宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

アメリカ・ポチや小判鮫や腰ギンチャクの弊害の主たるもの

2008-10-03 23:41:00 | 政治
日本が、アメリカベッタリ(ポチであり、小判鮫であり、腰ギンチャクであること)だったことの「先見の暗」があからさまになってしまった。

小泉さんのアメリカベッタリ政策がいかにも恨めしい限りである。
だから、彼も逃げるように、早々に政界引退を決めたのであろう・・・・

そういえば右翼のほれっ!あの・・・・何て言ったか・・・そうそう岡崎さんとか言ってたな、「アメリカに追随していた方が良いとか・・・・今も評論しているのだろうか?・・・・トン、とお見かけしないが、まさか、まだ言っていないだろうな?彼も引退だろう・・・・

これも(これからの受けるであろう日本国の大きな損失、損害事項)、右翼や、国民の右傾化、ブログや2チャンネルなどの右翼被れや、産経、読売、新潮、などを筆頭に続々創刊された右翼系週刊誌などのプロパガンダであるPRに振り回された結果に因るところが大きい・・・・
そのせいであろう・・・・アメリカの金融暴落にまで日本は付き合わされてしまった。
これが、私ののたまう、日本人が落ちるところまで落ちないと気付かない愚かさの代表例なのである。
少し知恵の働く者たちであったなら、そこに至る前に、気付いているところであるが、日本人全般の愚かさが、取り返しをつかなくさせてしまっているのだ・・・・
病気で倒れる前には予兆があるのだから、賢明なる知恵者であったならば、そこでブレーキが(自制)踏めるのであろうが・・・・・

日本のバブルでさえ、まだ底辺は収束していないのだ。金利が低い状態を彷徨っているのを見れば分かっても良さそうなものである・・・・
自殺も、自殺寸前者も、格差社会も、ジッと手を見るも、年金にしても、みんな「バブルの後遺症」からきているのだ・・・・とっくの昔にバブル崩壊を忘れているのが、自民党政治の恩恵に預かった危なかった企業たちなのである・・・・・

バブル崩壊後、儲かっている企業にも、儲かっていない企業にも、潰れかかった企業と同様に均等に、国民の犠牲を強いた上の救済策という特効薬を使った末の、貧乏人を多く輩出してしまった後遺症が、いまだに拭えていないのである。

日本社会が、個人の権利を尊ぶ、個人主権の社会でないから、これらのモラルハザードの糾弾に立ち上がる者たちが出なかったのである。結局「お上・・・」(天皇教でもあり、官僚でもあり、政府でもあり)に対して、「卑屈にしかなれない」日本平民たちの鬱屈した「いじけ」の体質そのものであろうと、思われる・・・・・

そして、アジアの近隣諸国を、嫌中、嫌韓、シナ、特亜、売国奴、等蔑視、敵視してきて、アメリカからの「経済の危険分散」を疎かにしてきた右翼の咆哮が、今になってみれば「実に愚かであった・・・・」と、思えるのであろう・・・が、後悔しても後の祭りである。
これらを考えてみても、いかに右翼に被れることが「愚か」なことであったのかが、良くわかるであろう・・・・
考え方の歪み、ひずみ(右傾ナルシスト化)→アジアに対する鎖国声明に似たり→の集大成が、経済大国1位2位の共倒れになってしまったのだ・・・・・

今までアメリカに日本政府が投資した分、そして、無償で費用を掛けた分の相当の割合分を喪失してしまったのであり、これからはもっと喪失していくのである。
次第に、アメリカへの輸出業者の損失が露にされてくるであろうし、政府もその損失補填もしてやらなければならないであろう・・・・日本のバブル崩壊で損失補填をして、また損失補填をするのである、それでも黙って見過ごす日本の民たちであろう・・・・ことの愚かさは私には分かっている・・・日和見主義に席巻されているからだ。
アメリカ国債ドル保有の日本の、所謂、機関投資家は、その損失分を日本社会から取り返す方法を講じるであろう・・・・それが何を意味するものであるのか、識見有する者たちならば、お見通しであろう・・・・・