府中のサウジアラビアRCです。
過去の勝ち馬を見ても、ダノンプレミアム、グランアレグリア、サリオス、ドルチェモアなど、のちのGⅠ馬が目白押しで、6月デビュー組のターゲットレースになっており、ここをステップに暮れのマイルGⅠの最有力候補へ昇っていくのが定番であります。
しかし、今年に限っては、出走メンバーが少し手薄に見えます。敢えて言えば、デビュー戦であのクロワデュノールの2着で、前走未勝利戦を1分33秒3の7馬身差で圧勝したブリックスアンドモルタル産駒③アルレッキーノくらい。恐らくは、この2戦1勝馬が単勝1倍台の人気を集めそうですから、やはりメンバーは手薄と言わざるを得ない。
もしメンバーが手薄ならば、まだ戦績が1戦2戦しかない2歳馬重賞ですから、単勝1倍台の馬を信頼しすぎるのは危険というもの。特に、アルレッキーノの2戦目は、前半をスローで逃げて、後半に上り33秒7で7馬身差をつけたことが評価の理由。これは、やりたいように走っての結果ですから、もしストレスがかかるレース展開だと、こんなパフォーマンスは出せないことも多々あるのが2歳戦です。
であれば「前走の札幌未勝利戦で、外々を回して直線で後続を突き放したモーリス産駒ヒシアマンを狙いたい!」とするつもりでしたが、これが直前に出走回避に。それならば、そのヒシアマンをデビュー戦で破ったモーリス産駒①アルテヴェローチェを本命に指名。相手には、9月の重の中京デビュー戦を力強く勝ち切ったキングマン産駒⑦フードマン。
馬券は、まずは本命①アルテヴェローチェの単勝。そして①アルテヴェローチェから⑦フードマンへの馬連1点 ①⑦ で。