okonomi巻

ゆるゆる更新中。

小沢さん。

2007-12-09 | いろいろ
先日、奈良の音声館というところで
『おばさんたちが案内する未来の世界』
映画製作・語り/エリザベス・コール
語り・音楽/小沢健二

という映画を見に行きました。

南米 メキシコ・ベネゼイラ、ボリビアの
私達が目にした事がない 
テレビでは普段 放送しないような現実。
映像にあわせて小沢氏は
ロンロコっていう南米の
小さなギターのような楽器を弾き、語り、
エリザベス氏も英語で語りながら進行していきました。

今の日本に比べれば 
日本の裏っ側は
物質的にはあまり満たされてなさそうな世界。
その中で人々は大統領を家族のように
愛し、心配し、信じて、
今いる社会をこれから生きていく
家族の為に守ろうとしている。
とても生き生きしていた
おばさんを通して見る 南米の実情。
その映像や音楽や言葉に引き込まれました。

感想は。。。
うーん 、何回か繰り返し見てみたいな。
一言でいえないし、分からない・・・。
答えがない映画の気がするので
たまに 映像で見た言葉を思い出しては考えてます。
製作者たちが映画に対しても
想いっていうのを押し付けもしなかったし
考えること自体が大事なんだよね。

普段映画を見に行く習慣がないのですが

最近はこのような活動をされているので
なかなかテレビなどではお目にかかれない
フリッパーズ ギターの時から大好きな
小沢健二さんに初めて会える機会だったので
どんな内容かってあまり解らず
本物のオザケンが 見れるってことで
行ってしまってたミーハーな自分でしたが

この映画を見てからは
もう、オザケンって言えないなぁ~って、
あの時代は終わったんだな・・・と。
でも 小沢さんは
私がキャーキャー言っていた時と
雰囲気は変わらずで
ちらっと笑顔になった時なんか
なんだか懐かしかったり、嬉しかったり。。。
複雑で不思議な感じでしたが

久しぶりに今まで考えたことないことを
考える事が出来た時間、勉強になりました。