深夜勤務は厳しいから楽しい話で盛り上がらないと。
そう思いサーフィンしていると、面白そうな本のタイトルが目に止まりました。
目次を見ると「パート3 集団のなかでの困った判断」これはよくあるなと。
世界は感情で動く (行動経済学からみる脳のトラップ) | |
紀伊國屋書店 |
世の中すべて「直感」からはじまる!
銀行の倒産、株価暴落、不動産市場の動向、大統領選挙、イラク戦争、
医者の診断、裁判の判決、人事考課、性格診断、宝くじの当選・・・
えっ! こんなことも?
豊富なエピソードで一気に読める「脳の罠(トラップ)」回避法
人は直感が大好き。
理屈で考えるより先に無意識に行動する。
それは集団をも巻き込み、国家や企業の命運や人命に関わる重大な決断や判断さえも左右するのだ。
最新の行動経済学は神経経済学の成果もとりいれて、人の認知のみならず判断や行動に見られる心のバイアスを明らかにしてきたが、
この脳が仕掛ける「トラップ」を理解し、自分の錯覚と他人の策略から身を守る方法を提示する。
(以下略)
目次
はじめに―「脳のトラップ」を知ろう
パート1 まずは心の準備体操
1.予言どおりに銀行は倒産した―予言の自己成就
2.つらい検査が快適になる方法―ピーク・エンドの法則
3.一ドル買うのにいくら払うか?―コンコルドの誤謬
4.「まだ半分もある」と「もう半分しかない」―フレーミング効果
パート2 あまりに人間的な脳
5.表が出たら私の勝ち、裏が出たらあなたの負け―基準値の誤り
6.「ホットハンド」の持ち主を探せ!―大数の法則
7.マリアの職業を当てなさい―代表性のマジック
8.偶然にも規則があるはずだ―偶然に秩序をみる
9.「タバコはがんの原因になります」―原因と結果の相関関係
10.指紋もDNAも確実ではない―確実性効果
11.ショッキング度で決まる重大事件―統計より感情
12.バーゲンセールの「からくり」―アンカリング効果
13.見えてはいても、見ていない―注意力の欠如 その1
14.バスケットのコートにゴリラがいた?―注意力の欠如 その2
15.「あらゆる病気と事故のための保険」―注意の焦点化効果 その1
16.宝くじが当たった直後は幸せだけど―注意の焦点化効果 その2
パート3 集団のなかでの困った判断
17.他人には辛く、自分には甘い―帰属のエラー
18.うぬぼれ屋の言い訳―自己奉仕的バイアス
19.「愚か者の親玉」はリッチになる―集団の知恵
20.占いはどうして当たるのか―バーナム効果
21.そう考えない人はどうかしている―フォールス・コンセンサス効果
22.みんながやっているから―群れ効果
23.イラク戦争はこうして始まった―集団思考
24.こっちの仲間はダントツだ―集団規範
25.あっちのひとはすべて凡人―他の集団への偏見
26.高いワインのほうがうまいわけ―ハロー効果
27.ペニスは一〇人中九人が平均より長い!?―自信過剰
28.強く願えば実現する―願望的思考
29.正しい病名の診断は「あとから」つく―後知恵
30.目撃者の証言は「作られる」―偽りの記憶
31.いらない枠を作ってしまう―無意識のいたずら
32.発言するのは最初がいい? それとも最後?―順序効果
パート4 いざ、決断のとき
33.ダイエットは明日からはじめよう―プランニングの誤り
34.リターンを考えすぎる人、リスクを考えすぎる人―欲深と尻すぼみ
35.都合のいいことだけを覚えている―明るい記憶
36.今のままがいちばんいい―現状維持
37.読みたいように読んでしまう―先入観のトラップ
38.サルにならって取引をする―損失回避性
39.「あの飛行機に乗ってさえいたら」―後悔の理論
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