
久しぶりにクロスバイクで梅を見に都心方向へ。最初に伝通院前から牛天神北野神社の梅祭り。


甘酒が振舞われていましたが、自転車なので飲めません。

続いて小石川後楽園へ。10年以上買っていた年間パスポートが昨年の夏で切れていて2年ぶりに買い直しました。

梅園前はこんな感じ。午前10時だとまだ静かです。

種類によって早いの遅いの差があります。

こちらはまだまだ蕾。

勤め先が近かったおかげで後楽園には本当にしょっちゅう来ていました。今は年にせいぜい2~3回です。

最初は円月橋の解体修理をきっかけに日本庭園にはまりました。修理が終わったのが2012年ですからあれから干支が一回りしたようです。

12年間でいろいろなことがあって、昔と今とどっちがいいのかよく考えます。
生まれてから63年ほど生きてきましたが、人生の最大の区切りを考えると50歳の時の東日本大震災のような気がします。
もちろんそれまで50年間いろんな体験をしてきましたが、それまでの出来事は全て「一連の流れ」の中でした。その流れが突然ぶち切られたのが2011年3月。
そこからちょっと歯車がぎくしゃくしながら今日に繋がるっているような感覚です。私には。
後楽園の涵徳亭、いまは「びいどろ茶寮」。ここで食べるお昼ご飯は高くても650円だったのですが今は今どきの値段に変わっていました。

後楽園を出て言問通りで根津へ。この長屋、いつのまにかちょっとおしゃれになってました。昔はこうです。
建て替えたのか?とも思いましたがそうではなくておそらく後から取り付けられたものを取っ払って、建てた当初の姿に戻したようでした。

日暮里の一由そばへ。同時に家を出て王子でゴルフの練習をしていたRさんと日暮里で待ち合わせです。午前11時だとまだすんなり入れます。

11時半になるとこの行列。昔と違って大きなスーツケースを転がした海外からの旅行者が来るようになりました。
お店の前でポーズを取って写真を撮り合ったりしているのでツーリスト向けの情報として広まっているんでしょうね。
「地元の人で賑わう美味しくて安いローカル食堂」は旅行者からすれば一番望ましい場所です。私だって旅行中はそういうお店に行きたい。
今はまだ10分20分待てば食べられますが、そのうちここに100人とか並ぶようになったらもうそのお店は失われたも同然です。そんな日が来ないことを願う。

「あたたかい普通のそば、コロッケ、ごぼてん半分、玉子生」という注文で650円。紅ショウガ天半分の半分はRさんからのおすそ分け。
初めて来たときは370円で食べていましたから、ここも10年で倍近くに上がったのかな。それでもまだ安いけど。

おそばを食べ終わったらそこでRさんとはお別れして私は鶯谷から明治通りまで尾竹橋の未踏破部分を塗りつぶしに行きました。