不明女児、無事保護=近所の26歳男を逮捕―自室に監禁容疑・北海道警(時事通信) - goo ニュース
先月27日から行方不明になっていた札幌市白石区の小学3年の女児(9)について、北海道警は2日、自宅近くに住む男の部屋にいるところを無事保護し、監禁容疑で無職松井創容疑者(26)を現行犯逮捕した。道警によると、女児に目立った外傷はない。松井容疑者は「事実と違う」と否認している。
逮捕容疑は、同区東札幌三条のアパートの自室に女児を監禁した疑い。
道警などによると、松井容疑者のアパートは女児宅から数百メートルで、2人に面識はないとみられる。発見時、女児は居間のパソコン用椅子に座っていた。縛られるなどしておらず、捜査員が部屋に入ると泣きだしたという。
女児は27日午後3時ごろ、「ノートを買いに行く」と母親に告げて外出したまま行方が分からなくなっていた。松井容疑者は、女児が帰宅したところを自宅の駐車場で待ち伏せし、「ちょっと来て」などと声を掛けて自室に連れ込んだとみられる。監禁当初は、ガムテープのようなもので全身を縛っていたという。
2日に道警に寄せられた不審者情報や、男の後を少女が付いていく防犯カメラの映像などから、松井容疑者が浮上した。同日午後10時半ごろ、部屋から出てきたところを捜査員が職務質問し、室内に入ったところ、女児を発見。その場で松井容疑者を逮捕した。
道警は事件や事故に巻き込まれた可能性があるとみて、写真などを公開し、情報提供を求めていた。
女児は同区内の会社員(34)の次女で、市立東札幌小の3年生。両親は道警を通じて、「無事に次女を見つけることができ、心から感謝しています」とのコメントを出した。
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