いよいよ今夜、2023 凱旋門賞が、仏パリ郊外のロンシャン競馬場で開催されます。
馬場は例年よりは良さそうですが、2~3週間の間に何度か激しい雨が降っているので、それなりにタフな状況だと覚悟しないといけないようです。
報道によると、無敗の5連勝を飾っている2023年の仏ダービー馬⑬エースインパクトに人気が集まっているようですが、この馬の特長は、良馬場での強烈な追込み。しかも、まだ2400mの経験がないときています。泥んこ馬場がお馴染みの、ロンシャンの芝2400mで、同様のパフォーマンスが見せられるかどうか。
他の出走馬を見ると、タフだった7月のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS組の上位馬の⑦フクムと⑥ウエストオーバー、あるいは同条件のパリ大賞を快勝した⑫フィードザフレーム、昨年の英チャンピオンSを勝った⑤ベイブリッジ、ベルリン大賞を勝った重巧者④シムカミル、トライアルのフォワ賞を勝った⑧プラスディキャルゼル、急遽参加を決めた今年の独ダービー馬⑭ファンタスティックムーン、英セントレジャーを勝ったハーツクライ産駒⑮コンティヌアス、さらに日本から参戦の⑨スルーセブンシーズなど、レース後になって、この馬に勝たれたのならしょうがないと言える馬たちが目白押しです。
そうなると馬券は、人気薄だけど、欧州を代表するGⅠで好走歴がある馬や、トライアルレースでの好走馬あたりから、馬連・三連複を狙うのが面白そうだと思います。
狙いたいのは、昨年の英チャンピオンSを勝った⑤ベイブリッジ。そこで破ったのは、あのバーイードやアダイヤーといった超一流どころ。今年は、GⅠ路線で2着3着と勝ち切れていませんが、ここでも相手は、ルクセンブルクやモスターダフといった第一線メンバーばかり。展開次第で十分にチャンス有りと思いますが、人気はかなり下がっていて、美味しい本命だと思います。相手には、前述の9頭を選択。
馬券は、まずは本命⑤ベイブリッジの単勝。それから、⑤ベイブリッジからの馬連9点 ⑤⇒⑬⑦⑥⑫④⑧⑭⑮⑨ 。さらに、⑤ベイブリッジと⑦フクムからの三連複流し8点 ⑤⑦⇒⑬⑥⑫④⑧⑭⑮⑨ で。