宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

「癒し」って、ホラッ!こんなところにも

2005-07-23 22:49:15 | Weblog
今日仕事から車で帰る道すがら、前をバイクで走行している二人乗りあり、
よくよく見てみると後ろに乗っているのは小学低学年生と思える女の子である。
ゆっくりと安全運転している男の人の腰にしっかり手を回し、ヘルメットをして自分をゆだねているその後姿が、とても愛らしく感じほのぼのとしてきた。
そんな時、私は追い越す気持ちさえ失せ、一緒に暫くのんびりと走った。
後ろの車も怪訝そうな動きをしていたが、ついに私を追い越すこともなく付き合ってくれた。
私も追い越させないように走行したせいでもあるが、そのしがみついている様子の女の子と絶対事故っては駄目だとばかりに、安全運転ドライバーのいじましいばかりの運転に、なんとなく応援したくなってしまったのである。
強引、横柄な車には、闘争心をカキタテラレテ追ってしまう私ですが、束の間、こんな「癒し」の情景には本当に心が和む。
兄弟なのか、親子なのか、は、ついに後ろを振り向くことが無かった二人だったので、分らずじまいであったが、私がこんなことを思いながらズーとうしろをゆっくり走っていたことを知る由もないのでしょうね。