リベンジ

連日、世界卓球にはまっています。

昨日は男子の決勝トーナメント１回戦。

相手はオーストリアでした。

北京オリンピックの準決勝でドイツの敗れて

メダルをかけた敗者復活戦で日本のメダルを阻んだ相手です。

ここまで因縁の対決が続くとは、組み合わせに運命的なものを感じます。

（ちなみに女子の決勝トーナメントも最悪の抽選結果でしたね～）

そして、３－０での見事な勝利。

見事にオリンピックのリベンジを果たしました。

３－０でしたが、その中身はどれも大接戦。

第一試合の吉田選手、元世界チャンピオン相手に見事な逆転勝ち！

昨日の更新で「試合運びがイマイチ…」と評しましたが、撤回です。

出足でエンジンがかからず不安でしたが、非常に粘り強い戦い方でした。

勝利の瞬間、私もテレビの前で思わずガッツポーズ…。


第二試合の水谷選手も見事な逆転勝ち！

相手は中国から帰化したカットマン。

オリンピックの時は完敗した相手です。

ちなみに、私は初めてこの選手のプレーを見たのですが

カットマンながら相当な攻撃力で、非常に戦いづらそうな印象でした。

しかも、年齢が３８歳。

第１セットからジュースの大接戦で惜しくも落としましたが、

相手は肩で息をしていたし、足も痛そうだから、

相手の年齢からすると第２セット以降は水谷選手のペースになるのでは？

なんて、予想していたのですが、とんでもない…。

本当にアラフォー？？と思うほどの相手の脅威のねばりで、

続く第二セットも落とし絶体絶命のピンチ。

ここで諦めないところが水谷選手の成長であり、強さの秘訣なのでしょう。

一進一退の攻防ながらも見事に３セット連取。

勝利の瞬間、やっぱりテレビの前で思わずガッツポーズ…。


第３試合の岸川選手も気合十分。

第１セット、終盤で逆転してから波に乗りました。

ネットインやエッジなど相手に有利に働く展開で、接戦でしたが

何となく安心してみていられました。


試合後のインタビューでは監督、選手ともに

ここで負けたらオリンピックの時と同じ…

と相当な執念と決意のもとに戦っていた印象でした。

１点をおろそかにしては勝てない！

という監督の激を選手が受け止め実践した素晴らしい試合だったと思います。


目標の達成のために何をするべきで実践するべきか？

このことの大切さをあらためて教えてもらったような気がします。


それにしても…。

マイナースポーツの宿命か…。

ニュースでほとんど取り上げられませんね～。

この試合を見たら、マイナースポーツの強化費を削減…、なんて言えなくなると思うのですが…。


それにしても…。

１２時過ぎての就寝は私にしては珍しく…。

眠いです…。


さて、今日は男女の準々決勝です。

目が離せません！

ガンバレ、日本！！！