸川公園の桜の下で食べました。社会人の頃、仕事をさぼってうろうろしていた散歩コースをRさんにも見てもらいました。
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