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3連休の最終日。11月5日まで開催されているヨコハマ トリエンナーレを見てきました。会場は三か所。最初に日本大通り駅を降りて目の前にある横浜開港記念館の地下へ。
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柳幸典。積み上げられた廃材・瓦礫の中に核実験のキノコ雲などを投影する球体。Project God-zillaというタイトルなので球体はゴジラの目と記憶なんでしょうね。
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もうひとつ。「アーティクル9」バラバラの赤いLEDで憲法九条の文面を。さっきの核問題もそうですし、表現作品の根幹部分に政治や社会問題を据えた作品はしらけます。(個人の感想です)
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赤レンガへ移動。オクトーバフェスタも開催されていてえらい賑わいでした。こちらはいくつも気に入ったものがありました。
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いくつかの楽器、家電製品と工具を組み合わせて、リアルタイムに接写のビデオ映像を投影。オブジェと映像と音とが面白い効果を出していました。
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一面の本の見開きページは真っ黒で無数の白い点が。良く見るとその点の集まりが地図になっていることが分かります。・・・が、それほど面白くないです。
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ドン・ユアンさん。中国の方かな?「おばあちゃんの家」。おばあちゃんの家にある一つ一つのものがキャンバスに油絵で描かれています。水槽の絵、瓶の絵、写真の貼られた額縁の絵。
小さな室内の四方が沢山の小さな絵で囲まれた中にいると立体と平面の間で不思議な気分になります。かなり面白いです。
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絵画にプロジェクションマッピングの映像を合わせたもの。ちょっと流行っているみたいです。まあまあ面白いです。
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広い室内に9つのスクリーンがあって、ひとつひとつに異なる場所で異なる演奏者が写っています。全員がヘッドホンを頼りにひとつの音楽を奏でています。
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音は全部聞こえるのですが、スクリーンの近くではその奏者の音が特によく聞えるので聞く場所によって印象が変わります。それぞれの奏者と室内がとても美しく見飽きません。
音楽もミニマルっぽい単純な繰り返しかと思いきや長い静寂から大きな盛り上がりまでなかなか感動的なものでした。これは抜群に面白かったです。ラグナル・キャルタンソンさんの作品。
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タクシーで横浜美術館へ移動。入口は救命胴衣と救命ボートのインスタレーション。
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行く前にこれを写真で見て興味津々でした。近くで見ると本当にでかい。材料は竹です。どうやって作ったのかな。かなり面白いです。
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村上某の二匹目のどじょうを狙ったっぽい日本アニメ世界観。キューバ生まれの方の作品でした。ものとしてはそれほど面白くないです。
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マーク・フスティアニーニさんというマニラ在住の方の作品。「無限への一節」。永遠に奥まで続くように見えるトンネルが鏡で表現されています。素直に不思議でした。とても面白い。
横浜には有人の出演するコンサートを聞きに行きました。時間と体力の制約の中で駆け足で見ましたがかなりたくさんの刺激をいただきました。
あまり褒めなかったものもありますがほとんどの作品は写真も撮らないどころか立ち止まりもせず素通りでしたので写真が撮られただけでもかなりひっかかった作品だと思って下さい。
トリエンナーレとかビエンナーレみたいのを見たのは初めてですが、これからはもうちょっと足を運んで観ようかなと思いました。歩けるうちに。
まあまあ面白い。
とても面白い。
抜群に面白い。
それほど面白くない。
面白くないの5段活用が、かなり面白い。
面白いものに出会えると、行ってよかったと思います。
判断基準は面白いか面白くないかだけ。