世界不況と戦争と環境

今度のイスラエルの暴挙は、歴史に名を残すことになるのであろう・・・
アラブの武器調達を当然のようにさせてしまった罪は大きい。今は、世界同時不況にある訳で、ましてや自動車産業がここまで落ち込んで萎縮してしまえば、活路を軍事産業分野に見出すのは、やがての時間の問題であろう・・・・・
GMにしろ欧州にしろ、兎に角企業は存続が絶対条件なのであるから、この際は、なんでもやる、という思想が経営者に蔓延してくるのは必然でもある。
北朝鮮は早くからこれらアラブの対イスラエル国家群との取引を半ば公然としている。
特に、ミサイル技術に関しては低価格と優秀性を持って、他国を凌駕していると思える。
中露であっても、英仏であっても、明らかに商売敵は北朝鮮であって、彼らもまた、色気を出していることでありましょう・・・・
今はその初期的段階であるから、北朝鮮が大車輪で需要に答えようとしても、十分に賄い切れるものではないであろうから、その間隙を縫って中露、英仏は営業に歩くことでありましょう・・・・
アメリカはその軍事力を背景に圧力等も含めて売り捲くるでしょうが、なかなか難しいものがあるであろう・・・・
どの国も台所事情は苦しい筈であるので、相当のダンピング合戦が繰り広げられるのではないか・・・・?
それにしても、中日は、アメリカには立ち直ってもらわねば困るし、アセアンは日中には回復してもらわねば前へ進まないのだ。
南アメリカは北アメリカの復興を待っているだろうし、みんな本体のアメリカには頑張ってもらわねばならない仕組みになっているのである。
こうして世界不況が戦争を誘発してくる矛盾が生じる、みんなその武器売買を見て見ぬ振りをするしかないのであろう・・・・軍事大国の自動車が駄目なら、その軍事大国ゆえの売り物をアピールするしか救いの道はないのであるから・・・・・後先のことを考えてはいられないのではないか・・・・・環境では飯はくえないのであるから・・・・・