ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

渋谷駅新南改札と連絡デッキ供用前日

2024年07月20日 | 渋谷ウォッチング
渋谷でも新宿も池袋も。人の流れの多くはホームの中央より北側に集まっています。
なので同じ列車でも北側(1~5号車)は混んでいる。北側(8~10号車)付近はラッシュ時でも比較的空いていることが多い。

この日、朝のラッシュ時に渋谷に行く用があり、混雑を避けてホームをたくさん歩いて9号車に乗って板橋から渋谷に行きました。
久しぶりにホームの南端付近に降り立つと、見覚えのない階段がありました。
ガードマンさんがいてまだそこから上に上がることはできません。

階段を上がった先はデッキで渋谷サクラステージと繋がっていました。

右側を見ると渋谷ストリームと繋がっているデッキ。

案内の貼り紙から。私は矢印の先端の辺りにいます。山手線と埼京線をまたぐデッキがサクラステージとストリームを結び、その真ん中に新しい駅舎があります。
この駅舎部分に作られた「新南改札」が7月21日の始発から使用開始になるそうです。
新南改札はかつてはホームの南の橋からさらにはるか南にありました。こちらは21日0時半で閉鎖になるので、去年の6月に見に行ったのが見納めになりました。
サクラステージは昨年暮れに竣工していますが、オープンは新南改札オープンの4日後、7月24日です。



新しいエスカレーターとエレベーターも準備万端、21日からの供用を待っています。
首都高3号線の南側で、線路の西と東が自由に行き来できるようになる。渋谷駅にとってはちょっと大きな出来事の日です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バスターミナルに下りる階段(2)

2024年05月15日 | 渋谷ウォッチング
先日の井の頭線=JR連絡デッキから西口バスターミナルに下りる階段の続報、というか前回確認できなかった場所を見に行きました。

今まで、南口改札、もしくはハチ公口改札からバスターミナルに向かっていましたが、連絡デッキに行く前提で3階の中央口改札から銀座線横を通って2階へ。
この辺りは旧中央改札と、それに向かい合う旧銀座線改札があった辺りですが、実際の場所は左の白いフェンスの奥です。
東急東横店との連絡場所にある3色ギザギザ模様のタイルはまだ残っていました。

4月1日に閉鎖されたという1階に下りる階段はこの正面のフェンスの奥。
もしもここから西口バスターミナルに行こうとすれば一度JRを越えてスクランブルスクエアの方まで行って地上に降りてJRをくぐってハチ公方向に戻ることになります。

さすがにそれは遠すぎるだろうということで新設されたのが写真中央に見える小さな階段。
カーブしている連絡デッキの中ほどに1か所だけガラスで外が見える場所があってそこから井の頭線方向を撮影しています。
よく見ると階段の上にカメラを構えている人がいます。拡大します。

この人。カメラを柵の上に出して西口の写真を撮影しています。前回のブログの時に同じ場所から同じようにして私も写真を撮っていました。
全然知らない人ですが、たぶん「同志」なんだろうな。

階段と繋がっているのは右手の開いている場所。奥に見えているの階段を上がれば頭上に岡本太郎の《明日の神話》がある場所です。
井の頭線で渋谷に来て、西口からバスに乗る人にはかなり便利なルートです。それほど利用が多いとは思えませんが。

さきほどの「同志」の人が撮っていたと同じアングル。たぶん。少なくとも3年後にはここに見えている大半がなくなってしまうはずです。

スクランブル交差点の写真を撮る人たち。世界で最もワイルドな交差点ということですが、私には見えない面白さがあるんだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

井の頭線連絡デッキからバスターミナルへの階段新設

2024年05月09日 | 渋谷ウォッチング

実家には渋谷駅から東急バスに乗って行きます。
バス停の場所は1960年代から50年以上の間一度も変わることなく常に同じ場所にありました。。旧東急プラザ前の246寄りの歩道橋の階段の袂です。
2015年、東急プラザが取り壊された前後にその歩道橋も撤去され、それからバス停の位置は工事の都合で変わりつづけます。
10年で10回くらい変わったかな。こうなるなら全部記録しておけばよかった。バカせまい史で取り上げてくれないかな。渋谷32系統野沢龍雲寺循環バス停変遷史。

で、現在のバス停の位置は東急西館からマークシティに渡る歩道橋の近く。今は井の頭線とJRの連絡デッキの下の暗い場所。
そのバス停のすぐ横に今までなかった階段が出現していて、なんじゃこれ?というのが最初の写真です。

階段を登って行くと井の頭線連絡デッキの途中と繋がっていました。
今までこの場所に来るにはハチ公改札を出て旧東急西館を左回りに行くか、南口改札を出て旧南館から右に回って行くかの2通りありました。
この新しい階段のおかげでJR3階中央改札からデッキ経由で降りてくるという3つ目の選択肢ができた訳です。

階段の上から振り返る。正面に見えているのが桜丘再開発エリア、Shibuya Sakura StageのSHIBUYAタワー。
これだけ無節操に高層ビルが建てられている渋谷で「渋谷タワー」という名前はいかがなものかと思いません?
すでに「住友不動産渋谷タワー」とか「渋谷クロスタワー」とか「パークコート渋谷ザタワー」とか同じような名前の施設がいっぱいあって紛らわしい。

階段降りてすぐ右がバス停。ハチ公口改札も南口改札も近年は旅行者が溢れ過ぎなので、中央改札からそれらを避けて行くという使い方もあるかもしれません。

その階段が新設された理由が分かりました。
なんと旧中央改札から旧南口バスターミナルに降りてくる階段が2024年4月1日でとうとう閉鎖されてしまったのでした。
この階段がなくなるとバスターミナル方面に行く術がない。いや、なくはないけどまあけっこう大変な遠回りになります。
それでマークシティ寄りのこの場所に新設階段が作られたわけか。なーるほど。

閉鎖された階段の写真がないかと探してみましたが、さすがにわざわざこの階段を撮ったものはなく、これが階段が見える唯一の写真でした。2020年5月4日の写真です。
懐かしい床タイル。これが見られる場所も残るは旧南館2階の僅かな部分だけになったのかな。次に実家に行く時はその辺りも確認しながら行こう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渋谷駅新南口の現在 東横線の夢の跡2023

2023年06月11日 | 渋谷ウォッチング

埼京線渋谷駅のホームに、現在頭上で建設中の「新橋上駅舎」の完成予想図が貼り出されていました。これは初めて見ました。
246の南側でJR路線によって分断されていた桜丘地区とストリームを結ぶ自由通路を建設中ですが、そこに新しい駅舎と改札口ができるようです。
渋谷駅誕生以来、駅の北西側に集中していた人の流れがこれから大きく変わり始めるんでしょう。昔の渋谷が好きなので、特に良いこととは思いませんが。

埼京線ホームの彼方にあった新南口はどうなったのか気になっていつもと反対側に歩いて行ったら途中からホームがなくなって線路と同じ高さを歩いていました。

渋谷駅の構内で車輪を真横から見るとは! でも過去のブログで写真を見直したら、これは2020年5月に埼京線ホームが北に移動した時点ですでにこうなっていました。

エスカレーター手前ではなぜか苔が栽培されていました。単なる通路となった旧ホームを「0番線ホーム」と呼んで、そこを活用するプロジェクトの一環なんだそうです。

新南口を出たところ。特に変わりはありません。この場所でも桜丘側と繋ぐ連絡通路を作っていましたから結局この改札も残すことになるのかな。

渋谷川を渡って明治通りで並木橋方向へ。

かつて東横線の橋脚だったコンクリートの塊は上の方を切り落として塗装されていました。書かれている「61」は61本目の橋脚って意味かな。

ステンレスのプレートに由来が書かれていました。自分が「昔のことを良く知っているおじいちゃん」になった気分がします。

その向こうは小さな公園になっていました。

こちらも橋脚の遺構。わざわざ少し傾けて埋めてあるのは廃墟感を出したかったからか。

この場所は2015年に「並木橋 東横線の夢の跡」というタイトルで一度ブログに書いています。61番の橋脚もしっかり写っています。
東横線は奥の赤い矢印のビルの右側を通っていたのですが、そのカーブ部分に何やら新しい建物がありました。

逆に渋谷駅方向を見た現在の並木橋付近。こちらにも60番の橋脚が残されています。

ほぼ同じアングルで2015年にも撮影していました。高層ビルが2つ増えている。8年間という時の流れを感じさせる1枚です。

先ほどの公園の奥の新しいビル。SHIBUYA BRIDGEと書かれています。初めて見ましたが2018年には開業しているようです。

柱に数字があります。東横線の橋脚の番号を引き継いでいるんでしょうか。ホテルやショップの他に保育園も入っていました。

写真奥に埼京線が写っています。渋谷駅を出てJRと平行に走り出した東横線が90度向きを変えてJRを越えるところ。その急カーブ部分の形に建物が作られています。
ホテルに入って行く観光客たち。柱の番号は80番台になりました。

2015年。東横線線路を取り壊し中のストリートビュー写真。左側は都営バスの車庫があるあのあたりです。
JRを越えた代官山まで、東横線線路跡にはいろいろ施設が作られているようですが、さすがにフォローしきれませんわ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東急百貨店本店と東急文化村

2023年04月11日 | 渋谷ウォッチング

東急百貨店の向かいで工事を進めていたドン・キホーテのビルがいつの間にか建物自体は出来上がっているように見えました。
この場所の再開発のことは2019年に「宇田川町と道玄坂の再開発」として一度ブログに書いています。
用地取得に失敗したのかなんなのか分かりませんが、敷地正面の文化村通りに面した部分に既存のビルが残ってとんでもない変型の建物になったのでした。
上の写真で左側と奥の高層ビルはドン・キホーテのビルですが、その右は既存のビル。そして既存のビルの右側にまたドン・キホーテのビルが見てきます。

分かりにくいのでGoogleマップの衛星写真で。今ほど建設が進んでいない頃の写真ですが、左側の建物のいびつな形がよく分かります。
ビルの名前は「道玄坂通(dogenzaka-dori)」、高層ビル上層階が「ホテルインディゴ東京渋谷」となることが決まりました。

今年の1月で営業を終了した東急百貨店本店。駅から遠いし高級な物しか売っていないイメージでここで買い物をしたという記憶はほとんどありません。
この近くの得意先にしょっちゅう通っていた頃は、7階の丸善でよく時間つぶしをさせてもらいました。白フェンスで囲まれて解体の準備が進んでいるようです。

そして同じく取り壊しになるおとなりの東急文化村。シアターコクーン、ザ・ミュージアム、ル・シネマ、ギャラリーは4月9日で閉館。
オーチャードホールはほぼ完全休館ではなくほそぼそと公演予定は入っています。オーチャードホールだけそのまま残すのかな。よくわかりません。
クラシックファンではないのでオーチャードホールに行ったのも数えるほど。ここ数年だとYesとかARWの日本公演の方が記憶に新しいくらいです。

東急百貨店との通路はシャッターが下りています。

この日はつや子に株主優待券をもらってザ・ミュージアムに来ました。「マリー・ローランサンとモード」展。
ローランサンとシャネルが同じ年の生まれとは知りませんでした。同じ時期にパリの新時代を築いた二人。お互いを認めながらも関係は良好ではなかったようです。
シャネルがローランサンに肖像画を依頼したものの、完成した作品が気に入らずに受け取りを拒否されたとか。その作品も展示してありました。

ギャラリーの新進の作家の展示はいつも面白かった。

地下の美しい本屋さんも昨日で閉館になりました。開店前のドゥ マゴ パリの前に人がたくさん並んでいたのもこれで最後だったからかな。
東急文化村のオープンは1989年ですから僅か34年での建て替えということになります。あまりにも短いという気はします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀座線渋谷駅 明治通り方面改札

2023年03月01日 | 渋谷ウォッチング
先日、渋谷駅でJRから東横線に乗り換える際に、途中でビックカメラに寄ってから宮益坂下交差点を渡って地上からヒカリエ方向に向かいました。

ヒカリエの入り口手前で銀座線のガード下を潜るのですが、そこに見たことのない風景があってとても驚きました。

銀座線渋谷駅の新しい改札。存在すら知りませんでした。

他と同じ銀座線のごっつい橋脚をそのまま改札前の門として使っています。なかなかかっこいい。

左にビックカメラの看板が見えますがそこが宮益坂下交差点。
この場所はかつては東急文化会館とJR方面を繋ぐ横断歩道があってそれなりに往来のある場所でした。
2010年頃からの渋谷の大改造か始まってからは地上部分では常に何か工事中。ここで明治通り横断することが難しくなって、ほとんどの人に用のない場所になっていました。
2020年1月に新しい銀座線渋谷駅がオープン。調べて見るとすでにこの時にこの新しい地上出口も供用開始されていたようです。
ヒカリエやミヤシタパークなど、宮益坂方面の集客施設が増えたことと、渋谷駅そのものが東急東横店西館の中から明治通り上空に移動したことで需要ができたのかな。
2023年2月時点ではまだこの付近は陽の当らないマイナーな場所ですが、数年後には明治通り側の姿も大きく変わっているのかも知れません。

この付近の変遷をストリートビューで振り返ります。







そういえば、明治通りは「環状5ノ1号線」工事として池袋駅前と新宿駅近くをバイパスする新しい道路を作っていますが、渋谷駅付近ではその話を聞きません。
池袋、新宿同様にかなりのボトルネックになっているはずですが、都市計画を見ても特に何も計画がない。
やはり現状のコースのまま何か流れをすっきりさせるような方針なのかもしれません。

先月のことですが、渋谷で会食する際に待ち合わせを「銀座線渋谷駅改札」としました。
改札は進行方向側に一つしかないから間違えない、と言いましたが、実は一つじゃなかったですね。危ない危ない。
更に言うと、銀座線ホームから直接ヒカリエに入ることができる改札口までその後に誕生していたようです。
覚えておこう。銀座線渋谷駅の改札は3つ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渋谷駅山手線ホーム改良工事ステップ4

2023年01月10日 | 渋谷ウォッチング

1月7日~8日の二日間、大崎から池袋までの山手線をすべて止めてそれまで別々だった外回りと内回りのホームを一つにする工事が行われ無事に完了しました。
島式ホームとしてスタートした1月9日に自由が丘方面への用事があったので少し早めに出て見物して来ました。
これはホームの最南端。停車している山手線が内回りです。

ホーム先端に立って共通のホームの左右に山手線が停車している所を撮りたくてたむろしている人たち。

外回りの線路を少し移動させてその分ホームを拡幅しています。
この辺りを見ると若干広くなったように感じますが、ホームの多くの部分に白く囲われた部分がたくさんあってこんなふうに素通しで見られる場所はほとんどありません。

ホームが一つになりましたが、総面積が今までより広くなったようには思えません。むしろ、今までの外回り内回りを合わせた総面積より少し減っているかも知れません。
内回りホームだけが使っていた階段やエスカレーターを、これからは内回り外回り両方が使うことになります。
この日は休日でしたが、今日10日の通勤時間帯からかなり大変なことになったのでは。

長い役目を終えた外回りホーム。右手の階段は2021年9月に消滅した旧南改札に繋がっていたところ。高校生だった頃は毎朝登る階段でした。

同じく旧外回りホームのもう少し北側。右の柱の奥にあるエスカレーターは2022年10月に消滅した旧中央改札に通じるもの。
この辺りは取り壊し中の東急東横店南館とも一体となっている部分なので、これから工事も加速することでしょう。

こんな感じで、ホームのかなりの部分が人が立てなくなっています。結果として今のホームはものすごく狭い。

床材が真新しいところが今回若干ですが拡幅した部分かも知れません。

一番心配なのはホーム北端のハチ公口改札へ繋がる階段。
今までの外回りホームの階段は、帰宅時間帯の渋谷駅で最も混雑する場所。階段からホーム上に立っても先に進めないような感じでした。
それが今日からは同じ階段を外回り内回り、北へ行く人北から来た人南へ行く人南から帰る人全てが幅5m足らずのこの階段に集中するわけです。
ちょっと考えるのが恐ろしいくらい。18時~22時くらいにはこの階段に近づきたくない気がします。事故が起きるのが心配。

こちらが使われなくなった外回りホームのハチ公口階段。

閉鎖されたハチ公口階段下。仕事帰りに、渋谷で飲み会の後に、この階段を上って山手線ホーム経由で埼京線ホームへ向かう日々でした。
長い間お世話になりました。

ということで、タイトルは報道に合わせて「改良工事」としましたが、新しい動線ができるまでは正直かなり辛い場面が増えるものと想像します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひばり御殿~シオン寮~渋谷駅

2022年12月23日 | 渋谷ウォッチング

実家からの帰り。渋谷行のバスが目の前で行ってしまったのですぐ後に来た目黒行きに乗って中目黒駅のひとつ手前の東山1丁目で降りました。
時間も早くお天気の良かったので少し歩きたくて。

目黒川から尾根の上の旧山手通りに真っすぐ登れる坂道は美空ひばり邸に続く上村坂、通称ひばり坂の1筋しかありません。この坂も車で通学する時の定番ルートでした。
西郷山公園の脇の野沢通りは立体交差で旧山手通りの下をくぐって向こうに抜けてします。

青葉台の南西向き斜面は、都内の住宅地の中でもトップクラスの高級っぷりです。容積率100%当たり価格でのランキングでは田園調布、松濤を抑えて青葉台が2位でした。

ひばり坂の由来となった美空ひばり邸の一部が2014年にひばり記念館として公開されています。一時は売却される話もありましたが今のところなんとか存続しています。

坂を上り切り、旧山手通りを渡った先に東京都立第一商業高等学校。こんないい場所に都立高校があるなんて知りませんでした。代官山蔦屋の100m横です。

第一商業を過ぎて渋谷区猿楽町と鶯谷町の間の坂道を下って行きます。渋谷区の南西部は丁番のない古い町名(単独町名)がたくさん残されています。
他にも鉢山町、南平台町、円山町、桜丘町、神泉町など。多くの由緒ある地名が失われる一方で名前が残る町もある。その違いはなんなんでしょう。

猿楽町は青山学院女子短期大学のシオン寮があったところ。学生時代には部活の後輩を何度か送って来たこともある場所です。女子寮の中に入ったことはありません。
短大は今年2022年の3月の卒業生を最後になくなってしまい、この塀の奥にあったシオン寮もすでに取り壊されました。諸行無常を感じます。

町会の掲示板に張り出されていた告知。跡地はNTT都市開発が購入して再開発をするようです。

JRの線路に近づいた辺り。昭和の建物が無数に残っています。渋谷駅から近いのに意外と歩いて来にくい場所でしたが桜丘地区の開発が完成すれば大きく変わることでしょう。

渋谷駅に向かいます。右の高層ビルが渋谷ストリームと奥にスクランブルスクエア。左側が建設中の桜丘地区のビル。桜丘の開発地域の橋からわずか120m。

旧埼京線ホームの端にある新南口あたりから線路を越えて桜丘地区に繋ぐ跨線橋が作られていました。このタイプはたぶん仮設ではなく恒久に使うやつ。
2019年のブログでは新南口は廃止になるって書いたんですが、3年経った今もまだ埼京線ホーム経由で存続しているようです。

工事現場の中を通り抜けるような形で駅に近づきます。今見あげているのがB街区のタワーマンション。
今いるあたりの頭上は「さくらにぎわい広場」と呼ばれる駅直結の広大なデッキ広場になる予定です。

B先端棟と呼ばれる謎のうすっぺらいビル。A地区とB地区を繋ぐ門のような役割かも知れません。

A地区とB地区の間の工事現場の中を駅の方向に向かいます。

キリンシティの角に出ました。一風堂(ディスカウントショップの走りの店)に行く道だったあたりがそのまま歩行者道路になっているようです。

その一風堂ですが、写真には写っていませんがGoogleマップを見てたらすき家の向かいに移転して営業継続中でした。しぶとい!
角のすき家とキリンシティがこの辺りを定点観測する時の基準点となります。

大規模開発の中心地にあって首都高速と交錯する渋谷駅のこの部分って昭和から変わっていませんが、ここ山手線ホームの壁面も、間もなく用なしの場所になります。

渋谷ストリームのデッキから見る埼京線ホーム。この奥の白いフェンスが置かれている山手線ホームが来年1月早々には外回りと内回りが一体化した島式ホームに変わります。
2015年から始まった駅改良工事のステップ4。いよいよ終盤ですが工事が終了する2028年6月まではまだ遠い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022年9月初旬の渋谷

2022年09月12日 | 渋谷ウォッチング
ほぼ半年ぶりの渋谷ウォッチング少しだけ。

ハチ公前広場から。東急東横店の西館はほぼ地上付近まで消滅。ハチ公前からスクランブルスクエアがほぼフルサイズで見えるようになりました。

井ノ頭線から渡って来る橋の左側もすっぽりなくなったので、建設中の桜丘地区の高層がよく見えます。

工事フェンスには知らないサッカー漫画。

東急プラザの前から。桜が丘のビルも大きくなりました。こちら2月の写真です。
渋谷からバスに乗って実家に行くところだったのですが、またバス停の位置が変わっていて少しさまよってしまいました。
そしたらこの写真を撮ったすぐ後で、学生時代の仲間の集まりに向かう素子とばったり。
テレビドラマだと1時間に3回くらい偶然ばったり会うシーンがありますが、現実だとそうはなかなかタイミングが合わないものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハチ公前でバス転回

2022年02月19日 | 渋谷ウォッチング

1月の終わりに、渋谷駅西口前バスターミナルのバスの転回場所がスクランブル交差直前に移動したというニュースを見て気になっていましたがようやく見ることができました。
JRのハチ公前口を出てスクランブル交差点で信号待ちをしているところ。横断歩道直前にガードレールが置かれています。

横断歩道を渡って東急プラザ方向を見たところ。
2013年くらいまでは片道で4車線あったこの場所が今は一車線しかありません。東急プラザ前はもちろん、三茶方面から来て左折しようとする246のレーンまで渋滞が続いています。
この状態がこの先5年間続くという情報も見ましたが、毎日の利用者の方は大変でしょうね。道玄坂上で降りて歩いたほうが早いかも、と利用者の一人は憤慨しておられました。

渋谷駅方向を振り返った所。3年前までGoProを持った外国人で溢れていた東京一の名所も静かなものです。

246方向に歩いて来ました。先月までバスはこの辺りで転回していました。西館の解体終盤を迎えこの辺りも建設現場になって、転回場所を移さざるを得なかったのですね。

東急プラザ前から。東急東横店南館も西館もずいぶん低くなって空が大きくなりました。

それに反比例するように桜丘地区のビルはぐんぐん高さを上げています。

私が実家に行く時に使うバスも駅前で転回するやつです。バスの車窓からスクランブル交差点を撮影するなんてなかなか貴重な体験でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山手線下りホーム拡幅工事+桜丘地区近況

2021年10月27日 | 渋谷ウォッチング

10月23日~24日の二日間、山手線内回りの池袋=大崎間の運行を止めて線路の移動とそれによってできたスペースをホームとして広げる工事が行われました。

24日は恒例の実家に手伝いに行く日でした。日にちを工事の日に合わせたのは言うまでもありません。時刻は午前9時。

一番大変な線路の移動は土曜日のうちに終わっていて、この日は突貫工事でホームを伸ばす作業が進行中でした。
写真中央から向こうが拡幅前。右側は伸びた鉄骨の上に床面を設置し終わったところ。

10月10日に中央改札が閉鎖された後はスクランブルスクエア側の改札が新しい中央改札に昇格しました。ゲートが増えていますがこれでラッシュ時大丈夫なのかな。

閉鎖された旧中央改札付近。

山手線内回りホームへの階段は今日は閉鎖されています。

動いている外回りホームから内回りホームを見る。次のステップでは外回りの線路を柱のこちら側に移動して、現在線路がある辺りが内回りホームと一体化した島式に変わります。

実家での用事を済ませて4時間後の午後1時過ぎ。工事はまだ佳境。写真に写っているだけで50人ほどの作業員の姿が見られます。

床の工事がひと段落すれば今度は高い所の工事です。

恵比寿寄りのホーム。中央部ほどではありませんが、このあたりもずいぶんホームは広くなりました。

8月にちょこっと姿を見せた鉄骨はここまで大きくなっていました。

山手線埼京線のホームの屋根をまたいで、大きなデッキが先にできあがっていました。

渋谷ストリームと、桜丘地区で最大になる地上39階建てのA-1棟との間を接続するデッキです。

右がA街区のA-2棟。左後ろにB街区のB棟も姿を見せていました。B棟は29階建てになります。
このあたり全部ひっくるめて竣工は2023年11月30日予定。すぐにその日が来て、このブログを読み返すんだろうな。

拡幅された山手線ホームですが、昨日駒場方面でお仕事だったRさんが私より先に見て写真を送ってくれました。
青いラインから右側が広くなったホームです。この付近だとほぼ2倍の幅になっていることが分かります。すごいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JR渋谷駅 中央改札が閉鎖

2021年10月10日 | 渋谷ウォッチング

渋谷駅のJR改札は4つ。
①ハチ公前の西改札。②つい先日移動した南改札。③ホーム階から1つ上がった3階の中央改札。④3階のスクランブルスクエア側の中央東改札。
まだできて日が浅い中央東改札以外の3つはどれもよく利用しました。通学も通勤も一番長く付き合ったお得意先も全部渋谷駅でしたので。
その中でも一番たくさん使ったかもしれない3階の中央改札が昨日、10月9日でなくなりました。

10月5日に実家に行く時に改札を出ようとしたらこんなのがありました。
取り壊し中のビルの中にあるわけですから、そのうちなくなるんだろうとは思っていましたが、それが4日後と言われるとちょっとびっくりします。

改札を出ると目の前にに銀座線の乗り換え口があって、その左手に売店があって、というのがこの改札を使っていた人が記憶している風景です。もうどちらもないけど。
この改札で涙の別れがあったとか、取っ組み合いのけんかをしたとか、そういう劇的な思い出は一つもなく。
ほとんど何も考えずにただ数千回通過しただけの場所なんで、とりたてて感傷的になることもありません。

横から見た中央改札。写真中央の奥にある中央東改札が今後は3階の唯一の出口になります。井の頭線から乗り換える人はさらに遠くなってしまいます。

昨夜の終電が過ぎたに改札は閉まり、その後2度と開かれることはありません。
老舗デパートの閉店の時に、店長が涙ながらに最後の挨拶をして、シャッターの前に集まった人々がそれを見送るというシーンがありますが。そういうイベントはあったのかな?
東横線渋谷駅ホームの最後の日なんてすごく盛り上がっていたんですけど。あれは駅そのものがなくなるからで、改札くらいじゃダメなのかな。
誰も最後を見送らないなら私が一人で見送っても良かったんですが。いや、きっと鉄な人がたくさん集まって見届けてくれただろう。そういえば南改札の時どうだったんだ?

中央改札の横のこの階段がいつどういう形でなくなるのかは、再開発が始まった当初からすごく気にしていました。
これの代わりになる仮設の階段はいったいどこにできるのか。頭の中ではいろいろシミュレーションしています。

井の頭線乗り換え通路のここから直進できなくなるんだから、やっぱりここからくいっと右(ハチ公より)に何か作るんじゃないかな。

連絡通路から見た桜丘地区。鉄骨は首都高より高くなりました。そのうち今見ている空の大半がなくなっちゃうのかな。

東急東横店南館もひっそりと4階建てに。上の凸凹が中世ヨーロッパのお城みたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渋谷駅南口改札の移転

2021年09月20日 | 渋谷ウォッチング

お彼岸の墓参で実家に行った帰り。西口でバスを降りていつものように南改札から駅に入ろうとしたら改札がなくなっていました。
南改札は、最後に実家に行った2021年9月5日までは、この写真の右の白いビニールが張られたあたりにありました。
その一週間後の9月12日に閉鎖されたようですが、まったく知らなかったので少々驚きました。
高校の通学から数えれば45年ほどお世話になった南改札。9月5日にここを通るのもこの日で最後だと知っていたら少しは感慨深く通ったかも知れません。

新しい改札は東口側に20mほど進んだ先、かつての東急東横店南館の反対側に近いところにありました。

改札を通るコースは、青い矢印から赤い矢印に変わりました。
私は埼京線の3,4番線なので少し遠くなったくらいのイメージですが、1.2番線の山手線に乗る人にとってはすごいUターンさせられる感じで辛いでしょう。
あと、女子トイレがすごく改札から遠いので電車に乗る前にトイレに寄りたい女性も大変です。男子トイレは改札からすぐです。

10月23~24日の週末2日間、山手線の池袋→渋谷→大崎間が全面運休となります。
JR東日本発足後最長となる約52時間もの全面運休時間を使って、山手線の内回り線路をぐいっと東に移します。(上の図で言うと下へずらす)
これによって下りホームの幅が、上の図で言うとサーモンに塗られた部分が拡張されます。
この工事の目指すところは、最終的に現在内回りと外回りで別々になっているホームを幅の広い1本の島式ホームに変えることです。
10月の工事は5段階の工事のうちのステップ3。まだまだ先は長そうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜が丘地区の地上構造物

2021年08月19日 | 渋谷ウォッチング

渋谷駅ホームのハチ公寄りにも南改札に通じる通路ができたおかげでホーム恵比寿寄りにはほとんど近づくことがなくなりました。
先日実家に行く時に久しぶりに桜丘地区の様子を見に行ったら、一番最初の地上構造物が姿を現していました。
この2年間くらい基礎工事が続いていましたが、ようやくこれから上に伸びて行くんですね。
完成は2023年。還暦過ぎの私に何か意味がある建物とは思えませんが、完成したら見届けには行くんだろうな。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公園通り・放送センター・明治神宮

2021年07月15日 | 渋谷ウォッチング

公園通り。2021年のパルコ前。1973年にできた先代のパルコとパルコ劇場にはよく行きましたが、新しいパルコの中にはまだ入ったことがありません。
パルコパート2はキリンのビアガーデンを経て今はhotel koe というおしゃれなホテルに。自分は歳をとったとつくづく実感します。

坂のてっぺんの渋谷公会堂前信号。NHKホールに続く道の角に高床式のプレハブがありました。
NHK放送センターが建て替えになるという噂は聞いていましたが、すでに工事が始まっているのでした。

その場所で振り返ると例のマンションも昨年秋にめでたく完成していたようです。

放送センターはすっかり工事現場でした。写真手前から奥に向かって壊しては作るを繰り返して2036年に完成予定。できたとき、わしは76歳か~。
放送センターとしての機能を残しながらの建て替えなので15年以上もかかるようです。

高層の本館は2031年から2032年で解体。手前のNHKホールは、来年の6月までかけて大規模な改修工事を行いますが建物自体はそのまま使います。

代々木第一体育館前。オリンピックではハンドボールの試合が行われます。いろいろ準備してたんでしょうけど無観客で無駄になってしまいました。
東京でオリンピックが開催されることが決まったのが2013年9月。それからの8年間は日本にとっては笑えない喜劇のような8年間でした。
決まった日の二日後のブログで「2020年のオリンピックが東京に決まりました。」とは書いてありますが、それについてどう思ったかは一言も書いていません。
その後8年間、オリンピックがらみの出来事を記録はしてきましたが、心情的なことは書いていないはずです。なんか最初から書かない方がいいと思ったんでしょうね。

原宿駅前の歩道橋から。あと少しで全部終わる。それからまたがんばって元に戻るといいな。

7月の歩数が過去最低水準なので明治神宮を抜けて代々木まで行きます。外気温33度という暑い日でしたが神宮の森に入るとひやっとします。

まだ見ていない明治神宮ミュージアムでも見て行こうと思ったら、ちょうどこの日から4度目の緊急事態宣言を受けての休館でした。

第三鳥居前。2018年にピカピカに光っていた銅葺き屋根は3年経ってここまで黒くなりました。

夏の大清掃中。写真中央で大扉を拭いている人が使ってるのは間違いなくスコッチブライトのマイクロファイバーモップ。私が買ったのと違う別タイプ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする