あるテレビを見てふと思い出した。
それは床がピカピカで品格が漂う舞台をはじめて見た時の事。
「誰が見ていなくてもこの舞台には上がってはいけない。魂で磨き上げたと言うか、神が宿る場所では」と言う感覚になったのを。
今日は知り合いが「お酒、飲み切れないので上げるよ。悪いけど取りに来て」と、有り難い連絡を頂いたので直ぐに参上。
その家には宮大工さんが造った床の間があるのだが、ここもいつ行っても綺麗で思わず「誰が掃除しているんですか?」と聞いてしまった(笑)
マイドクターは「私の場合、身近なもので言うとドクターコートは大事にしている。これを着ると救う事だけに集中出来ると言うか、スイッチが入るだよ」と、相手にも自分にも影響を与えるユニホームの力というものを教えてくれた。
「宿る」で検索して見ると、素晴らしいDVDがありました。
特に第3巻、4巻の弟子との対話が見たい。
私は最近になり「物を通して人と触れる、つながりを深める」これがようやく見える様になって来た。
商品の説明
●規格
カラー/4:3 スタンダード/各片面1層/260分/音声:1.オリジナル日本語〈ドルビー・デジタル・ステレオ〉
●製作年・国
1997年・日本
●権利元
(C)『西岡常一 社寺建築講座』製作委員会
●解説
昭和9年から始まった法隆寺の昭和大修理や、薬師寺の伽藍復興と金堂・西塔の再建などに一生を捧げ、畏敬の念をこめて“最後の宮大工"“法隆寺の鬼"と称された西岡常一。飛鳥時代から伝わる建築技法を体得した彼は、国宝級の“匠"である。輝かしい功績を残した西岡への注目度は高く、今年公開されたドキュメンタリー映画『鬼に訊け -宮大工 西岡常一の遺言-』は、若年層の観客も多数動員するヒット作となった。
既に鬼籍に入った西岡常一の無二の技術と深遠なる哲学の全てを、本作『西岡常一 社寺建築講座』はDVD4枚組のボリュームで、余すところなく伝える。法隆寺の昭和大修理や薬師寺白鳳伽藍の復興を例に、寺院建築の技術の底に横たわる精神・考え方についてを語る第1巻から始まり、第2巻では素材である檜に対しての徹底した考察がなされ、第3巻・4巻では弟子との対話を通じて、大工道具の使い方と木組の真髄を伝授。日本を代表する建築史家で東大名誉教授の太田博太郎をして「これによって西岡常一は永遠に生きる」と言わしめた本作は、真に貴重な映像集と言えるだろう。
●収録内容
【第1巻】宮大工の技法と精神(65分)
第1章 白鳳伽藍を復興する
第2章 法隆寺で学ぶ
第3章 木割と規矩
第4章 法隆寺金堂の大修理
第5章 塔設計を考える
第6章 愚子見記について
【第2巻】木を知る(52分)
第1章 木のいのち
第2章 木を買わず山を買え
第3章 乾燥の考え方
第4章 木取りの実際
第5章 木を見極める
第6章 適材適所の使い方
第7章 日本林業への提言
【第3巻】道具と技術(75分)
第1章 大工道具の種類と編成
第2章 古代の道具の使い方
第3章 鑿の使い方
第4章 鉋の歴史と使い方
第5章 鋸の種類と発展
第6章 曲尺の使い方
第7章 研ぎの心がけ
【第4巻】木を組む(68分)
第1章 白鳳伽藍への道
第2章 薬師寺金堂の木組
第3章 金堂以降の復興の歩み
第4章 薬師寺回廊の様式と構造
第5章 薬師寺回廊の木組
第6章 白鳳伽藍復興への思い
※本編の映像は、過去に発売された同名VHS、DVDと同一の内容です。
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
“最後の宮大工”西岡常一の技術と哲学のすべてを集大成したBOX。法隆寺の昭和大修理や薬師寺の伽藍復興、金堂・西塔の再建など、実際に手掛けた寺社を例に取り、建築技術の底に横たわる精神や考え方、素材に対する徹底した考察などを紹介する。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます