たまたまが重なって金土日の三日連続でなにがしかのショーを見ることになりました。
最初は劇団四季のライオンキング。
2月放送の新美の巨人たちで、このミュージカルで使用されている衣装、舞台装置をひとつのアート作品として取り上げているのを見ました。
劇団四季と言いうとはるか昔にキャッツとオペラ座の怪人を見て以来うん十年間縁がなかったのですが、装置がすごいのは見ておいた方がいいかもと思いました。
人間が動物を演じために様々なやパペット(操り人形)を使用しているのですが、操作する人と操作されるパペットが時に一体化し、時に分離して一つの意識を表現する。
人間としての演技力と、人形遣いとしての技術の両方を求められつつ歌って踊る演者たち。25年も前からやっているのを今さらですが、なかなか大した見ものでした。
その翌日が大塚駅近くのライブハウスでかつてのセッション友だちの出演するライブ。
ジャンルとしては主にアコースティックな楽器を中心としたプログレ曲。3人編成のバンドが3つとギター弾き語りが一名。
原曲を再現するにはあまりにも制限の多い編成で、全部の音はとても再現できないけど足りない所は聞く人の脳内で補ってねと言うゆるい雰囲気がとても好きでした。
2021年2月を最後に、コロナとRさんの体調不良とで公の場には行かなくなって3年。久しぶりに懐かしい顔ぶれとの再会もあって楽しい午後でした。
半年ぶりくらいの大塚はいろいろ変化がありましたが、一番驚いたのが荒川線の踏切横のホープ軒がなくなって違う店になっていたこと。
あの黄色い看板とのれんは大塚のランドマークでした。黒いテントに変わったこの風景はどうも落ち着きません。
ラーメンは美味しそうなので一度食べに行こうと思います。
3日連続コンサートの3日目が錦糸町すみだトリフォニーでの都民交響楽団の定期演奏会。友人がヴァイオリンで出場。
以前所属していた区民オーケストラの時には積極的に誘ってこななかった友人が今度のオケでは「ぜひおいでください」と言うので。
どんなものかと思って行ったらホントにちょっと驚くほどいい演奏でした。これは聞かせたいよなーと思いました。
最初の高速こうもりで一気に実力を見せつけて、リヒャルトの軽妙洒脱も余裕たっぷり、最後のブル7は圧巻でした。3曲ムラなく良い演奏と言うのはアマオケでは珍しい。
錦糸町は水道橋で乗り換えれば30分。意外と上野に行くより気楽です。水道橋駅の古レールで連なるY字はいつ見ても美しい。
三日間全部ジャンルの違う音楽で楽しく過ごしました。ちょっとくたびれたけど。あと土曜の朝に軽くぎっくり腰を発症したのが辛かった。