有田芳生の『酔醒漫録』

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

斎藤貴男、参議院選挙に不出馬

2007-02-06 09:54:51 | 政談

 2月5日(月)「ザ・ワイド」が終わり、銀座まで歩いた。「瑞花」で「ぬれおかき」などを買う。イワキメガネで修理した休日用のアイメトリクスを受け取る。先日香港に着き、ホテルで外そうとしたところ「ツル」の部分が折れてしまった。軽さは軽快なのだが、少し力が入るとこんなことが起きる。ホテルのフロントでセロテープをもらい、何重にも巻いたのだった。再び日本テレビに戻り、「太田光の私が総理大臣だったら」に出演。社民党の福島瑞穂さんと雑談。驚いたことにジャーナリスト仲間の斎藤貴男さんが比例区から出馬しないことになった。本人がいちばん「やる気」でいたと周囲は言っていたのに何があったのだろうか。講談社の編集者などが猛反対したことは知っている。それでも本人は出馬するつもりだったはずだ。松尾貴史さんのところには直接電話をして推薦人に名前を連ねて欲しいと依頼している。鈴木邦男さんにも依頼があった。ところがつい先日「出ない」という電話があったという。「泣けてきちゃうよ」と福島さんは言っていた。「人生いろいろ」だ。出馬していたならば当選していたことだろう。しかし当選したとしても社民党の支持基盤や党本部に残っている職員との間で思わぬ苦労をすることになったかもしれない。東京選挙区から出馬する川田龍平さんが田中康夫さんの「新党日本」からの出馬要請を断ったとの報道があるが、これも不正確だ。川田さんは無所属で立候補する。そこで「個人として」田中さんに応援して欲しいと依頼した。

 ところが田中さんはミニ政党代表としての立場がある。無所属では行動に制限があるから「新党日本」ではどうなのという話はあったようだ。記者会見で田中さんに会った理由を質問された川田さんが「要請されたが断った」と語ったのは話の流れが少し違う。番組で国会議員の議論を聞いていていつも思うことは「言葉」が届かないという大問題だ。いったい誰に向って話しているのか、傾向として具体性に欠けるのだ。「ハケン」の問題を語るにしても、この人たちには現実の庶民の生活が見えていないとしか思えないのだ。女性専門家の議論を大声で封じようとする自民党議員には民主党議員から「おいそれが国会議員の発言かよ」との声があった。午後8時前に収録が終わり、局内の喫茶店で朝日ニュースターの関係者と打ち合わせ。終ったところで銀座まで歩く。「はら田」で食事をしながら雑談。店主に「景虎」の梅酒が美味いと言ったところ「ありますよ」と一升瓶を出してきた。もらい物だからとプレゼント。久々に「ル・ヴェール」。カウンターには「酒とつまみ」の大竹聡さん。そういえば第9号(特集は「酔~い、どん!」が発売となった。第1号は500部、それがいまでは8000部。書店からの引きがよく、完売する動きだという。わたしの連載「飲兵衛 ザ・ワイド」には「学生運動と酒に明け暮れて革命を誓った卒業前夜」というタイトルが付けられている。深夜、店を出る。タクシーに乗り電話をすると山崎拓自民党元副総裁に関する驚くべき情報が入ってきた。