今日はカカオにまつわるお話です
古代アステカ帝国ではカカオ豆の事を“カカワトル(苦い汁という意味)”と呼んでいたそうで、とてもとても貴重品だったそうです。宗教儀式で使われたり、通貨の役目も果たしていたとか。そうそう、万能薬ともみなされていたそうですよ。で、この“カカワトル”で作った飲み物を“ショコラトル”と言い、現在の「チョコレート」の語源になったとの事
アステカ帝国を侵略したスペイン人のコルテスさん、このカカオをヨーロッパに持ち帰ったそうな。そしてこれが、チョコレートが世界中に広まるきっかけに。広めるきっかけを作ってくれてありがとう、コルテスさん by チョコ好き人間
(参照:ワールドカルチャーガイド メキシコ)
メヒコのレストランでは、ほとんどのレストランにチョコラテ(ココア)があります。どこのお店のチョコラテもと~っても甘いんですけれどね。スーパーにも家庭用にチョコラテが各種揃っており、下の写真の商品はそのひとつ。
最初は粉だと思って購入し、開けてみたら固形(かなりカチンコチン)になったチョコラテがいくつも入っていました。鍋に入れて牛乳と混ぜて作るんだとか・・・その場ですぐに即効飲みたかった私はガッカリ お菓子作りにもよく使用するみたいですね。
話は戻りますが、ココアは古代マヤ人も同じように聖なる飲み物として飲んでいたそうです。むか~し、むかしから飲まれていたんですね~
もっとも聖なる飲み物なので、一般庶民は飲めなかったでしょう。
で、マヤの王様や神官たちは“カカワトル”に唐辛子を加えて飲んだらしく、その名残が現代のメヒコの郷土料理になって残っています。
以前、紹介いたしましたが、『モーレソース』です。その時の記事で書いたので、詳細は省きます。
2月20日の記事『チョコレート+チレ=?』をご参照下さい
(典型的なモーレソース料理の写真も載せてあります)
ここで1枚目の写真の説明を ピザの上にかかっている茶色っぽい液体。これ、モーレソースです。“モーレソースのピザ”とメニューにあったので、珍しいので頼んでみました。ピザにモーレを使うって、聞いた事がなかったので。多分、そのレストランのオリジナルでしょうね。普通のモーレ料理のように、たくさんソースがかかっていると「もそっと、ソース少な目がいいな」と思ってしまう私ですが、これ位だとまるでバーベキューソース』に似たような味で、めちゃくちゃイケました
~おまけ写真(ブラジル土産②)~
昨日の“さくらんぼうさん”のコメントにもありましたが、ブラジルは貴石が有名なんだそうです。主人もそう申しておりました。で、こちらは貴石をあしらったスプーン。かわいいでしょ
小さいスプーンなので、お砂糖やクリームをかき混ぜるのに丁度いいです。スプーン立てにはブラジルのマークがちゃんとはいっています。