4月12日(月)暑くなったり寒くなったり。冷たい雨の降る一日。大山の事務所でスタッフと打ち合わせ。定年退職した小幡利夫さんと「あおい珈琲店」で雑談。金沢のAさんが送ってくれた『新編 濱口國雄詩集』(土曜美術社出版販売)を持ってジムへ。濱口の詩は「便所掃除」がよく知られている。
朝風が壺から顔をなぜ上げます
心も糞になれて来ます
水を流します
心に しみた臭みを流すほど 流します
雑巾でふきます
キンカクシのうらまで丁寧にふきます
社会悪をふきとる思いで力いっぱいふきます
(中略)
便所を美しくする娘は
美しい子供をうむ といった母を思い出します
僕は男です
美しい妻に会えるかも知れません
電車のなかで読んでいて「闘争」と題した詩が気に入った。その一節。
君らよ
ゆがんだ顔で この言葉を なんと分析したか
俺らは 君らの冷笑に 固い 俺の決意をなげつける
久々に泳ぐ。体重は少し増えたが、昨年末に比べて4キロ以上減量確保を確認。落合で降りて今月末で閉店する「多幸兵衞」。明石焼におでんで「明石鯛」を飲む。