宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

カッコマンの登場時代

2006-12-08 21:02:08 | 政治
私が時々物申す「かっこマン」について・・・・
その三大巨匠として、小泉さん、石原さん、安倍さんを上げたいと思う。
カッコマン即ち、見栄っ張りと申しても不思議はない、プラス、ナルシズム。
カッコマンは所謂、格好をつけたがる男への尊敬、侮辱を表わす。
へりくだって格好を付けたがる人あり、大言壮語して格好付けたがる人あり、自然に見せて格好付けたがる人もあり、どちら様もカッコマンと言える。

そう、男性は概して格好を付けたがる動物なのだ。それは女性にも当て嵌まるであろう。
そのいい例が、石原さんの贅沢三昧のお供を引き連れての大名旅行だ。
そうそう、小泉さんも法案を棚上げして、旅行三昧しましたな。
安倍さんも似たり寄ったりの事をするでしょうな・・・・?

60年に一度あるかどうか分からない戦争予備のために、高額の武器を買ったり、費用を掛けたりするのは惜しみなく使うが、どれほど渇水対策、洪水対策、地震対策、外交対策、年金対策、健康対策、少子化対策、自殺対策、交通対策、食料対策、インフラ投資などに費やしているのだろう?
武器に一千億の投資をするくらいなら、くれてやった方がもっと安上がりの安全対策になるだろう?
もしかしたらのビクビクしながら、経済制裁の喧嘩腰、一番バカ丸出しで無駄なお金の使い方ではないだろうか。「人は資源」ではないのか日本は・・・?
過去の拉致ほどに今起きている自殺者問題を我が事のようにみんなが考えていたならば、もっと日本の世界的評価も違ったものであったろうに・・・・


結局、カッコマンである彼らには、庶民の血税を使わせてもらっているという意識が、うといのではないだろうか?
借金してでも、格好を気にするあまり見栄を張ってしまうのが彼らなのかも知れない。「いざなぎ」の筈なのに、それがどうしていつまでも「国債ランク」が上がらないのであろうか・・・?

そんな彼らを壇上に昇らせてしまうのは、カッコマンに憧れを抱く、ないものねだりの格好悪い彼らや彼女らなのか・・・・?
本当は、泥に塗れるのを潔しとして、カッコ悪く地道に行政のできる者が必要なのであるが・・・・生産に関わらない管理業務の者が、質素、泥まみれになってこそ浮かぶ瀬もあるのだ。

兎に角も、好むと好まざりしに拘わらずの生産力が落ちる高齢化社会、
今までの国家人生と、自らの人生も、果たして?各部がバランス良く、歪みも無く、傷ついて、痛んできたのであろうか・・・・
これからも常にバランスを旨として、退化していって欲しい!と思う今日この頃です。

絶望的ですが・・・・・