金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 ドバイから日本馬20頭が無事帰国!

2020-03-31 06:58:26 | 競馬

 3月29日(日)に、ドバイから日本馬20頭が無事帰国したそうです。いや~心配していたので、無事到着して良かったです。というのも、コロナ騒動の影響で、世界を飛び回る航空機は激減しており、競走馬を輸送する航空機の手配もかなり難しくなっていたからです。

 さすがにUAE側が飛行機を手配してくれたようですが、1週間足止めを食っていましたので、このあとの3週間が検疫期間となることを踏まえると、次のレースの予定は非常に立てづらくなってしまったと思います。また同行していた日本人スタッフも2週間は自宅待機になるので、慣れた方々による馬体ケアも受けられなくなるというハンデもあります。

 まぁ、それでも、アーモンドアイやラヴズオンリーユーなどの名馬たちが無事に帰国しただけで、良しとしなければなりません。慌てて体調を崩すよりも、まずは放牧でゆっくりと英気を養ってほしいもの。日本の美味しいリンゴやニンジンを一杯食べて、とりあえず体力回復に努めて下さい。

 

 そうそう、本日は競馬の開催がありました。中山のマーチSは、ここへきて本格化してきた①ワイルドカードの単勝で

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【GⅠ回顧】 高松宮記念・日経賞・毎日杯!

2020-03-30 07:19:55 | 競馬

 まずは土曜日の日経賞ミッキースワローは地力を見せて強い勝ち方を見せてくれました。2着のモズベッロも不利がなければ、もっと微妙な着差だったと思います。中山の馬場は相変わらず重い馬場ですので、2分32秒9のタイムは悪くありません。天皇賞春でミッキースワローがどこまで食い込めるかは判りませんが、今から暮れの有馬記念は面白いのではないかとメモしておきましょう。

 次に阪神の毎日杯傾向どおりに、ディープ産駒の1・2・3着独占となりましたが、武豊騎手のサトノインプレッサが狭いところを割って差し切りました。強い勝ち方だと思います。皐月賞に出ても面白いでしょうが、むしろ京都新聞杯からダービーのルートの方が良いのではないでしょうか。今の完成度ではコントレイルの方が上ですが、5月のダービーへの成長力では逆転の可能性は十分だからです。むしろ、悩ましいのは武豊騎手。ダービーでは、マイラプソディ、サトノフラッグ、アドマイヤビルゴ、サトノインプレッサと候補馬が4頭もいます。皐月賞ならば、サトノフラッグ>アドマイヤビルゴ>サトノインプレッサ>マイラプソディ、ダービーならば、アドマイヤビルゴ>サトノインプレッサ>サトノフラッグ>マイラプソディだと思いますが、武騎手の選択は如何に。

 最後にGⅠ高松宮記念勝ったモズスーパーフレアはようやくGⅠ馬の称号を得ました。9番人気というのは評価が低すぎたということ。なお、惜しかったのは3着のダイアトニックで、不利がなければ突き抜けていたと思います。また、4着に降着したクリノガウディーは真っすぐに走っていれば、この馬が勝っていました。さらに、2着のグランアレグリアは、全馬の中で最も強いレースをしておりました。陣営が「スプリントに最も適性がある」と見ていたとおり。間に合えば、香港のスプリントへ出したいくらい

 すなわち、今後のスプリント戦線に、さまざまな夢を与える良いGⅠレースだったということ。何よりですね!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【競馬】 ドロドロ馬場ならば・・ スプリントGⅠ 高松宮記念!

2020-03-29 07:49:41 | 競馬

 今年の高松宮記念は、まさに不良馬場が必至で、ドロドロの田んぼ状態もありそうドロドロ田んぼを前提とすると、地力で選ぶか、前残りを選択するか、のいずれかになります。不良のスプリントGⅠといえば、コパノリチャードが2番手から抜け出した高松宮記念と、カルストンライトオーが逃げ切ったスプリントSが思い出に残りますが、どちらも先行力を活かした勝利で、中段以下に居た有力馬はせいぜい2着3着まででした。

 ということで、今回の本命には、⑯モズスーパーフレアーを指名します。この馬のスピード因子については、過去何度も申し上げているのでここでは省略。この馬は中山は得意ですが、中京がまるっきり駄目で、そのため今回は人気がありません。もともと中京1200mは差しが有利なコース形態で、この馬は差し馬が視界に入ってくると、走る気をなくしてしまう傾向があるので、中京を苦手にしているのですが、何しろ今回は、ドロドロの不良馬場想定の予想ですので、差し馬も簡単には4コーナー過ぎでは出てこない想定。けっこう、良いところまでは一人旅が実現できそう。何だか、カルストンライトオーとモズスーパーフレアーの逃げる姿がダブって見えてきました!

 人気の⑨タワーオブロンドン、⑥ダノンスマッシュ、⑧グランアレグリアは、5・6番手あたりから差してくると思いますが、雨用のピッチ走法が得意そうなのが、⑧グランアレグリアと⑨タワーオブロンドン

 馬券は、⑯モズスーパーフレアーの単勝と、⑧グランアレグリアと⑨タワーオブロンドンへのワイド2点で。⑯⇒⑧⑨


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【競馬】 空模様が不安定 日経賞と毎日杯!

2020-03-28 08:17:04 | 競馬

 今週末は雨、雨、雨。東京都の小池知事の願いが天に通じたか、これでは外出など出来ません。関西地区も中京地区も雨予想なので、三大都市圏の皆さん、この週末はジッと家に居て、競馬でも楽しもうではありませんか! BS234のグリーンチャンネルも無料開放、朝から全レース中継をしていますよ‼

 ということで、まずは中山の日経賞です。ちょっと前までは、重の中山ならばステイゴールド産駒を買っておけば間違いなかったのですが、ここに出てくるエタリオウもスティッフェリオも重上手とは言えず、あまり頼りになりません。となると、ここは地力順に買うのが鉄則。やや不安ながら、ミッキースワローの単勝⑭と、ミッキースワロー+サトノクロニクルの①⑭ワイドで。

 次は、阪神の毎日杯。こちらはせいぜい重馬場までのようですが、重でしか走ったことがない⑧サトノインプレッサと地力1番の⑥ストーンリッジの馬連とワイドで。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【将棋】 いよいよ将棋界も年度末 2020年度も見所満載!

2020-03-27 07:04:47 | 将棋

 いよいよ将棋界も年度末を迎えます。2019年度を振り返ると、まずは豊島名人・竜王の誕生を挙げなければなりません。この2大タイトルの独占は、谷川・羽生・森内という歴代の永世名人のみが達成しており、豊島名人・竜王は4人目の快挙でありました。

 しかし、防衛戦として迎えた棋聖戦と王位戦では、ともに防衛に失敗し、「天下統一」のレベルには届かず。依然として、将棋界は戦国時代の只中にあり、その中で、昨日、王将戦七番勝負の激戦を制して、棋王・棋聖・王将を堅持する渡辺明三冠が年度明けの名人戦に登場、まさに豊島名人・竜王との天下分け目の闘いに臨むことになります。名人戦では久々の大物対決となりました。今後の将棋界の趨勢を占う大一番であります。

 また、この二人を追いかける1番手としては、昨年に叡王・王座を奪取した永瀬二冠が挙げられます。天下統一を目指す豊島名人・竜王とは、4月から名人戦と並行して行われる叡王戦で対することになります。ちなみに、豊島名人・竜王は、まるで武田・毛利と同時に戦う織田信長のようですね。

 それから木村王位について。昨年夏、中高年の星、木村一基九段が遂に王位を奪取、初のタイトル獲得となりました。この勝利に勇気づけられた世の中高年オジサンがどれだけ多かったことか。今年は何としても初防衛に成功してほしいものです。信長や松永弾正に屈しなかった「雑賀衆」のように、逞しく勝ち残ってほしいと思います。

 そして最後に藤井聡太七段3年連続の勝率8割超えは大偉業であり、すでにトップ棋士の仲間に入っていると言えます。2020年度はいよいよ初タイトル奪取と、名人・竜王戦における着実な昇級(B級2組⇒B級1組への昇級と竜王3組⇒2組への昇級)が注目されがちですが、マスコミが騒いでいる最年少タイトルには殆ど意味がありませんので、むしろ、豊島・渡辺・永瀬といった頂点に輝く棋士たちと、力と力の激しい闘いを見せて欲しいと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする