金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【続報】 もなか姫の状態は、不安定な周期で「平常」と「不調」を繰り返しています・・

2024-07-25 03:12:38 | 

 もなか姫の現状をご報告いたします。

 

 6月最終週に2回目の最悪期(3~4日間は食事が出来ず)を迎えましたが、これを乗り越えて7月に突入。そのあとは、不安定な膵嚢胞の膨張と収縮によって、もなか姫の体調は「平常」と「不調」を繰り返しています。

 7月のサイクルは、不調時と言っても、食事が出来ない期間は1日から1日半位なので、そのあとに1週間くらいの「平常」時があれば、体力を回復することが可能であり、その意味で7月は「小康状態」と言えると思います。

 

 前回の報告で申し上げたとおり、「膵嚢胞」といっても、それが出来る原因は他にあるはずで、それが消えない限り「膵嚢胞」の膨張と収縮の繰り返しは止まらないと、もなか姫の主治医がおっしゃっておりました。まさに「膵嚢胞」の裏には、やはり腫瘍性の原因がありそうということ。

 基本的な体調のサイクルは、膵嚢胞に溜まる腹水の拡大縮小によって決まる訳ではありますが、その背景にある「腫瘍性の原因」が消えてなくなることはありませんし、むしろジワジワと体中を弱めていくことになるはずです。その大きなサイクルがジワジワと押し寄せてくることで、「もなか姫が苦しむ状態」の発生頻度が少しずつ高くなっていくのでしょう。

 それを間近で見る我々も辛いのですが、その一方で、病気の進行に抗いながら、われわれが一緒に、安寧で穏やかに過ごせる時間が続いていること、その時間を与えられていることが有難いと。

 

 今は、かけがえのない、幸福な日々を噛みしめる時間であると実感しております。

 

 


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【続報】 もなか姫 何とか食欲を取り戻しました! ただし大元の原因はおそらく・・

2024-07-04 03:55:05 | 

 先週からの続報をお伝えます。

 もなか姫は、何とか食欲を取り戻して、当面のピンチを脱することが出来ました。

 

 6月最終週になって体調が悪化したあと、丸丸4日間、食事が摂れない日々が続きました。猫の場合、4日間も食事が摂れないと衰弱が激しく、そのまま死に至ることもあるため、大きな危機に直面していました。

 ただ6月27日(木)の夜になって、ようやくスープ状の食事を求めてくるようになり、金曜日からはペースト状の食事を2時間おきに食べられる状態に恐らくは、膵嚢胞が破れて腹水が流れ出たか、あるいは体内に吸収されて、消化器を圧迫するものが消えたのだと思います。

 そうなると、4日間食べなかったことからくる激しい飢餓感からか、食べても食べても、次を求めてくる状況に。5月の時は求められるままに食事を出していたら、また「吐き戻す」という事態になってしまいましたから、今回は慎重に、小分けした食事を1時間半~2時間のインターバルをおいて出すように工夫。その結果、昨日まで「吐き戻し」なしで体力回復を進めているところ。

 

 一時は「もうダメか」と観念していましたが、もう少し「一緒に過ごせる時間」が得られたようです。

 

 なお人間のケースでも、膵臓癌が進行している患者さんは、膵臓内に腹水が溜まる傾向があって、この腹水が溜まると体調が悪くなるそうです。すなわち、他の臓器を圧迫して、それらの臓器の機能を邪魔するらしい。また、この腹水に管を入れて抜いてしまうと体調が復活して、活動もしやすくなって食欲も復活するみたい。

 今のもなか姫の状況と符合するお話です。

 近所の主治医の見立てでは、「膵嚢胞」といっても、それが出来る原因は他にあるはずで、それが消えない限り、「膵嚢胞」の膨張と収縮の繰り返しは止まらないとのこと。まさに「膵嚢胞」の裏には、やはり腫瘍性の原因がありそうです。

 

 これからも、「もなか姫が苦しむ時間」が繰り返し繰り返し訪れることになるのは我々も辛いのですが、その一方で、ワタクシと嫁さんも、もなか姫自身も、こうした経験を積むことで、厳しい時間を上手く乗り切る方法を身に着けつつあります

 

 病気の進行に抗いながら、われわれが一緒に、安寧で穏やかに過ごせる時間を少しでも長く伸ばせればと考えております。

 

 

 


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【続報】 もなか姫の様態が急速に悪化 5月初めの症状に戻ってしまった・・

2024-06-26 03:08:55 | 

 もなか姫の様態が、今週の月曜日から急速に悪化してしまいました。

 

 前回報告時(6月12日)からの経緯を申し上げますと、もなか姫が膵臓癌ではなくて「膵嚢胞」であると判ってから、ワタクシと嫁さんは、もなか姫が13歳と高齢であることも踏まえて、外科手術はしないと選択。このあとは、もなか姫がなるべく平穏に穏やかに過ごしていけるよう、いわゆる終末医療方式を施していくことにしました。

 そして、もなか姫の「膵嚢胞」ですが、その後の経過観察の結果、「1週間~10日間程度の周期で膨張と収縮を繰り返す」ことも判りました。この膨張のピーク時が近づくと、もなか姫の1回の食事の量を少なくするとともに、一定のインターバルを空けるように工夫を始め、この工夫を注意深くやっていけば、1週間~10日間程度の周期の膨張と収縮についても、ストレスなく越すことができることが判りました

 

 しかし、6月24日の月曜日になって、もなか姫の症状が急速に悪化何も食べることが出来ないだけでなく、水分を摂ってもすぐに吐いてしまう状態に。これは、5月初め、もなか姫の変化に最初に気づいた時と同じ状態であります。おそらくは、体内の「膵嚢胞」が急拡大して、胃などの消化器系を圧迫しているのだと思います。

 すぐに、近所の主治医のところへ連れていき、猫用のガスター10、吐き気止め、そして水分補給用の注射をして貰って緊急措置。帰宅後は、ベッドの上でジッと動かずに眠っています。

 

 主治医の獣医さんのお話では、「膵嚢胞」とはいっても、これが慢性に現れる症状の背景には、やはりかなり悪性の病気が潜んでいる可能性が高いと。大元の原因が体内で急速に進行している場合は、緊急の対処療法を繰り返しても状態は良くならないとのこと。

 もちろん、また「膵嚢胞」が破れて小さくなれば症状が軽くなり、また飲食が普通に出来ることもあるだた、これを繰り返しながら症状は急速に進む可能性が高いと。

 

 もなか姫の「終末医療」がもう、山場を迎えてしまったようです。

 6月に入ってからの3週間は、もなか姫にとっても「自宅で安寧な時間」を過ごすことが出来ていました。

 

 出来るなら、もう1~2か月くらいは、もなか姫が嫁さんと一緒に、安寧に穏やかに過ごせる時間が続くことを願っておりましたが、そろそろ覚悟をしなければいけない時が近づいているようです。

 

 

 

 

 


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【続報】 もなか姫の「膵嚢胞」は、1週間の周期で膨張と収縮を繰り返す⁉

2024-06-12 01:45:44 | 

 

 もなか姫が膵臓癌ではなくて、「膵嚢胞」であると判ってから2週間が経過しました。

 

 ちなみに「膵嚢胞」とは、『膵臓の内部や周囲にできる様々な大きさの液体の溜まり』のことで、これが悪性の腫瘍を引き起こす悪性のモノもあれば、特に悪さをしない良性のモノもあって、それを確認するにはお腹を切ってみるしかないとのこと。なお、中の液体を採取して精密検査はしてもらいましたが、その結果はシロでも、この手の検査は100%ではないらしい。

 という訳で、ワタクシと嫁さんは、もなか姫が13歳と高齢であることも踏まえて、外科手術はしないと選択。このあとは、もなか姫がなるべく平穏に穏やかに過ごしていけるよう、いわゆる終末医療方式を施していこうと決めました。

 

 ところで、この「膵嚢胞」ですが、この2週間の経過観察の結果、「1週間周期で膨張と収縮を繰り返す」ことが判りました。

 膨張がピークに達すると、膵嚢胞が近くの臓器を圧迫するらしく、もなか姫も違和感を覚えるのか、ジッと動かなくなります。また胃袋に入っていた食物を全て吐き出してしまいます。胃が圧迫されるのでしょう。ただ、丸1日くらい経過すると、膵嚢胞が破裂するのか、あるいは液体部分が身体に吸収されるのか、収縮期に入っていきますそうすると体調が復活して、また普段通りに食事は出来ますし、活動も活発になっていきます

 これが丁度、1週間周期で繰り返されるのです。

 

 嫁さんとワタクシは、この膨張のピーク時が近づくと、もなか姫の1回の食事の量を少なくするとともに、一定のインターバルを空けるように工夫を始めました。「お腹が空いた!」と騒がれてはしまいますが、いっぺんに量を食べると、膨張した膵嚢胞に圧迫されてしまい、かえって気持ちが悪くなったり、吐いたりしますから、ここはもなか姫にガマンしてもらうことに。

 この工夫を注意深くやっていけば、1週間周期の膨張と収縮についても、ストレスなく越すことができることが判りましたので、当面はもなか姫も安寧に過ごすことが出来ると思います。

 

 

 


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【続報】 「もなか姫」の正式診断が出る! 実は膵臓がんではなかった⁉

2024-06-06 02:32:08 | 

 

 5月20日(日)に府中の緊急医療センターで撮った「もなか姫」の全身CT検査の画像を、画像診断の権威である京都の獣医師に診て頂き、正式な診断結果が出ました。

 もなか姫の病症は、おそらく「膵臓がん」ではなく「膵嚢胞」だと思われる・・とのこと。

 

 「膵嚢胞」とは、膵臓の中にできる内部に水成分などを含んだ袋状のもの、だそうです。

 末期の「膵臓がん」だと覚悟を決めていたワタクシと嫁さんは、長くても余命は数週間と思っていましたから、少なくとも、もう少し長く、もなか姫と一緒に過ごせることに素直に嬉しさを感じました。ただし、まだ安心はできないことも判りました。

 

 そもそも「膵嚢胞」には、炎症の結果出来たものや、腫瘍性のものまでさまざまな種類があるそうで、もなか姫の膵嚢胞がどのような種類のものかはハッキリとは判らないとのこと。このまま悪さをしない膵嚢胞ならば「経過観察」、もし腫瘍化してしまうものならば「摘出手術」というのが、人間の場合の対処方法ということになりますが、猫の場合、開腹手術を行って、それをハッキリさせたところで、その開腹手術の予後が悪くなり亡くなるケースも珍しくありません

 もなか姫は13歳と、猫としては高齢の部類に入りますから、外科手術には想像以上の負荷がかかると考えた方が良い。そうなると、この「膵嚢胞」の種類をハッキリさせることよりも、この病気と上手くつき合いながら、もなか姫が安寧に、そして気分よく生きていく時間を大事にしていくことの方が、13歳のもなか姫にとっても、我々老夫婦にとっても、より良い選択になるのではと考えております。

 

 ちなみに、嫁さんの父親は80歳の時に、腸内に良性ポリープが出来たので、医師からは外科手術による除去を勧められて入院したのですが、術後の夜に体調が急変して急逝してしまいました。もともと腎臓に疾患があって、外科手術に体力が持たなかったらしい。入院する1週間前までは元気にテニスをしていただけに、いかに外科手術が老体には堪えるかという象徴的な出来事でありました。

 それもあって、兄とワタクシは、自分たちの父と母の時には、おそらく腎臓に腫瘍があるかもと医師に言われた時も、外科手術を選択せず、がんとは上手くつき合いながら、終末医療を続ける選択をいたしました。

 

 ワタクシと嫁さんは、当面は、もなか姫と普段通りの生活を続ける選択をいたしました。

 この「膵嚢胞」が腫瘍化するリスクが大きいものだとしても、13歳のもなか姫にとっては、ここからの数か月あるいは数年を、いつもどおりに平穏に、そして機嫌よく生きていく時間が大切だと思います。

 その時間を大事にしていきたいと考えております。

 

 

 


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