宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

軍事と経済とを別枠にしてはならない。

2010-01-01 22:29:34 | 政治
NHKを見て、菅さんが出ていたが、軍事外交経済の点で軍事はアメリカ、経済、文化は中国と言うように方向を変えて考えるようなことを言っていたが、残念、ガッカリした。
経済と軍事とを別次元で考えるのは浅過ぎる。
経済、文化が伸張して行けば、当然に人の流通といったものも増える訳で、そこではお互いにある程度緊密な防衛関係というものが築かれていなければならないのだ。相手の国を信用もしないで、日本国民を放り出しているようなものだ。それは明らかに無責任であろう・・・・
お互いに信頼感を醸成するように努力しなければならないのは当然の事なのだ。
不信に思いつつも金儲けに走る、というような思考であってはならない。
経済文化が緊密になればそれだけ、軍事も伴って並行していくのが常識だ。
中国軍事との緊密さが増大すれば、それだけ日本の危険度も減少する訳で、それをしないでいつまでもアメリカの術中に嵌っていては何をかいわんやである。
アメリカが日本に基地を置いておきたいのは、日中への牽制であって、できることなら軍事面ではあまり仲良くして欲しくは無いのであるから、いろいろとそのようにならないように計略を練るのは当然なのだ。アメリカの好きなように転がされないためにも、中国防衛という視点は序序に軽減して行かざるを得ないのが、日本の行く道だと言う事を知るべしと思う。
何処の国に対しても敵対視扱いすることは、生きるにあまり賢明な事とは言えない・・・・・
すぐ敵視的思惑で物事を捉えてしまう人は、どうしても喧嘩腰となってしまい易く、そこには「歪み」が散見されるので、その分逆に敵視され易く、近くにいればその人のトガを散弾の如く受ける事になってしまい、芳しいことではあるまい。民主党政府も一考を要す・・・・