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江戸川区南葛西のなぎさ公園内に昨年11月にオープンした魔法の文学館。「魔女の宅急便」の作者である童話作家、角野栄子さんの名を冠した児童文学館です。
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白い壁とピンク色の窓。建物周囲を見て回りましたがこの建物がどういう形をしているのか全体像は分かりませんでした。
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高さ12mほどの小さな丘に建つ文学館。入り口は1階ですが3階のカフェテラスと丘の天辺が繋がっていました。
身持ちの良いテラスですが細い鎖で仕切られていて、文学館を利用した人のみ入ることができます。
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1階に戻って700円のチケットを買って入場。区の文学館にしてはちょっと高い。
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入ってすぐに大きな階段。通路でもありますし両脇に置かれたクッションを使ってここで絵本を読むこともできます。
内部はご覧の通りの赤1色。文学館ではこのテーマカラーのことを「いちご色」と称しています。濃いめのショッキングピンクぐらい。
カラーチャートで似た色を探したら「世界の伝統色」の中にそのものずばりでストロベリーという色がありました。C:10+M:90+Y:45。シアンの暗さが効いてます。
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館内には館長でもある角野栄子さんと選書委員会が選んだ児童書が約10000冊ほど。
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さっき外から建物の写真を撮っていた場所を室内から見るとこんな感じ。
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絵本に出てくる小さな家がいろいろな方向に放射状に接続されているという作りでした。繋がった屋根を花弁に例えて「フラワールーフ」と名付けられています。
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建設前の完成予想図。なるほど確かに花弁っぽい。
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内装、展示は角野洋子氏の娘であるアートディレクター・くぼしまりお氏と隈事務所の下で実施設計と施工は乃村工芸社が担当しました。
乃村工芸社は江戸川区の委託を受けて指定管理者となって運営にも当たっています。
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角野洋子氏の書斎をイメージしたコーナー。
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3階のカフェ。ガラスの外に見えているのが旧江戸川です。
昨日のブログでこの丘のことを「自然の地形」と書きましたが、年代別写真で検討するとやはり1990年頃公園をつくる時点で造成した人工の丘のようです。
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カフェから丘の上のテラスへ。
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トイレもぬかりなく白といちご色でした。
毎時20分と40分に階段の下の「黒猫シアター」で映像が上映されます。
何も知らないで見に行ったのですが、プログラムがインタラクティブなやつで、物語の進行途中で観客もガイドのお姉さんの指示に合わせて声を出したり踊ったりします。
平日午前中で観客は数人のお母さんと子供だけ。その中で私も「りんごちゃんだーいすき~~!」と大きな声で言わなければならずかなり恥ずかしかったです。
がんばりましたよ。