金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【竜王戦七番勝負が開幕】 藤井聡太竜王と伊藤匠七段が激突! 歴史の分岐点となるか⁉

2023-10-06 01:02:27 | 将棋

 本日から10月6日(金)7日(土)の両日、第36期竜王戦七番勝負第1局が東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で行われます。藤井聡太竜王に挑戦するのは、弱冠20歳の伊藤匠七段

 

 

 実は、二人は同級生の間柄であり、小学生以来のライバル同士2012年の全国小学生将棋大会では、準決勝で伊藤匠少年が藤井聡太少年を破り、藤井聡太少年を号泣させたことは有名なエピソードであります。なお、誕生日は伊藤匠七段の方が遅いため、藤井聡太竜王としては、タイトル戦で初めて年下の棋士と戦うこととなります。

 

 藤井聡太竜王は、同時並行的に第71期王座戦を戦っており、来週11日(水)には八大タイトル独占をかけた第4局が控えていますが、その直前に、竜王戦七番勝負が始まってしまうという殺人的なスケジュールであります。

 従前のタイトル戦では、圧倒的な力の違いを見せつけていた藤井聡太七冠ですが、王座戦五番勝負を見ても判るとおり、内容面ではほぼ差がなくなってきており、ギリギリの勝負を何とか勝ち抜いている状況。八冠達成に向けて、身を削って集中力を保っているのでしょう。

 もし、来週11日の王座戦第4局で、藤井聡太七冠が勝って八冠独占を成し遂げた場合、一度、緊張の糸が切れる気がいたします。さすがの藤井聡太と言えども、そこは人間です。ギリギリの緊張感を永遠に続けることは出来ません。

 

 ワタクシは、この竜王戦七番勝負こそが、歴史の分岐点なる気がしておりますしかも、それを実現するのが、藤井聡太の同級生である伊藤匠ではないかと、ずっと妄想しておりました。

 

 まずは注目の第1局が始まります。伊藤匠七段が必ず、自ら仕掛けると思います。楽しみにいたしましょう!

 

 


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