2006年7月1日・2日は、メヒカーノ達にとって特別な日。
6年に1度行われる大統領選挙の日なんです!
(大統領選挙の他にも地方選挙も行われるみたいです)
で、日本と違ってこちらは国民投票で大統領が決まる、という事で、一人一人が大変熱心
先日、ソチミルコからの帰り・・・アステカスタジアムというサッカー場の前で大規模な集会が行われていたらしく、電車に乗り込んできた人たちは興奮状態。電車の中だと言うのに「フェリペ!フェリペ!」の大合唱。
フェリペ大統領候補の支持者達らしい。日本ではこういう光景はまず見られない
選挙のポスターも町のいたるところに。
貼る場所が指定されていないらしく、木や電柱・壁・上から吊るすetc.町中にあふれかえっています。
(必ずしも大統領候補者という訳ではありません)
一番上の広告も同じ様なことが書かれていますが、こちらの広告をみてください
「もし投票しないなら、黙っていなさい」
直訳するとこんな内容がかかれています。つまり投票にいかないなら、意見を言う資格がはないですよ、という感じでしょうか。
そうですよね、日本なんかでも投票にいかないくせにアレコレ言う人が結構いますから、「皆で投票に行きましょう!」位の生ぬるい広告ではなく、ここまでズバットはっきり言った広告のほうがいいかも・・・
小さくて分かりづらいですが、選挙カーを見かけました。
立っている白いTシャツの男性が、お腹のした辺りに太鼓を持っているのが分かるでしょうか?
あれをドンドコ叩いて周囲の注意を引きながら通り過ぎています
かなり文化の違いを感じました!!
日本の選挙カーの様に「皆様、日本 太郎をよろしくお願い致します。あ、お母様ありがとうございます、今お手を振っていただきました。日本 太郎頑張っております!!」といった、朝っぱらから夕方まで「もう、うるさいなー」とイライラを誘うような宣伝カーではございません。
こちらは選挙活動をこれからはじめようとしている団体
明日・明後日はどうなることやら。
ちなみに7月1日2日はdia seco(乾いた日)と呼ばれ、“48時間アルコールの販売は全国において全面禁止”となるそうです。