ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

明和電機 梅コース全新曲リサイタル

2024年04月26日 | 明和電機

2月に30周年記念コンサートに行ったばかりなのに、またも明和電機のライブ。

毎年恒例の事業報告ショー後のライブで、普通だったら聞きに行くとはないのですが、ポスターにもありますが今回は「全曲新曲」だというので。
明和電機は2002年に「地球のプレゼント」というアルバムを出していて22年前のこれが「最新アルバム」ということになります。
しかし、このアルバムでさえほとんどはSME在籍時の1998年までに出したアルバムのカバーですから、実際には1998年の「道」以来新曲がありません。
それでも音楽活動を続けていて、コンサートの度に20年以上聞き続けた同じ曲をまた聞きに行く客がいるわけですからある意味大したもんです。
そんな明和電機のオール新曲ライブであれば聞きに行かない訳には行きません。

グッズ売り場では社長の出身地である呉市の公式ユルキャラ、呉氏が大々的に売り出されていました。

ステージは基本的に社長一人。経理のヲノさんはじめ工員さんが並ぶいつものコンサートとは全然違います。
これが10年以上前から試み続けて来た社長一人で運んで一人で組み立てて一人で演奏して一人で片付けて帰るという地方・海外公演の「梅コース」のスタイルです。

(参考写真)2023年のコロンビア公演時の写真。
何もないステージに大きなスーツケース二つを転がして出てきて中央に置く。スーツケースを広げて中の物を取りだしてどんどん組み上げていく。
最初にリズムマシンが組み上げられ、PCからの信号でバスドラがリズムを刻む。続いてメカピアニカ。折り畳みになったパンチ君とレンダちゃん。

(参考写真)2023年のコロンビア公演時の写真。
四角い箱状に折りたたまれたパチモクも展開されて最終的にはこんな形に。

今回はこれに加えて完成したばかりの新楽器、メカチターも初披露。打楽器、リード楽器、弦打楽器、ゴムベースと充実したバンド体制ができました。
時計は見ていませんでしたが、全部が組み上がるまでに30分くらいはかかったのかな。もっと? 組み立てセッティングそのものがショーになっているのでした。

今回はいつもよりトラブルも少なく順調と言ってもいいくらい。
大きなトラブルは、今回から導入したというワイヤレスMIDIのレシーバーが充電切れを起こしてそのせいでドラムに遅延が起きたこと、
メカチターの組み立て中に楽器を倒してしまい弦が1本切れてしまったこと。その張替え作業中にまた切れてしまい、結局弦を1本交換するのに20分近く使ったのでは。
普通の人なら2度目に切れたところで諦めて、弦1本くらいなくてもいいかと先に進めそうな場面ですが、諦めない社長のメンタルがすごい。

新曲ですが最初の「箱サバオの歌」を聞いて、あーやっぱりこういうネタ的な新曲かと思ったのですが、意外にもそれ以外はかなり作り込まれた名曲ばかりでした。
以前からメロディメーカーとしての社長を評価して来ましたが、まだまだ才能は枯れてないね。さすが25年間同じ曲を聴かせるだけのことはある。
Twitterで拾ったセットリスト
・ハコサバオの歌
・ママミミモミモミ
・獏の歌
・白い乾電池
・バッチゴーYeah!
・決戦のトレイン
・お眠り時間
新曲で誰も知らないのに振付や合いの手の入れ方を指導する社長。普通にそれについていく往年のファンという心温まる2時間でした。
最後はアンコールのお眠り時間を会場中で歌いながら撤収を見守り(20分以上同じところを繰り返し歌った)コンサートは無事に終了しました。
あー楽しかった。
会場のスクエア荏原がある武蔵小山。なんと三田線新板橋から目黒線直通、乗り換えなしで行けちゃうんですね。すごい時代です。
会場には女優の水野真紀さんがいらしていたということをご本人のブログで知りました。これまたびっくり。
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明和電機30周年ライブコンサート

2024年02月27日 | 明和電機

明和電機の30周年を記念するコンサートに行ってきました。

会場となったのはCOREDO日本橋1の4階にある日本橋三井ホール。明和電機らしからぬおしゃれで高級な商業ビルでのっけから場違いな感じ。
入場待ちの列の中にも外にも社服を着用した男女がたくさんいますがどこまでが出演者でどこまでが客なのかよく分からない(笑)

今どきなのに電子化しない手作り感のある入場チケット。
後はグッズ売り場。もう欲しい物なんてないはずだったのですが、初めて現物に触れたゴムベースは質感が良くてかなり心ひかれました。(こらえた)

ステージはこんな感じ。特に新しいマシンは見当たりませんがふいご式だったセーモンズの肺が風船になっていたのは初めて認識しました。
でも、ちょっと調べたら少なくとも2014年には風船式セーモンズはお披露目になっていたので気がつかなかっただけか。

ライブはトラブルに次ぐトラブルでした。そもそも最初のパチモクのウィングがボタンを押しても上がらない。ここまで初歩的なミスはかつてなかった。
機械系、電源系のトラブルはお馴染みですが今回は制御系統がフリーズして演奏できないのが多かった。
最後は演奏データが消えてしまう。どうするかと思ったらなんと自動演奏装置(On-Geng3)を工員さんが手で叩いて演奏続行。
MIDIデータとACソレノイドで自動演奏というのが基本だけどいざとなれば人力だけでも生演奏する力があることを証明する一場面でした。

2013年12月の赤坂BLITZでの20周年から早10年。その後2017年のディナーショー2018年の25周年ライブが間にありましたが、それから6年ぶりのライブ。
覚えていた振付もだいぶ忘れかけていましたが最後まで楽しみました。
4月には「明和電機 全新曲リサイタル」なんていうのがあってこちらのチケットも購入済みです。今年は久しぶりに明和電機イヤーです。
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バウガン

2018年12月30日 | 明和電機

去年の暮れにRさんがどこかで買ってきたバウガンのキット。買ってきたから作るのかと思ったらそのまま放置になって早1年。
こないだマリンカのマレットを買って飾るときに本の脇にあるのを見て久しぶりに存在を思い出しました。今年最後の大仕事として作りましょう。

頭部の枠組みを作って、

3枚の板で蓋をします。

ぱかぱか動くあごの部分の蝶番はリボン。引き金の動く部分もリボンでカバー。

左足と右足の板で挟んで胴体の乾き待ち。

胴体に頭をつけて、引き金と下あごを針金で連動させます。ボンド全体が乾燥したら透明パイプとゴムの発音部を組み込んで、

完成です!

明和電機なかよしコーナーに飾りました。

バウガンって何?という人はこちらを見て下さい。知らない人がアップした動画ですが。ただこれだけのもんです。
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マリンカのマレット

2018年12月19日 | 明和電機

ある日届いた段ボール。

無駄にでかい箱の中に入っていたのはこれ。

明和電機ストアでたまーに開催される「ボツパーツの即売会」でゲットしたもの。(今夜9時からセールだよと妻がLINEで教えてくれました。ありがたや)
で、これは何かというと「マリンカ」という自動演奏打楽器のマレット(バチ)なんです。

マリンカはこちら。6枚の放射状の板がそれぞれ音階を持つ木琴になっていて、ACソレノイドで動作するマレットが叩いて音楽を奏でるもの。
マレットは金属の細い板の先端にバネを経由して取り付けられているのですが、長年の使用でバネの根元が折れてしまって使えなくなったものだそうです。

金属疲労の跡が見えますでしょうか。

書斎の明和電機コーナーにまた新しい仲間が加わりました。
武田丸のコンプレッサーとホーンの前に飾りましょう。ちなみに白いベースは激落ち君です。重量的にバランスが悪いので後で木製の何か考えよう。

ところで。マリンカのマレットって上の写真で見ても分かる通りピンク色に塗装されてますよね。だけど出品されたマレットは木肌のままです。
これはいったいどういうことなんでしょうか。
昔は塗装がなくてある時代からピンク色になったのではないか。そう考えて過去画像なども検索してみたのですが一番古かった2002年の画像でもやっぱりピンクでした。
ということは! これってマリンカのマレットではないのでは? 偽装? 社長どうなんですか!

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明和電機 事業報告ショー2018&25周年コンサート

2018年04月15日 | 明和電機

明和電機のイベントに行きました。会場は池上線戸越銀座近くのスクエア荏原。学生時代にクラブの部長が近く住んでいて、うちから自転車でよく来ていた懐かしい場所でした。
毎年行っている事業報告(明和電機がこの1年何をやったかを報告するイベント)と、25周年を記念するコンサートの2本立て。方や15時半から、方や18時から。延べ5時間でした。

事業報告は写真、ビデオオッケーとのことでした。こちらは明和電機と同じビルにいるアート作家の作品。6台のiPhoneで制御されるLEDスーツ。

ステージ全景。事業報告はこの後楽器の前にスクリーン下してプロジェクターで説明。私も見た篠田守男の展覧会や中目黒のディナーショー、その他にも国内外で精力的に活動。
六甲山のケーブルカーの巨大プーリーの回転でBPMを制御した「ひっぱれ!六甲ケーブルカー」は面白かったです。あ、もうyoutubeに昨日の動画がアップされてる!早!

同じ格好で同じパフォーマンスを25年もやりつつも充分意欲的に活動の幅を広げていることも分かりました。社長元気でなによりです。
マスプロアーチストとしての存在を強調していましたが私は音楽家としての社長が一番興味あるので新曲作ってそろそろ新しいアルバムも作ってほしいですね。
調べてみたら最新のアルバムが「地球のプレゼント」でそれが出たのが2002年のようです。16年間新譜なし(笑)
そもそもちゃんとしたホールでのライブも2013年の20周年記念コンサート以来だそうで。じゃあ、次のコンサートは2023年の30周年か。仕方ないなー。
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篠田守男× 明和電機展 FLOATING INDUSTRY ~空飛ぶ工場~

2017年10月27日 | 明和電機

神田淡路町にあるAWAJI Cafe & Galleryで先週から開催中の展覧会を見てきました。とても面白かった。写真かなり多めですがこれは記憶に残しておきたいので。

コーヒーを飲みながら展示を見られる画廊。いい感じのカフェでしたがお昼直前だったのでコーヒーは飲まずに作品鑑賞のみでごめんなさい。(無料です)

篠田守男「空飛ぶ工場・FLOATING INDUSTRY」の作品群。

最上部の円盤が細いワイヤーのテンションの支えだけで宙に浮いているように見えます。主な荷重は中心の円柱にかかっていてその下のワイヤーがバランスをとっている。基本系です。

こちらは支柱が4本に。一見、このあたりはまだ分かりやすいんですが中にはえ?これなんで浮いてるの?としばし悩むようなものもあります。
構造を見るために基本的に中腰以下の低い体勢で楽しむことになります。

アリさんがいました。



全ての作品のアイデアがこの手帳にスケッチとして遺されています。この手帳の中身の複製が綴じられたアルミのバインダーが明和電機のショップで販売中です。5万4千円。欲しい。

作者の篠田守男さんは社長が筑波大学大学院芸術研究科の学生だった頃の指導教官だったそうです。
「機械加工技術だけではなく金属彫刻のフェティシズムを学び、それが現在の明和電機の立体造形の基盤となりました。」とのこと。なるほど。そういう経緯だったのか。納得です。
で、こちらの人形型の作品は筑波大学で学んでいた頃の土佐社長の作品。

金属のシャープさと有機物のゆるさがうまく共存しているこの感じ。明和電機の作品の方向性がすでに露わになっています。

上の作品の駆動部。まだ金属加工の精度が低いところが学生らしいです。

ギャラリーから振り返って外を眺める。

「観念の風」を送るファンの列。社長がツイートしてたのはこれか。

奥に進むと地下にも展示室が続きます。

社長の金属フェティシズムの結晶、初代セーモンズ。

シノモリ作品の細部の美しさ。

宙に浮かぶことが分かりにくいタイプ。分かってもこのバランスに見とれます。

ということで、展示は来週土曜日4日まで。お薦めです。今回はRX100がいい仕事しました。
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武田丸のコンプレッサーとホーン

2017年08月26日 | 明和電機

土曜日のお昼に宅配便で届いた段ボール。中に入っていたのはこんなモノたちでした。なんでしょね。その説明をこれからします。

明和電機の製品ラインナップでツクバシリーズ、製品番号MI-09、通称「武田丸」。明和電機の楽器の中では珍しい管楽器です。
「ツクババリバリ伝説」という曲の中で6つのホーンを鳴らして「ゴッドファーザー愛のテーマ」を高速で演奏します。
暴走族の人達が車を改造して取り付けるホーンをサクソホンの形に組んで肩から下げて演奏します。いわゆる「パラリラパラリラ」っていう騒音を出す装置。

演奏している姿はこんな感じ。2004年、メカトロニカのころのメインビジュアルだったんですね。
で、私が今回入手したのはその武田丸の2つのパーツ。6個のホーンに圧縮空気を送り込むコンプレッサーと、3番ホーン。て言ってもわかんないですよね。

拡大写真。上を向いている矢印がコンプレッサーで、左向きの矢印が我が家に来たホーンです。
で、なんでこんなものが来たのかというとなんのことはない、明和電機の販売サイトで売り出されたという情報が社長本人のツイートで分かったので
会社で仕事中にも係らず速攻でポチっとしたのでした。私が見た時点ではコンプレッサーとホーン3本がまだ販売中でしたがすぐに全部売り切れました。

私の部屋の明和電機コーナーに飾りました。基本的にグッズを集めたり飾ったりという趣味はないのですが、このコーナーだけはちょっと別です。
コンプレッサーがけっこう重いので地震の対策なにかしておかないとな。


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明和電機の爆発ディナーショー(2) サバオごはん

2017年05月16日 | 明和電機

ディナーショーのこと続きます。昨日は「ショー」の記録でしたので続いて「ディナー」について。

入場前に並んでいる時に配られたスペシャルメニュー。明和ブルーの上質紙にプリントされています。開演を待ちながらどれを頼もうか考える楽しい時間。

テマキタルタル。混ぜてお召し上がりください。とのことでアボカドの皮の中で混ぜようとしたけど狭すぎて無理!

なので、お皿にぶちまけてナイフでさらに細かく刻みながら混ぜ倒しました。他の人も私たちの方法を見て、これが「標準スタイル」になったようです(笑)
左はトリノスポテト。飲み物はエレクトリックレモネードとハイボール。グラスがものすごく薄い奴でした。テレビでよく出てくるアレかな。

サバオパンナコッタ。

部外者にお知らせするとサバオというのはこれですね。

これもサバオです。社長のtwitterから。

前日にお店のインスタに出ていた製造中のパンナコッタ。この中に私たちが食べた個体もあったかも知れません。
トマタンキーマカレー。食べている時には気づかなかったのですが、2本の腕が小さいトマトをつかんでいるマシンを模していたんですね。
美味しかったです。ご飯の量に対してカレーがちと足りませんでしたが。

工夫を凝らした食事とショーのセット。なかなか素晴らしい企画を思いついた物です。
重くて固くて動きにくいカブリものをかぶって踊って走ってを昼から22時過ぎまで続けた社長は翌日全身筋肉痛だったそうです。お疲れ様でした。感謝してます。
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明和電機のディナーショー カブリマシーン8

2017年05月15日 | 明和電機

明和電機の初めてのディナーショーとなるイベント「カブリマシーン8」を見てきました。

会場は中目黒のガード下。昨年再開発でいきなりおしゃれ地帯となった中目ガード下の代官山寄りにあるパヴィリオンという名のレストラン。
昼、夕方、夜の3回公演の最初の回に参加しました。

ステージになるのはレストランの駅より入口のこのスペース。Rさんの隣の空席が私の席です。至近距離にもほどがあります。
レストランの従業員の方もサービスから厨房まで全員社服でお仕事。

ベロミン。

トマタン

プードルズヘッド

席のおかげでいい写真をたくさん撮ることができましたが、逆にほかの観客が撮った写真のかなり多くに私が写ってしまっているんでしょうね。
実際にTwitterでは何枚か私の横顔や後頭部の写真が掲載されているのを見ました。

お馴染みの固定楽器類もかつてないくらい近くで仔細に見ることができました。こちらマリンカ。初登場は2001年。かなり年季が入っています。
ていうかずっと同じ個体なのかどうか不明。

コントロール部。シーケンス(自動演奏情報)は左のPanasonicノートで。手前左の白いモニターが何か分からず悩みましたが、よくみたらレストランのレジでした(笑)
合間の休憩時間になにやら調整にいそしむ社長をバックに記念写真。

ショーのハイライト。窓の外に社長。
ショー開始時にナポレオン銃(スパークリングワインを放出する銃)で満たしたワイングラスを飲もうとするが手が届かない。
ショーの最後に出てきたプードルズヘッドが台の部分をバリバリと噛み壊してようやくワイングラスに手が届いて初めにできなかった乾杯で完結する。
という明和電機にしてはストーリー性を持った企画だったのですが。
さすがは明和電機で、発泡スチロールの台は壊れないわ、その振動でグラスに入っていたワインは全部こぼれてしまうわで企画は見事に失敗。
とはいえ、明和電機を見に行く人の半分は失敗を楽しみに行く部分もありますので大笑いして終わることができました。
ワイングラスに手が届かなかったシーンをRさんが再現。

ということで、1回につきわずか42人の観客で濃度の濃いショーを見ることができて幸せな時間でした。この136枚がプラチナチケットでないところがありがたい。
ちなみに夜の部の公演で最後の演出が見事に成功している動画がアップされていました。
発泡スチロールはバキバキ割れていますし、台が揺れてもワイングラスは揺れないよう切込みを入れたりして改善が見えます。(最後の写真と見比べて下さい)
ということでなかなか満足度の高い中目黒の午後でした。

明日のお食事編に続きます。

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社長にブログのリンクを貼られた件

2016年01月28日 | 明和電機
2014年12月6日の第一回明和電機大処分市から1年ちょっと。来週の土曜日に二回目の処分市をするという告知ができました。
第一回が「20年間ためこんだ物体をあなたへ」だったので次は20年後かと思っていたのに意外と早くてびっくり。一回目で味をしめたか(笑)

上の画像が昨日の夕方に社長がtwitterでその告知をした時のものなのですが、その直後に「前回のレポートなどはこちら」ということで
他のサイトと一緒に私のブログでのレポートのURLが貼られたもんだから、その直後からブログのアクセス急増。(赤線のURLです)

時間軸で見るとこんな感じです。

フォロワーが10万人いる人に紹介されるとすごいんですね。
普段一日で200人(そのうちの半分は何かの検索で来る人です)しか訪問者がいない私のブログに、1時間で500人来ました。

それにしても敬愛する社長が私の前回のレポートを見ていてくれて、それを次回への紹介に使ってくれたというのは
やっぱりファンとしてはなかなかにうれしいことです。江口寿史、小松亮太に続いてtwitterつながり3人目。

でも処分市の行われる2月6日はいつものセッションの最終回があるのでちょっと武蔵小山まで行くのは難しいのでした。
誰かがレポートを書いてくれるのを楽しみにしていましょう。
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明和電機パジャマ

2015年09月02日 | 明和電機

明和電機。といえば水色の工員服(正式名称は社服)。彼らの成功の理由の一つがこの徹底したビジュアルコンセプトにありました。
西の赤いクラフトワークに対して、東の青い明和電機と言っても過言ではないでしょう。

この工員服、岡山県のヤマメンという制服メーカーが製造していて、この明和電機 社服はヤマメンのサイトで販売されています。
ライブにはけっこう多くの人がこれを着用して行きます。女子用のワンピースはけっこうかわいく見えて好ましいものです。


さて、そんな明和電機の社服が我が家にやって来ました。


これ、実は作業着ではなくて明和電機モデルのパジャマなんです。今月55歳になる私の誕生日を前にRさんがプレゼントしてくれました。わーい。
こちらの製造ももちろんヤマメン製です。やや厚手の綿100%。今はまだちょっと暑いので着用はもう少し涼しくなってから。


着用するとこんな感じ。ありがとうございました!
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明和電機 ミニギャラリー

2015年06月06日 | 明和電機


リフォームが終わって新しくなった家での暮らし。快適です。

生活感ががっつり出る前に美しく写真を撮って見てもらいたいという気持ちはあるのですが、まだ細かいところでセッティング作業があって
なかなかそこまで行きません。書斎の本と楽器はだいたい終わりましたが、リビングのAV関係の配線などは休日の今日、ようやくできました。
壁に掛けるポスターを考えたり、キッチンの収納をどうするかを調べたり、私の中ではまだまだリフォームが続いている気分です。めっちゃ楽しい。

写真は書棚の一角に作った「明和電機コーナー」。
あまり「コレクション」という世界に縁がありませんし、ましてやそれを飾るということはほとんどないのですが、
昨年の大処分市で手に入れた「のこふくカー」や「シリンダリコーダー」のパーツを飾ってみようかなと思い立ち
昔のサイン色紙やサイン入りのオタマトーン、社長のブログの原画などと一緒に並べてみました。
いわゆる自己満足ですが、自己が満足するってステキや。






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明和電機 20周年DVDに出演する

2014年12月15日 | 明和電機
そろそろ明和電機カテゴリー作ろうかな。

昨年暮れに行われた赤坂BLITZでのライブがDVDになっています。あのばかばかしくも面白い夜のことが楽しく思い出されます。


終盤近く、社長と会長がヤンキー化してツクババリバリ伝説からハリセンボムで客席に乱入、という毎度おなじみのシーン。


客席の私たちもしっかりと阿呆のような笑顔で写っておりました。
社長の方を「あえて」見ていないのは、うっかり社長と目が合ってハリセンで叩かれることを避けようとしているためと思われます。

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明和電機 大処分市 20年間ためこんだ物体を、あなたへ

2014年12月08日 | 明和電機

明和電機の土佐社長が工場で処分市を行うとツイートしたのは開催日の二日前のことでした。上のイラストがその時の物。どんだけ急やねん。
幸い特に予定のない週末でしたし、工場まで自宅最寄りの駅から乗り換えなしで行けることもわかったので、二人で武蔵小山まで行って参りました。

明和電機関連の一点物ならジャンクでもパーツでも是非手に入れたい。かなり競争率は高くなるものと予想されました。
どのくらいの時間に行くべきか悩みましたが、意外と事前のつぶやきも多くなかったので開始1時間前を目標に家を出て、武蔵小山の有名店でラーメンを食べてから会場入り。

初めて目にする工場にしばし興奮。開始1時間前。すでに長蛇の列ができているのではと予想していましたが、、、、


私たちが5番目と6番目でした(笑)。寒かったので椅子とストーブが置かれていて助かりました。


中には社長と数人のお手伝いの姿が。商品を並べたり値札を書いたり。


基本的にちょこまかと動いているのは社長一人です。周りの若者たちは後ろからあたたかく見守っている感じ(笑)


ガレージの外は主に0円コーナー。扇風機とか木材の切れ端とか古いPCとか。


設営もあらかた済んで、写真を撮影する社長。この頃には歩道が数十人の人で埋まって通行に支障を来すくらいでした。


1時になっていよいよオープン。最初にすごいなあと思ったのは、こういう場面でも誰一人走ったり前の人を押しのけたりすることもなく、驚くほど静かに人が奥に進んでいくこと。
ガレージ前にあるストーブが危ないよ、と声を掛け合って会場入りする姿は、明和電機ファンの「民度」の高さを物語っていました。ニッポンっていいなあ。

まあ、それでも会場内は身動きもできない状況です。私たちは最前列でしたので目指す左手の作品があるらしきテーブルにすぐに辿りつきました。
パンチ君のボディ15万円とか実際に使われたノッカー3万円など、直接作品に関わるものはかなり高額でしたが、手ごろなパーツを1点を無事に手に取ることができました。(詳細は後で)

1時間待って勝負は約5分。無事に代金を支払ってから社長にお願いして記念写真を撮らせてもらいました。あせってせっかく買った商品を逆さまに持つRさん。

本日の戦果です。じゃん!

赤いTシャツは2004年のメカトロニカの時のもの。見に行った時の日記はこちら。その時はグッズとか買う余裕もなかった。考えて見れば10年物の古着ですね。Mサイズ。
後ろに2台並んだ車のおもちゃ。社長が2011年にNUTというアイドルグループをプロデュースした際に人選に漏れたメンバーで作られた別グループ「のこふく」。
(残りものには福があるの略です)、彼女たちのために低予算で作られたプロモビデオに登場する自動車4台のうち2台です。社長直筆の値札も記念にいただいてきました。

以外と丁寧に作られていてかわいい。PVではこれらを使ってコマ撮りのアニメに仕立てられていました。こんな感じ。



こちらは2011年作の楽器「シリンダリコーダー」の一部分です。レジン?とアクリル、金属部品。

シリンダリコーダーというのはこれです。

白い風船にためた空気を使って12音の試験管状のものから音を出す自動パンフルート。


手に入れたのはその中のこの部分の写真です。ソレノイドの開閉によって風船から送られた空気を6本の管からそれぞれの試験管に送り出す部分。いわば駆動部。ふたつあるうちの左側。


裏から見たところ。空気はレジンの中をくり抜かれた経路を通って金属パイプに導かれます。透明アクリル板と本体の間に黒いエアパッキン。
こうやって見ると、楽器ひとつ、その中のパーツひとつが姿になるまでにも相当の知恵と労力が詰まっているんだなあとしみじみします。
今だったら3Dプリンタでもう少し楽にできるかも知れませんが、それだけに電動工具で削り出したように見えるこのパーツひとつにも価値があるように思います。
(明和電機なら意外とこのころから3Dプリンタを使っていた可能性も否定はできないのですが、、、でも裏面の貼り合わせた感じとかやっぱり手作りのように思えます。)

自分でも忘れていましたが、今年20周年のライブを赤坂で見た後の日記で、初めて見た楽器としてシリンダリコーダーを同じ写真で紹介していました。
まさかその楽器の一部分が1年後に我が家にやって来るとはねー。ちょっと運命的なものを感じました。

まあ、そんな感じで。寒い中行って1時間も待っただけの価値はある楽しい大処分市でした。
地方にお住まいで気楽に参加できなかったファンの方もいらしたようですが、これを見て少しでも雰囲気が伝われば幸いです。



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明和電機 20周年ライブ@赤坂BLITZ

2013年12月14日 | 明和電機
明和電機 2011年のヨシモトホール以来となる大掛かりなライブは結成20周年を記念するものでした。
20周年かー。私たちが最初にライブに行ったのは2002年。新宿リキッドルームでの「明和ジャンボリー」でした。それからももう10年。


会場は初めて入る赤坂BLITZ。ステージ上の演出は変われど、やっていること自体は10年前と90%変わっていない。それがいいのかな。
客席も大半が「ベテラン」で起きることをあらかじめ分かっている。ゆるく暖かい空間です。

今回初めて見た楽器がシリンダリコーダーVM-07。

2011年登場のVM-06ピアメカと同一の送風装置を持った自動パンフルート。
演奏していない間も常にぷしゅーと呼吸音を鳴らせて会場を笑わせていました。


もうひとつがこちら。新型の打弦ベース装置。ステージではこの写真を上下逆にセッティングされていました。
そうすると富士山の形になります。確か「フジバス」と紹介されていたような。「フジベース」って言ったかも。


メディア・アーティスト八谷和彦さんのtwitter写真。ライブ終盤の会場を2階席から撮影した一枚借用。
添えられたひとことが「観客がプロ!」。「地球のプレゼント」や「社歌」振りつけが上から見たらかなり揃って見えたんだろうな。
左ブロックの前から7列目の白髪頭が私です。

ということで今回も楽しかったです。

会場に入って席に着いたら同じブロックの1列後ろにだみあん隊長夫妻が。これだけの会場で何故に知り合いと至近距離になるか(笑)
終わってから4人で近くの酒場に入って冷たいベルギービールで20周年を祝いました。


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