金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【3月は卒業と人事異動の季節】 思い出の名曲① 『SAKURA』いきのもがかり

2023-02-28 04:44:43 | トレンド

 明日はもう、3月です。

 3月といえば、『卒業』『人事異動』の季節。いつものワタクシらしくありませんが、この季節に相応しい思い出の曲を振り返ってみることにします。

 

【SAKURA】 いきものがかり

 さくら ひらひら 舞い降りて落ちて 揺れる想いのたけを 抱きしめた

 君と 春に 願いし あの夢は 今も見えているよ 桜舞い散る

 <中略>

 それぞれの道を選び ふたりは春を終えた 咲き誇る明日は わたしを焦らせて

 小田急線の窓に 今年もさくらが映る 君の声が この胸に 聞こえてくるよ

 <中略>

 君がいない日々を超えて わたしも大人になっていく こうやってすべて忘れていくのかな

 「本当に好きだったんだ」 さくらに手を伸ばす この想いが 今 春につつまれていくよ

 <中略>

 さくら ひらひら 舞い降りて落ちて 春のその向こうへと歩き出す

 君と 春に 誓いし この夢を 強く 胸に抱いて さくら舞い散る

 

 高校卒業と同時に訪れる、友人や、好きだった異性との別れを、切なく情緒豊かに歌い上げた名曲であります。この曲の素晴らしいところは、曲と詩が一体となって、聴いた者の目の前で、何十年も前の風景を蘇みがえらせること。

 荒井由実の『卒業写真』でも同じような効果が感じられますが、『卒業写真』は、淡い思い出とともに、朧げに風景が蘇る曲調なのに対して、『SAKURA』では、「小田急線の窓に・・」「本当に好きだったんだ・・」と、胸に突き刺さるような鮮明な思い出と、鮮やかでハッキリとした桜の散る風景が蘇ります。

 

 卒業や別れから、まだ間もない若い人間ほど、『SAKURA』は、切なく忘れられない曲なのだと思います。

 


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【重賞回顧】 中山記念・阪急杯・ドバイカップほか

2023-02-27 04:41:55 | 競馬

 まずはドバイカップデーの結果から。

 注目のドバイカップ(GⅠ)勝ったのは、日本からの6歳牡馬、ロードカナロア産駒パンサラッサ好スタートからマイペースの逃げへ持ち込んだパンサラッサが、まんまと逃げ切りました。鞍上の吉田豊騎手のマジックと言って良いでしょう。パンサラッサは、昨年のドバイターフの芝GⅠに続いて、今度は世界のダートGⅠを制しました。優勝賞金は1000万ドル=13億円。1/2馬身差の2着には、中団から追い込んできた米国のカントリーグラマー3着は日本のカフェファラオ4着には2番手からジオグリフ5着にはクラウンプライド。その他の日本馬は、ジュンライトボルトが7着、ヴァンドギャルドが11着でした。

 ちなみに、3着カフェファラオの獲得賞金でも200万ドル=2億6000万円4着ジオグリフ150万ドル=1億9500万円5着クラウンプライド100万ドル=1億3000万円ですから、5着でも日本のダートGⅠを遥かに超える賞金額。有力な日本馬は、この時期、やはり中東を目指すことになりそうです。なお、勝ったパンサラッサ、このあとは芝1800mのドバイターフ(GⅠ)ではなく、ダート2000mのドバイワールドC(GⅠ)を目指す可能性もあるようです。もしも、パンサラッサがドバイワールドCに勝つと、さらに696万ドル=9億480万円が加わり、この2か月で20億円以上を稼ぐことになります。もう想像を超える世界ですよね!

 それにしても、またも矢作芳人厩舎です。やはり、世界の壁を突き破ってくれるのは矢作芳人。この男しかおりません。

 

 1351ターフスプリント(GⅢ)勝ったのは、日本からの5歳牡馬、キズナ産駒バスラットレオン好スタートからの逃げ切り勝ちで、坂井瑠星騎手の手腕が光りました。バスラットレオンは、芝ダートに関わらず、7ハロンであれば世界でトップ級の馬であることを証明しました。優勝賞金は90万ドル=1億1700万円。アタマ差の2着には米国のカザクリード3着地元サウジのラーエド。ラストランのレシステンシアは5着、ラウダシオンは9着、連覇を狙ったソングラインは10着。バスラットレオンの次走は、ドバイのゴドルフィンマイル(GⅡ)となる予定。

 

 レッドシーターフハンデキャップ(GⅢ)勝ったのは、日本からの7歳牡馬、オルフェーヴル産駒シルヴァーソニック3番手追走から直線で早め先頭に立って、そのまま2馬身差で完勝。全くロスのない競馬で、Dレーン騎手の上手さが勝因でしょう。優勝賞金は150万ドル=1億9500万円。シルヴァーソニックは、ステイヤーズSに続いて重賞2連勝。2馬身差の2着には英国のエネミー3着英国のゲットシャーティ。日本からのエヒトは7着でした。

 

 サウジダービー(GⅢ)勝ったのは、地元サウジの3歳牡馬、コミッショナーキング2番手追走から、直線では、逃げた米国のヘヴンアメルトダウンとのマッチレース状態に。ゴール直前でアタマ差だけ前に出て勝利優勝賞金は90万ドル=1億1700万円。地元サウジの馬がサウジダービーを勝ったのは、これが初となります。日本からのデルマソトカゲ3着、コンティノアールが5着、フロムダスクが9着、エコロアレスが12着でした。

 

 リヤドダートスプリント(GⅢ)勝ったのは、米国からの5歳牡馬、エリートパワー中団待機から、直線では段違いのスピードを活かして圧勝しました。さすが、米国のダートスプリントの第一人者、これで6連勝となりました。優勝賞金は90万ドル=1億1700万円2着には米国のガンナイト3着は福永祐一騎乗の日本馬リメイク。その他の日本馬は、逃げたジャスティンが4着、連覇を狙ったダンシングプリンスが5着、柴田善臣騎乗のリュウノユキナが6着でした。エリートパワー、ガンナイトの2頭とは、日本のレモンポップとの闘いをぜひ見てみたいと思います。

 

 

 それではJRA重賞の結果へ。

 まずは阪急杯勝ったのは、カラヴァッジョ産駒の4歳牡馬アグリ好スタートから2番手追走を選択。逃げたメイショウチタンの前半3ハロンのラップは33秒9で、このメンバーとしてはややスロー。直線に入ると、アグリが早め先頭に立ちますが、外からキズナ産駒ダディーズビビッドが迫ってきます。しかし、最後まで抜かせずにクビ差で勝利。良の勝ちタイムは1分19秒5。2着ダディーズビビッドから2馬身1/2差の3着には、3番手からキングカメハメハ産駒ホウオウアマゾン、1馬身差の4着にディープインパクト産駒グレイイングリーン

 勝ったアグリは、これで4連勝で重賞初勝利。次は高松宮記念へ向かうと思います。1200mの実績はありませんが、厳しい流れのGⅠ競走では、むしろ1400mの実績が活きると思います。2着ダディーズビビッドは、またもや惜しい2着3着ホウオウアマゾンまで、上位馬は先行馬なので、2着3着は展開に恵まれたとも言えます。逆に4着のグレイイングリーンは後方からの追込みでしたから、地力がついてきたと言えます。次に期待いたしましょう。

 

 そしては春のスーパーGⅡ、中山記念勝ったのは、ハーツクライ産駒の7歳牡馬ヒシイグアス後方待機で脚を溜めます。逃げたディープインパクト産駒ドーブネの前半1000mのラップは59秒9で、かなりのスロー。直線に入ると、逃げ粘るドーブネがそのまま沿い切りを図ります。そこに、大外からヒシイグアスと、モーリス産駒ラーグルフの2頭が襲い掛かって、坂の下で抜け出します。うちヒシイグアスが3/4馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分47秒1。2着ラーグルフからクビ差の3着に逃げたドーブネ。さらにハナ差の4着には、中団から最内を突いたキングマン産駒シュネルマイスター、クビ差の5着にはキングカメハメハ産駒スタニングローズ

 勝ったヒシイグアスは、これで重賞3勝目。2000m前後のスペシャリストですが、2000mよりも、中山1800mとか、阪神2200mというチャンピオンディスタンスではない距離が得意。次は大阪杯(GⅠ)だと思いますが、むしろ宝塚記念(GⅠ)の方が面白い気がします。2着ラーグルフは着実に地力が付いてきています。大阪杯でも狙い目3着ドーブネは、絶妙のペースに落としての3着なので、次は危険な人気馬の匂いがします。4着シュネルマイスターは、次は安田記念だと思いますが、復活の気配が感じられました。5着スタニングローズも力を出していますので、次はヴィクトリアMなのか、大阪杯なのか、いずれにしても、切ってしまうと危険です。

 


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【3歳戦回顧】 2月25日~26日

2023-02-26 16:23:50 | 競馬

 土曜日は小倉2R芝1200mを勝ったダイワメジャー産駒サトノグレイト中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るルーラーシップ産駒スカプラリオの横から、サトノグレイトが豪快に差し切って、1/2馬身差で快勝。稍重の勝ちタイムは1分9秒9。2着スカプラリオからクビ差の3着には、後方から差してきたハーツクライ産駒オータムクイーン

 阪神4R芝2000mを勝ったモーリス産駒クレオメデス好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るハービンジャー産駒アスクドゥポルテを追いかけて、ゴール前100mのところで交わして、そのまま1馬身1/4差で快勝。稍重の勝ちタイムは2分3秒0。2着アスクドゥポルテからハナ差の3着には、中団から差してきたロードカナロア産駒アドマイヤソラ

 小倉5R芝1800m牝馬限定を勝ったキズナ産駒コイニョウボウ中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るハービンジャー産駒オークアンドモルトが馬場の中央を進むのに対して、馬場の内側からこれを交わして、そのまま1/2馬身差をつけて勝利。稍重の勝ちタイムは1分49秒6。2着オークアンドモルトから2馬身差の3着には、中団から差してきたエピファネイア産駒サトノキャサリン

 中山5R芝1600mを勝ったドレフォン産駒ルージュイストリア好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、早め先頭に立ってそのまま押し切りを図ります。中団からハービンジャー産駒ミヤビブレイブが迫ってきますが、1/2馬身差をつけて勝利。良の勝ちタイムは1分34秒7。2着ミヤビブレイブから1馬身差の3着には、4番手から内を突いて伸びてきたグレーターロンドン産駒セイウンシリウス

 小倉6R芝2000mを勝ったハービンジャー産駒スズカハービン中団後方待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るドリームジャーニー産駒ビヨンドザドリームが押し切りを図りますが、これをスズカハービンが追いかけます。ゴール直前で逃げ馬を捉えたスズカハービンがクビ差だけ前に出て勝利。稍重の勝ちタイムは2分3秒1。2着ビヨンドザドリームから1馬身1/2差の3着には、中団から差してきたハービンジャー産駒ツージーフェイス

 中山6R芝2000m牝馬限定を勝ったサトノダイヤモンド産駒ドゥムーラン最後方待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るシルバーステート産駒ウインレイアーの横から、まずヴィクトワールピサ産駒アンナジークが先頭に立ちます。そこに大外からドゥムーランが次元の違う差し脚で一気に交わして、1馬身3/4差で完勝。良の勝ちタイムは2分3秒4。2着アンナジークのハナ差3着がウインレイアー勝ったドゥムーランは今日がデビュー戦で、経験馬を相手に豪快なレースで勝ち切りました。オークスに間に合えば、非常に面白い存在だと思います。

 

 阪神5Rダート1200m(3歳1勝クラス)を勝ったヘニーヒューズ産駒ミルトハンター中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るレッドフォルクス産駒メイショウオトギの横から、ラニ産駒バトゥーキとミルトハンターが追いかけます。ゴール前100mのところで、ミルトハンターが豪快に差し切って、後続に1馬身1/4差をつけて完勝。ダート稍重の勝ちタイムは1分11秒5。2着にはバトゥーキ、そこから1馬身1/4差の3着に逃げたメイショウオトギ

 中山7Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったロゴタイプ産駒オメガギネス直線に入るとまず、2番手からトビーズコーナー産駒プレミアペガサスが抜け出して、後続を突き放します。これをオメガギネスが1頭だけで追いかけて、ゴール直前でクビ差交わして勝利。ダート良の勝ちタイムは1分53秒2。2着プレミアペガサスから8馬身差の3着には、中団後方から差してきたリアルスティール産駒アレクサ勝ったオメガギネスは、これでデビューから2連勝。勝ちタイムも優秀で、3歳ダート1800m路線でニューヒーローが誕生しました。2着のプレミアペガサスもこの先が楽しみ。この2頭は覚えておきましょう。

 小倉9R芝1200mあざみ賞(3歳1勝クラス)を勝ったデクラレーションオブウォー産駒タマモブラックタイ好スタートから4番手追走へ。直線に入ると、馬場の外側から早め先頭に立ちます。さらに外からビッグアーサー産駒シンプリーオーサムが迫ってきますが、3/4馬身差で勝利。稍重の勝ちタイムは1分9秒7。2着シンプリーオーサムから2馬身1/2差の3着には、中団から差してきたイスラボニータ産駒リサリサ

 中山9R芝2200m水仙賞(3歳1勝クラス)を勝ったデクラレーションオブウォー産駒ハウゼ好スタートから2番手追走へ。直線に入ると早め先頭に立ち、そのまま押し切りを図ります。3番手からミッキーロケット産駒メイテソーロが迫ってきますが、1/2馬身差で凌いで勝利。良の勝ちタイムは2分14秒2。2着メイテソーロから1馬身1/4差の3着には、4番手からリアルスティール産駒ダニーデン勝ったハウゼは、ロングスパートで勝ち切りました。距離が伸びて良さが出ています。出走できればダービーも面白いですが、気が早いですが、むしろ秋の菊花賞が楽しみ

 

 阪神9R芝2200mすみれ賞(L)を勝ったロードカナロア産駒シャザーン最後方待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、逃げたサトノクロークと2番手セオが粘りますが、最内を突いてシルバーステート産駒ショウナンバシットが抜け出します。それを大外からシャザーンが豪快に差し切って、3/4馬身差で快勝。良の勝ちタイムは2分15秒5。2着ショウナンバシットから1馬身3/4差の3着には、5番手から差してきたエピファネイア産駒アヴニールドブリエ

 勝ったシャザーンは、これで未勝利から2連勝でオープン勝ちそのまま皐月賞へ向かうのか、トライアルを挟んで日本ダービーへ向かうのか2着のショウナンバレットも面白い存在なので、賞金をどこかで加算したいところ。

 

 日曜日は小倉2R芝1200mを勝ったダイワメジャー産駒リトルミム好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るセレッソデアモールを追って、残り100mのところで逃げ馬を交わして先頭に立ちます。大外からアメリカンペイトリオット産駒ライクアフラワーが迫ってきますが、これをクビ差抑えて勝利。稍重の勝ちタイムは1分9秒8。2着ライクアフラワーからクビ差の3着には、2番手からビッグアーサー産駒ケイアイクビラ

 中山3Rダート1200mを勝ったサトノアラジン産駒ダークンストーミー好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るミッキーアイル産駒ニシノトレンディーを交わして先頭に立ちます。そのまま後続を突き放して、3馬身1/2差で圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分12秒2。2着ニシノトレンディーから3馬身差の3着には、3番手からイスラボニータ産駒イスラデルノルテ

 小倉5R芝1800mを勝ったスクリーンヒーロー産駒ソレイユヴィータ好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げるダノンバラード産駒シャイニースイフトの内側から抜け出して、そのまま後続を突き放し2馬身1/2差で圧勝。良の勝ちタイムは1分50秒7。2着シャイニースイフトから3馬身差の3着には、中団後方から差してきたダノンバラード産駒マイバラード

 阪神5R芝1600mを勝ったハーツクライ産駒ルクスドヌーヴ好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、そのまま後続に1馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分37秒3。2着には2番手からリオンディーズ産駒レッドテンペスト、クビ差の3着には、中団から馬場の最内を突いて伸びてきたイスラボニータ産駒サウンドレイラ

 中山5R芝2000mを勝ったジャスタウェイ産駒マイモーメント好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入ってもスピードを緩めず、そのまま押し切りを図ります。馬群を縫って中団からロードカナロア産駒ガールズレジェンドと、大外からハーツクライ産駒セイウンパシュートが襲い掛かりますが、それぞれクビ差、クビ差で凌いで逃げ切り勝ち。良の勝ちタイムは2分1秒3。2着にガールズレジェンド、3着はセイウンパシュート

 

 中山7R芝1600m(3歳1勝クラス)を勝ったシルバーステート産駒エエヤン好スタートから2番手追走へ。直線に入ると早め先頭に立って、そのまま後続を3馬身突き放して圧勝。良の勝ちタイムは1分34秒0。2着には、中団から差してきたゴールドシップ産駒マイネルフォルツァ、そこから3/4馬身差の3着には、4番手からアメリカンペイトリオット産駒ベレザニーニャ

 小倉8Rダート1700m(3歳1勝クラス)を勝ったアイファーソング産駒アイファーテイオー中団後方で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からコパノリッキー産駒コパノパサディナが先頭に立って、そのまま押し切りを図ります。そこにアイフォーテイオーが鋭く追い込んできて、残り50mのところで交わして、そのまま1馬身1/4差で快勝。ダート稍重の勝ちタイムは1分45秒1。2着コパノパサディナから2馬身1/2差の3着には、4番手からダノンバラード産駒メイショウコボケ

 中山9R芝1800mデイジー賞 牝馬限定(3歳1勝クラス)を勝ったハービンジャー産駒エミュー後方待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、4番手からゴールドシップ産駒ゴールデンハインドが先頭に立ちますが、すぐのその外からエミューが豪快に差し切って、そのまま1馬身1/4差で快勝。良の勝ちタイムは1分50秒3。2着ゴールデンハインドから1馬身1/2差の3着には、5番手から差してきたサトノクラウン産駒ニシノコウフク

 

 阪神10R芝1200mマーガレットS(L)を勝ったビッグアーサー産駒ビッグシーザー好スタートから4番手追走を選択。直線に入るとまず、2番手からヘニーヒューズ産駒オメガシンフォニーが先頭に立ちますが、すぐにビッグシーザーが馬群を縫いながら一気に抜け出します。そのまま後続に2馬身差をつけて圧勝。良の勝ちタイムは1分8秒6。2着には最後方から差してきたビッグアーサー産駒ブーケファロス、さらに2馬身1/2差の3着にはオメガシンフォニー

 勝ったビッグシーザーは、これで1200mを4連勝。3歳スプリント路線の絶対的な存在であり、秋のスプリンターズSでも有力な存在になりつつあります。テスコボーイサクラユタカオーサクラバクシンオービッグアーサー と続く、日本競馬界伝統のスピード系統の承継者。ぜひ、このままビッグになって欲しい。

 


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【競馬】 中山記念(GⅡ)と阪急杯(GⅢ) GⅠ級スターホースが中山に終結!

2023-02-26 07:51:53 | 競馬

 昨夜は、パンサラッサ、バスラットレオン、シルヴァーソニックが頑張ってくれました! それにしても、矢作芳人は凄い‼︎

 

 

 まずはスーパーGⅡ、中山記念開幕週の芝1800mなので、どちらかというとマイラー向きのレースではありますが、これだけスターホースが集まると、仕掛けタイミングが早め早めになるため、ロングスパート力も必要になります。

 好メンバーが揃いました。マイル路線からは、トップクラスのGⅠ候補として③イルーシヴパンサー⑤シュネルマイスターの2頭。1600~2000mのGⅠ常連として①ダノンザキッド2000~2200mのGⅠ常連⑪ヒシイグアス、そして秋華賞馬⑫スタニングローズ。その他にも、怪我から復帰した2000mスペシャリスト⑥ソーヴァリアント、同じく⑬ラーグルフ。この中から、大阪杯や安田記念を勝つ馬が出てきても、全く驚くことはありません。

 狙ってみたいのは、7歳牡馬と年齢は上になりましたが、昨年の優勝馬⑪ヒシイグアス。とにかく地力が凄くて、ロングスパート大得意な馬です。今回は、逃げ馬④ドーブネ、先行馬⑧トーラスジェミニが揃っていますので、流れる展開になると思います。なので、開幕週ながらラスト200mの切れ味勝負とはならずに、ラスト600mのロングスパート合戦になると予想します。

 したがって、相手にはマイラーというよりも、1800~2000mくらいを得意にする馬を選択。⑥ソーヴァリアント⑬ラーグルフ①ダノンザキッド⑫スタニングローズ③イルーシヴパンサー

 馬券は、本命⑪ヒシイグアス頭固定の三連単20点 ⑪⇒⑥⑬①⑫③

 さて、春の古馬の国内GⅠ路線の主役は、どの馬になるでしょうか?

 

 次は阪急杯3月の高松宮記念を目指す有力馬が出走するトライアルレースです。人気は、上り馬のカラヴァッジオ産駒アグリと、良血のフランケル産駒グレナディアガーズに集まると思いますが、馬場を使い込んでいる阪神競馬場は、なかなか時計がでませんし、土曜日の雨の影響も残る馬場ならば、『時計が出ない時の追込み馬』を狙ってみたい。

 ズバリ狙いは、7歳牡馬のディープブリランテ産駒⑫ミッキーブリランテ2年前のこのレースの2着馬でもあり、人気がない今回は面白いと思っています。

ふ 相手には、前述の⑪アグリ⑦グレナディアガーズのほか、ロードカナロア産駒の7歳騙馬ルプリュフォールキズナ産駒の5歳牡馬ダディーズビビッドキングカメハメハ産駒の5歳牡馬ホウオウアマゾン

 馬券は、まずは本命⑫ミッキーブリランテの単勝⑫ミッキーブリランテからの軸1頭三連複10点 ⑫⇒⑪⑦⑯⑤⑮ 。オマケで、⑫ミッキーブリランテと⑮ホウオウアマゾンのワイド1点 ⑫⑮

 


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【競馬】 サウジカップ(GⅠ)展望 世界最高賞金レースに日本馬6頭が挑戦‼

2023-02-25 06:19:07 | 競馬

 本日、2月25日(土)にJRA重賞はありませんが、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場でサウジカップ(GⅠ/ダ1800m)が行われます。(日本時間 深夜26時00分発走予定です)

 

 

 主催者であるサウジアラビアジョッキークラブの発表によると、日本からは2022年のチャンピオンズカップでGⅠ初制覇を果たしたジュンライトボルト(6番枠)、昨年のUAEダービー(GⅡ)の覇者クラウンプライド(3番枠)、昨年までにフェブラリーステークス(GⅠ)を2連覇したカフェファラオ(13番枠)、ドバイターフ(GⅠ)を制したパンサラッサ(1番枠)、皐月賞馬ジオグリフ(12番枠)、ドバイターフ(GⅠ)の2着馬ヴァンドギャルド(9番枠)が参戦。日本馬6頭を含む13頭が出走予定。

 外国馬の中では、アメリカの名門B.バファート厩舎の2頭が日本馬の最大のライバルになりそう。1頭目は、昨年の2着馬でドバイワールドカップ(GⅠ)を制したカントリーグラマー(10番枠)。現在8戦連続連対中。もう1頭は、昨年秋のブリーターズカップ(GⅠ)3着、続くマリブステークス(GⅠ)1着の実績を持つテイバ(2番枠)

 地元サウジアラビアからは昨年の覇者エンブレムロード(8番枠)。ダート戦は(8-1-1-0)と圧倒的な成績を誇る。あとは、同競馬場で3連勝中のスコットランドヤード(4番枠)、昨年のドバイWC・6着の実績があるUAEから参戦リモース(7番枠)ら。

 

 何と言っても、このレースが注目されるのは、その賞金額。総賞金は2000万ドル(約26億円)。そして優勝賞金は1000万ドル(約13億円)

 大本命は、米国カントリーグラマーと地元サウジのエンブレムロードでしょうが、日本のジュンライトボルトとクラウンプライドあたりもチャンス大だと思います。

 

 残念ながら、日本で馬券は販売されませんが、BS234のグリーンチャンネルで無料生放送がありますので、応援だけは出来ます。【サウジカップデー放送予定 2月25日(土)23時00分~27時00分 】

 日本馬が、世界最高賞金1000万ドルを勝ち取るのか⁉ 注目であります‼

 

 

【補足】なお、サウジカップデーでは、サウジカップ以外にも、次の4レースに日本馬が参戦いたします。

●1351ターフスプリント(GⅢ)芝1351m

 日本からの出走馬 ソングラインバスラットレオンラウダシオンレシステンシア

●レッドシーターフハンデキャップ(GⅢ)芝3000m

 日本からの出走馬 エヒトシルヴァーソニック

●サウジダービー(GⅢ)ダート1600m

 日本からの出走馬 エコロアレスコンティノアールデルマソトカゲフロムダスク

●リヤドダートスプリント(GⅢ)ダート1200m

 日本からの出走馬 ジャスティンダンシングプリンスリメイクリュウノユキナ

 


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