東京の開幕週はまず、サウジアラビアRC。
暮れの2歳GⅠおよび来年の3歳クラシックを占う重要な府中マイル戦であります。GⅢ昇格以降の過去8年の勝ち馬からも、ダノンプレミアム、グランアレグリア、サリオス、ドルチェモアと4頭のGⅠ馬が生まれています。
今年も、2歳牝馬路線のトップと評判のダイワメジャー産駒③ボンドガール、2歳牡馬マイル路線のエースと言われるモーリス産駒①シュトラウス、素質馬が揃ったデビュー戦を快勝したブリックスアンドモルタル産駒②ゴンバデカーブースの3頭が出て参りました。
その中でも、③ボンドガールは抜けて魅力的に見えます。と言うのも、デビュー戦だった6月4日の府中マイル戦で破った馬たちのうち、2着から6着までの5頭がすでに勝ち上がっている上に、3着コラソンビートと6着キャットファイトはもう2勝目を挙げています。今年の2歳マイル戦で、最もレベルが高いメンバー構成だったレースを、キッチリ差し切って快勝した実績はピカ一。
その次は②ゴンバデカーブース。デビュー戦の6月10日の府中マイル戦で破った2着3着がすでに勝ち上がっており、特に3着のオーキッドロマンスはもう2勝目を挙げています。ボンドガールが勝ったレースほどではありませんが、好メンバー相手に完勝した内容は素晴らしかった。
なお、デビュー戦を9馬身差で圧勝した①シュトラウスに人気が集まっているようですが、このレースは相手関係が楽だったこと、そして不良馬場だったために馬場適性が大きい差に繋がった可能性が高いことから、3番手評価といたしました。
馬券は、本命③ボンドガール頭固定の三連単2点 ③⇒①②⇒①② で勝負したいと思います。