ある事で知り合った方が通販会社を経営しているのですが、ヤマトさんの値段について行けず配送会社を変えたそうです。
変えた運送会社では安くて良かったと思ったら、物は届かず配達伝票だけが届いたとか。
クロネコヤマトの変革、進化はどうでしょう。
![]() | クロネコヤマト 人の育て方 |
KADOKAWA/中経出版 |
内容紹介
セールスドライバーの接客のよさはどこからくるのか。実は「マニュアル接客をしない」「成果だけで評価しない」「指示命令で動かない」「下剋上も敗者復活もある」等、自分で考え行動できる仕組みを持っている。
著者について
水迫 洋子(みずさこ ようこ)
株式会社スコラ・コンサルト代表、プロセスデザイナー。
東京都出身。青山学院大学院社会情報学部ヒューマンイノベーション学科修士課程修了。野村證券を経て、東京電力の新規事業としての子会社3社の事業会社の立ち上げ、事業拡大の経験の中、企業変革の重要性を感じ、組織風土改革に特化したスコラ・コンサルトのプロセスデザイナーに。2011年からスコラ・コンサルトのヤマトグループに対する支援がスタート。「役員チームづくり」「マネジメント機能強化」「全員経営を推進する対話の展開支援」においてメンバーとしてかかわる。
その他、商社、金融、サービス業、自動車、製薬、医療機器、精密機械、飲料、ファッション等のメーカー、IT企業等の大企業を中心とした幅広い業種分野の組織風土改革コンサルティングに豊富な実績を持つ。
目次
序章 6万人の現場が、なぜ「全員経営」を実現できるのか?
・上から押しつけない。「人が育つ環境づくり」
・マニュアル接客は、しない
・現場にやりがいを感じさせる10のこと など
第1章「社員が育つ」ために経営が考えていること
・お客さまに向いて仕事をする「判断基準」
・「数字の魔力」から現場を守る
・優先順位をブレさせない「ネコの宙返り」 など
第2章「サービスが先、利益は後」で深まる接客
・お客さまにお貸しする「ネコの手
・おばあちゃんが教えてくれた「まごころ宅急便」
・クレームに専任なし。誰もが対応できる現場 など
第3章「少数精鋭」で育つチーム
・走者の間でちょっと手を伸ばす「バトンタッチ文化」
・「ひとりじゃない」がモチベーション
・まずは上司がペンキ塗り など
第4章「任せる」で育つ考える現場
・「ネコのヒゲ」は高感度
・「言い出しっぺ」にやらせる
・サラリーマンじゃない。商売人になれ など
第5章 現場を元気にする人事制度
・部下が上司を評価する360度評価
・経営陣の評価は「人間性50 %、成果50%」
・ドライバーから役員に、役職は「自分で手を挙げる」 など