10月9日(火)朝5時半から新党日本の街頭宣伝用の原稿を書く。11時から麹町のスタジオで録音を終えて表参道へ。喫茶店で読書。ジムでゆったりと泳ぐ。まだいささか重い左肩を念入りに動かすとわりに軽くなった。渋谷から代々木。「馬鹿牛」で食事をして高田馬場へ。一水会フォーラムで拉致被害者家族の蓮池透さんの講演を聞いた。北朝鮮に拉致された弟の薫さんは、はじめは人権蹂躙だと抗議していたが、やがてそうした行為に意味がないとわかった。そこで日本に帰ることを諦める。そうすることがプラス思考だと判断したからだ。何を言えば指導員が喜ぶかがわかっていたので、それからは先回りしてそんな態度を取ることにしたという。アウシュビッツ経験者の手記でも同じような対応があったことを思い出した。蓮池さんの話でいちばん驚いたことは、安倍晋三官房長官(当時)や中山恭子参与(当時)は、拉致被害者5人が北朝鮮に戻ることを止めていたのではなかったということだ。蓮池さんは「まったくのウソです」と断定した。家族などの説得が功を奏して蓮池薫さんたちが帰国しない意思を固めたところで、はじめて政府がコメントしたのだという。膠着情況にあるいまや「いかなる方法でも帰して欲しい」というのが家族の本音だろう。蓮池さんは「圧力」路線では成果があがっていないと嘆いていた。6か国協議で日本だけが強行路線を取っていても拉致問題の解決には向わない。ならばどうすればいいのか。北朝鮮との融和路線に変更してでも拉致問題の解決を進めることではないか。横田滋さん、早紀江さん夫妻の真情を思うにつけ、そう判断せざるをえない。現実論は、ときに原則論に優先する。会場ではレインボーブリッヂの小坂浩彰さん、一水会の鈴木邦男さん、木村三浩さん、旧知のジャーナリストたちに会った。最終便で大阪へ。
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しかし はなから これは不思議であり 悲しくてしょうがない問題です。現代の悲劇です。最後まで悲劇かも知れません。
この怒りの表し方に制裁措置だけでなく
北朝鮮国家の他の犯罪行為を暴く事に傾注することも 拉致に問題にたずさわる諸団体の姿であるべきです。(持論)
米国の非核化の急激な活動は、次に来ると予想できる 原子力発電の商業政策に絡んでいる事が見え見えである事を考えると 米国政府や日本政府の積極的な拉致問題解決への動きは期待出来ないはずです。
なぜならば 米国政府は米国企業の要請のもとに下請けとして 原子炉を核開発に結びつかない為の世界戦略だからです。米国石油資本も絡んでいるのです。米国企業の原子炉産業の世界進出と支配が遠大な計画してあるからです。
米国企業の戦略では 勿論日本の企業も下請けです。そして郵貯の資金とオイルマネーが投資マネーに選ばれているのです。
この米国企業が描いた遠大な代替エネルギー事業計画が 日本の拉致問題の行く手を阻んでいるともいえます。庶民は知らされずただただ恐ろしいです。
菅、江田氏らのシンガンス問題での汚点を挽回すべく、国民を納得さすべき行動がまったく見られない、ある意味での異常なこの国の拉致問題取り組みが、北朝鮮に足元を見させているといえるでしょう。
民主党が次期政権をというのであれば、党利党略を超えて協調、共同行動を取るべきであろうと思うのですが一向にその兆しが見えてきません、なんと不幸な日本の国でありましょうか。