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相次ぐ人材流出

2014年09月13日 06時25分49秒 | 日記

相次ぐ人材流出…揺れる日産ゴーン体制 副社長ら退職で広がる波紋(フジサンケイビジネスアイ) - goo ニュース
日産自動車から主要幹部の流出が相次いでいる。カルロス・ゴーン社長の右腕だったアンディ・パーマー副社長(51)が英高級車メーカー、アストン・マーチンの最高経営責任者(CEO)へ転身。高級車部門「インフィニティ」の責任者、ヨハン・ダ・ネイシン氏も米ゼネラル・モーターズ(GM)に引き抜かれた。欧米企業では競合他社への移籍は珍しくないとはいえ、腹心の相次ぐ脱落は在任15年目を迎えたゴーン体制を揺るがしている。

 「このままいてもトップになれないと、見切りを付けたのだろうか」。ある日産社員は、パーマー氏の退職が発表された2日の衝撃をこう振り返る。移籍の情報は大半の社員には報道発表当日まで知らされず、波紋が広がっているという。

 日産の資本提携先である仏ルノーは、4月の株主総会でゴーンCEOの取締役再任を決めた。筆頭株主の仏政府が続投を了承したことで、少なくとも肝煎りである日産の経営目標「パワー88」が終了する2017年3月期まで両社のトップを続けることが確実視されている。それは、ゴーン氏の後継候補たちにとって、経営トップに立つチャンスが遠ざかったことを意味する。

 パーマー氏だけでなく、インフィニティの躍進を期待されたダ・ネイシン氏がGMの高級車部門「キャデラック」のトップに迎えられるなど、今年に入り後継候補とみられていた幹部が次々と他社に流出した。ルノーの最高執行責任者(COO)も、仏プジョー・シトロエン・グループ(PSA)のCEOに就任した。

 「実力がある経営者ほどナンバー2には満足できない」(アナリスト)だけに、経営難の日産をよみがえらせた“カリスマ”の長期政権が逆に人材流出を招いていると見る向きもある。

 日産は日本で最も経営陣のグローバル化が進んだ企業の一つ。ルノー出身者だけでなく他社から引き抜いてきた幹部も多く、51人いる執行役員のうち17人を外国人が占める。ある日産幹部は「プロの経営者を海外から集めてきたために、逆にヘッドハンティングからも狙われやすくなっている」と説明する。

 実際、GMに移ったダ・ネイシン氏は2年前に独アウディから日産に転籍した経緯がある。世界中に生産・販売網を広げる大手自動車メーカーでは即戦力となる幹部の引き抜き合いが加速しており、日産も仕掛けた分だけやり返されているという。

 また、言語の壁や生活習慣の違いから、日本で生活する外国人経営者やその家族が感じるストレスは小さくない。「住み慣れた欧米に帰りたい。子供にも日本のインターナショナルスクールではなく故国の学校で教育を受けさせたいという家族からの要求が、移籍の大きな理由になっている」(日産幹部)
(以下略)


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